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ニュースリリース

サントリーホール オペラ・アカデミー オペラティック・コンサート

掲載番号
No.sh0474
掲載日
(2025/12/12)
カテゴリー
文化・スポーツ
企業名

PDF版はこちら

左から東山桃子、米田七海、谷島晟、山元三奈

© K. Iida
2023年3月「オペラティック・コンサート」公演より

次代の声楽界を担うフレッシュな歌い手たちによる『ラ・ボエーム』と『愛の妙薬』の名場面
本格的なオペラの舞台経験を積むための第一歩となるコンサートを指導陣と共に

サントリーホールは2026年3月13日(金)19:00より、ブルーローズ(小ホール)で、サントリーホール オペラ・アカデミー オペラティック・コンサートを開催します。
若き声楽家およびピアニストを対象に“研鑽の場”と“演奏の場”を提供する「サントリーホール オペラ・アカデミー」。本公演「オペラティック・コンサート」は、主にアドバンスト・コースの受講生が本格的なオペラの舞台経験を積むための第一歩として、ファカルティ(指導陣)との共演でアンサンブルと演技の両面を磨き、より実践的な研鑽の成果を披露する公演です。本アカデミー公演ではおなじみの朝岡聡による軽妙なナビゲートのもと、前半のプッチーニ作曲『ラ・ボエーム』では、来夏にイタリアのペーザロで開かれる世界の若手歌手の登竜門「ROFアカデミア・ロッシニアーナ」への参加が認められた東山桃子(ソプラノ)が、本アカデミーを修了し今期よりアシスタント・ファカルティに就任した石井基幾(テノール)と共演します。後半のドニゼッティ作曲『愛の妙薬』ハイライトでは、すでに藤原歌劇団で数々の主要な役に出演し、今期よりアドバンスト・コース第7期に飛び級合格を果たした米田七海(ソプラノ)が、同コース生の谷島晟(テノール)と共演、さらに本オペラを知り尽くしたエグゼクティブ・ファカルティのジュゼッペ・サッバティーニが、助演として特別にドゥルカマーラ役で出演します。本公演の原語指導・演技指導を行う特別講師の田口道子(演出家)が自ら構成・語りを務め、プリマヴェーラ・コース第8期生の山元三奈(ソプラノ)と同コース生による女声アンサンブルも加わります。両演目とも、オーケストラのパートはコーチング・ファカルティの古藤田みゆき(ピアノ)が務めます。指導陣の強力なサポートを得て次代の声楽界を担うフレッシュな歌い手たちが繰り広げる活き活きとした舞台に、どうぞご期待ください。
サントリーホールは、次世代を担う若手音楽家を支援する「ENJOY! MUSIC プログラム」の柱のひとつとして、学業期を終えてプロフェッショナルを目指す若手音楽家、すでにプロフェッショナルとして歩んでいる音楽家を対象に、育成と演奏の場を提供する「サントリーホール アカデミー」を、オペラと室内楽の二部門で開催しています。

※公演詳細はこちらからご覧ください。
 https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/20260313_S_3.html

[チケットのお申し込み・お問合せ]
 サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日、12/30~1/4除く)
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
 サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 suntory.jp/HALL/

― 記 ―

サントリーホール オペラ・アカデミー
オペラティック・コンサート
Suntory Hall Opera Academy
Operatic Concert

【日時】2026年3月13日(金)19:00開演(18:20開場) 

【会場】サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

【出演・曲目】
プッチーニ:オペラ『ラ・ボエーム』第1 より
Giacomo Puccini: Act 1 from La bohème, Excerpts
ミミ:東山桃子(ソプラノ)Mimì: Momoko Toyama, Soprano
ロドルフォ:石井基幾(テノール)Rodolfo: Motoki Ishii, Tenor 

