公益財団法人サントリー芸術財団 サントリーホール(所在地:東京都港区、館長:堤剛)は、2026年に開館40周年を迎えます。
東京初のコンサート専用ホールとして、“世界一美しい響き”をめざし、1986年10月12日に開館しました。これまで創造的で質の高い自主企画公演、音楽文化の継承と発展を視野に入れたエデュケーション活動、開かれたホールとしての様々な取り組みを実施してきました。日本を代表するコンサートホールとして、国内外の多くのクラシック音楽ファンやアーティストから高い評価とご支持をいただいています。開館以来、すでに約21,000公演を実施、のべ2,304万人(※)のお客様に来場いただきました。
(※)2025年10月末現在
「サントリーホール開館40周年」は2026年4月1日~2027年2月28日の11か月間、多彩な活動を展開いたします。1986年の開館以来、世界の一流アーティストによる音楽を、音楽を愛する聴衆とともに育んでまいりました。音楽の豊かな未来は、奏でる人と聴く人の生命(いのち)が共に輝く瞬間から生まれるということに想いを致し、「この瞬間が、未来になる Moments that Shape the Future」を40周年のキーメッセージとしました。このキーメッセージを基とした40周年ロゴマークは、サントリーホールの「響」マークを中心に、デザインされた「40th」の文字が未来に向けた意味合い等を表します。
周年の期間内では様々な記念公演を開催し、15周年を迎える室内楽の祭典「チェンバーミュージック・ガーデン」、サントリーホールの完全オリジナル作品で海外でも高い評価を受けるタン・ドゥン:ホール・オペラ®『TEA』の再々演、1987年から続くコンテンポラリーの祭典「サマーフェスティバル」、周年記念のメイン公演「40周年記念ガラ・コンサート」、85歳の記念イヤーを迎える巨匠リッカルド・ムーティが指揮する「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2026」など、内外のトップ・アーティストによる豪華な公演を展開します。また日本初こどものためのオーケストラ定期公演「こども定期演奏会」は、2026年12月に第100回を迎えます。さらには次世代の演奏家育成に注力し「サントリーホール・アカデミー(オペラ・室内楽)」を中心に新たな発展のスタートの年ともなります。こうした「主催・共催公演」に加えて、厳選された40周年記念「参加公演」が、年間ラインアップに加わります。また公演に付随した様々な特別企画等も開催いたします。どうぞご期待下さい。
| 〔資料〕 1. サントリーホール40周年 キーメッセージ&ロゴマーク 2. 40周年記念事業について 3. (参考資料) サントリーホール40年の歩み |
| [お問合せ] サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002(平日 11:00~18:00 休館日を除く) FAX 03-3505-1007 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 http://suntory.jp/HALL/ |
1.サントリーホール40周年 キーメッセージ&ロゴマーク
サントリーホールは、日本で初めて客席がステージを取り囲むヴィンヤード形式を採用し、“世界一美しい響き”をコンセプトに誕生しました。開館当時から使用しているサントリーホールのロゴマークも「響」という漢字をモチーフにしたものです。(デザイナー:五十嵐威暢氏)
開館から40年、サントリーホールでは世界の一流アーティストによる音楽を、音楽を愛する聴衆とともに育んでまいりました。音楽の豊かな未来は、奏でる人と聴く人の生命(いのち)が共に輝く瞬間から生まれます。サントリーホールがお届けしてきた“美しい響き”の瞬間は、そこから先の未来へとつながります。サントリーホールの未来は、いま、ここからはじまる。―― キーメッセージの
「この瞬間が、未来になる Moments that Shape the Future」にはそんな想いを込めました。
■メッセージ
この瞬間が、未来になる
Moments that Shape the Future
■ロゴマーク
■ボディコピー
音は一瞬で消えるのに、響きは永遠のようにつづいていく。
音楽家と聴衆の熱や興奮がひとつになって、大きな歓びになる。
いま、この空間にしかないもの。奏でる人と聴く人の生命が、共に輝く瞬間。
音楽の豊かな未来は、この瞬間から生まれる。だから、わたしたちは、
いま、ここ、を何よりも大切にしたい。サントリーホール40年目の想いです。
2.40周年記念事業について
40周年記念公演は、サントリーホールが主催者となり開催する「主催・共催公演」と、40周年期間内に開催されラインアップを彩る「参加公演」(協力:サントリーホール)が質の高い多彩な公演をお届けします。*公演日程およびタイトルは変更の場合が有ります。
【主催・共催公演】
2026年
| 4月5日(日) | オープンハウス |
| 4月14日(火) | 京都市交響楽団70周年記念 沖澤のどか指揮 京都市交響楽団(チェロ:堤 剛) <共催:京都市交響楽団> |
| 5月1日(金) | にじクラ~トークと笑顔と、音楽と 第10回 <共催:日本フィルハーモニー交響楽団> |
| 5月10日(日) | 第97回こども定期演奏会 <共催:東京交響楽団> |
| 6月3日(水) | 小山実稚恵ピアノ・リサイタルシリーズ Vol.1 |
| 6月5日(金)~ 6月20日(日) |
サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 2026 