ドニゼッティ:オペラ『愛の妙薬』ハイライト
Gaetano Donizetti: L’elisir d’amore, Highlights
アディーナ:米田七海(ソプラノ)Adina: Nanami Yoneda, Soprano
ネモリーノ:谷島 晟(テノール)Nemorino: Joe Yajima, Tenor
ドゥルカマーラ:ジュゼッペ・サッバティーニ Il dottor Dulcamara: Giuseppe Sabbatini
ジャンネッタ:山元三奈(ソプラノ)Giannetta: Mina Yamamoto, Soprano
女声アンサンブル:サントリーホール オペラ・アカデミー
Female Vocal Ensemble: Suntory Hall Opera Academy
構成・語り:田口道子 Michiko Taguchi, Scriptwriter & Storyteller 

ピアノ:古藤田みゆき Miyuki Kotouda, Piano
ナビゲーター:朝岡 聡 Satoshi Asaoka, Navigator 

音楽統括:ジュゼッペ・サッバティーニ Giuseppe Sabbatini, Music Director
原語指導・演技指導:田口道子 Michiko Taguchi, Diction Coaching & Stage Director 

プロフィールはこちら

【主催】サントリーホール
【協賛】ヤマヒロ株式会社/リベラグループ株式会社
【助成】文化庁文化芸術振興費補助金(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会

【チケット料金】指定席5,000円 U25席1,000円
【チケット発売】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売:2025年12月19日(金)10時~21日(日)
一般発売:2025年12月22日(月)10時~
【チケット取り扱い】
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日、12/30~1/4を除く)
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
チケットぴあ t.pia.jp
イープラス eplus.jp
※U25席はサントリーホールチケットセンター(WEB・電話・窓口)のみ取り扱い。25歳以下、来場時に身分証提示要。
※内容に変更が生じる場合がありますので、あらかじめご了承ください。公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=suntory.jp/HALL/
※就学前のお子様は同伴・入場いただけません。

【プロフィール】
■ソプラノ:東山桃子 Momoko Toyama, Soprano *アドバンスト・コース第7
岩手県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科首席卒業、並びにアカンサス音楽賞、松田トシ賞、同声会賞受賞。同大学大学院修士課程声楽専攻修了。2019年度青山音楽財団奨学生、21年度武藤舞奨学金奨学生。第61回日伊声楽コンコルソ第3位および歌曲賞(岡部多喜子・嶺貞子賞)。2025年9月のクオーレ・ド・オペラおよび11月の小千谷市民オペラ『ラ・ボエーム』ミミ役で出演し、好評を博す。26年2月、大阪交響楽団第286回定期演奏会オペラ・演奏会形式シリーズVol.4“耳なし芳一”に若い娘役で出演予定。26年夏には、ペーザロ(イタリア)のロッシーニ・オペラ・フェスティバル(ROF)アカデミア・ロッシニアーナへの参加が決定している。

■ソプラノ:米田七海 Nanami Yoneda, Soprano *アドバンスト・コース第7
昭和音楽大学卒業、同大学大学院修了。2019年V. テッラノーヴァ国際声楽コンコルソ第3位、20年かわさき声楽コンクール第2位、22年第9回あおによし音楽コンクール奈良プロフェッショナルステージ声楽部門第1位。昭和音楽大学オペラ公演『ドン・ジョヴァンニ』ヅェルリーナ役としてデビュー後、同『愛の妙薬』アディーナ役などに出演。藤原歌劇団では『イル・カンピエッロ』ニェーゼ役でデビューし、『ラ・ボエーム』ムゼッタ役、『ラ・チェネレントラ』クロリンダ役、『ファルスタッフ』ナンネッタ役、『ロメオとジュリエット』ジュリエット役など主要役を務め注目を集める。23年パリ開催のOpera for Peace主催マスタークラスや25年のROFアカデミア・ロッシニアーナにも選抜され、海外でも研鑽を積む。藤原歌劇団団員。 

■テノール:谷島 晟 Joe Yajima, Tenor *アドバンスト・コース第7
国立音楽大学附属高等学校ピアノ科を経て、同大学演奏・創作学科声楽専修卒業。その後、都内を中心にオペラなどで演奏活動をするほか、公立中学校の吹奏楽部や一般の合唱団の指揮者を務めた。第10回東京国際声楽コンクール入選。第1回国際声楽コンクール東京第3位(1位なし)。鹿内芳人、田辺とおる、今尾滋、山下浩司に師事。2025年7月、スポレート(イタリア)のメノッティ芸術祭において、G. サッバティーニのマスタークラスを受講。 

■ソプラノ:山元三奈 Mina Yamamoto, Soprano *プリマヴェーラ・コース第8
富山県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科首席卒業、並びにアカンサス音楽賞、松田トシ賞、同声会賞、佐々木成子賞受賞。二期会オペラ研修所第67期マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。第76回全日本学生音楽コンクール全国大会第2位。第10回日光国際音楽祭声楽コンクール今市ロータリークラブ賞受賞。第21回北陸新人登竜門コンサートにてオーケストラ・アンサンブル金沢と共演。宗次エンジェル基金/公益社団法人日本演奏連盟奨学生。 

テノール:石井基幾 Motoki Ishii, Tenor *アシスタント・ファカルティ
東京藝術大学大学院修士課程修了。サントリーホール オペラ・アカデミー アドバンスト・コース第5期修了。2021年サントリーホール フレッシュ・オペラ『ラ・トラヴィアータ』アルフレード役でデビュー。23年6月にはタン・ドゥン作曲のオペラ『TEA』上海公演に初の日本人キャストとして抜擢され、25年3月福建省・福州、5月香港公演に続けて出演、高い演技力も評価された。東京・春・音楽祭2024リッカルド・ムーティ指揮『アイーダ』伝令役、イタリア・オペラ・アカデミー in 東京『仮面舞踏会』リッカルド役、同『シモン・ボッカネグラ』ガブリエーレ・アドルノ役で出演するなど、近年目覚ましく活躍の場を広げている。 

■ピアノ:古藤田みゆき Miyuki Kotouda, Piano *コーチング・ファカルティ
日本大学芸術学部音楽学科ピアノ科卒業。東京二期会、藤原歌劇団などのオペラ団体で音楽スタッフとして経験を積む。1993年から2010年までサントリーホール ホール・オペラ®のチーフ音楽スタッフを務め、世界的な指揮者や歌手から厚い信頼を得た。国内外のコンクール、音楽祭、マスタークラスにも招かれている。また、オーケストラ・パートをピアノ一台で演奏するオペラ全曲公演に数多く出演するほか、声楽の共演者として、リーダーアーベントをはじめリサイタルやコンサートでも活躍している。22年、NHK「クラシック倶楽部」出演。

■ナビゲーター:朝岡 聡 Satoshi Asaoka, Navigator
慶應義塾大学卒業。テレビ朝日にアナウンサーとして入社し、各種スポーツ中継のほか「ニュースステーション」初代スポーツキャスターとして活躍。1995年にフリーとなってからはテレビ・ラジオ・CM出演のほか、クラシックコンサートの企画構成や司会でもコンサート・ソムリエとして活動のフィールドを広げている。とくにオペラと古楽ではユニークな評論が注目を集めており、クラシックの語り部としても幅広く活動中。興味深い内容を軽妙な語り口で展開する独自の世界は、新しい芸術ファンのすそ野を広げる司会者として注目と信頼を集めている。新著に『イタリア 麗しの庭園と館をめぐる旅』(産業編集センター)など。日本ロッシーニ協会副会長。日本音楽教育文化振興会理事。東京藝術大学客員教授。 

■音楽統括/『愛の妙薬』助演:ジュゼッペ・サッバティーニ *エグゼクティブ・ファカルティ
Giuseppe Sabbatini, Music Director / Supporting Cast (L’elisir d’amore)
世界的テノール歌手の活動を経て指揮者・声楽指導者に転向。ヨーロッパ、日本を中心に国際的に活動し、マリエッラ・デヴィーアら一流歌手と共演。後進への指導にも熱心で、母校のサンタ・チェチーリア音楽院(ローマ)、ヴェルディ音楽院(ミラノ)、キジアーナ音楽院(シエナ)、プッチーニ音楽祭アカデミー(トッレ・デル・ラーゴ)、エレナ・オブラスツォワ・アカデミー(サンクトペテルブルク)、ニューヨーク州立大学など世界各地でマスタークラスを開催してきた。2025年マルティナ・フランカのベルカント・アカデミーの講師に就任。歌唱テクニック、楽曲分析および解釈と、ハイレベルなレッスンにおけるその指導内容は幅広く、精力的に教育活動を行っている。さらに、主要な国際コンクールの審査委員を歴任し、23年のアルフレード・クラウス国際声楽コンクールでは審査委員長を務めた。 

■原語指導・演技指導/『愛の妙薬』構成・語り:田口道子 *特別講師
Michiko Taguchi, Diction Coaching & Stage Director / Scriptwriter & Storyteller (L’elisir d’amore)
ミラノ・G・ヴェルディ音楽院卒業、ディプロマ取得。メゾ・ソプラノとして活躍後、再演演出家としてミラノ・スカラ座、ヴェローナ野外劇場、フィレンツェ五月音楽祭などイタリア各地を中心に活躍、新国立劇場でも再演演出を手掛ける。近年は演出家としてサントリーホール オペラ・アカデミー公演では『セビリャの理髪師』『コジ・ファン・トゥッテ』『愛の妙薬』『ラ・ボエーム』『フィガロの結婚』を手がけ、2021年にはサントリーホール ホール・オペラ®/フレッシュ・オペラ『ラ・トラヴィアータ』、22年にはびわ湖ホールで『ファルスタッフ』を演出し好評を博した。訳書に『リッカルド・ムーティ自伝:はじめに音楽 それから言葉』『リッカルド・ムーティ、イタリアの心 ヴェルディを語る』(音楽之友社)。字幕翻訳も多数。

≪ご参考≫ サントリーホール オペラ・アカデミー
サントリーホール オペラ・アカデミーは、学業期を終えて世界にはばたくプロフェッショナルを本気で目指し、真摯に音楽に向き合う若き声楽家およびピアニストを対象に、その成長と成熟を図り、無償で学べる“研鑚の場”とさまざまな“演奏の場”を提供しています。
1993年に発足した本アカデミーは、世界的な指揮者やコレペティトゥア、歌手によるレッスンを受けるのみならず、アカデミーのメンバー同士が互いのよき「耳」となり、歌を聴いて意見を述べることで啓発しあうグループ研修会のスタイルが大きな特徴です。
2011年秋より、元世界的テノール歌手で指揮者・声楽指導者のジュゼッペ・サッバティーニをエグゼクティブ・ファカルティに迎えて開講しています。イタリア語による歌曲やオペラをレパートリーの中心にすえ、基礎的なテクニックの習得を目指す「プリマヴェーラ・コース」と、同コース修了生がさらに深い音楽表現を磨くための「アドバンスト・コース」の2コースを展開、本年10月からはプリマヴェーラ・コース第8期生とアドバンスト・コース第7期生計25名が在籍しています。これまでに、迫田美帆、土屋優子、中川郁文、林眞暎、石井基幾など国内外のオペラ・プロダクションで活躍する修了生を数多く輩出してきました。 

エグゼクティブ・ファカルティ:ジュゼッペ・サッバティーニ(指揮者/声楽指導者)
コーチング・ファカルティ:
 野田ヒロ子(ソプラノ)
 櫻田 亮(テノール)
 古藤田みゆき(ピアノ)
アシスタント・ファカルティ:
 迫田美帆(ソプラノ)*アドバンスト・コース第2期修了
 石井基幾(テノール)*アドバンスト・コース第5期修了
特別講師:
 田口道子(演出家)
 森田 学(言語学/音楽学)

※サントリーホール オペラ・アカデミー講師陣(ファカルティ)のプロフィールはこちらからご覧ください。
 https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/enjoymusic/academy/opera/

以上

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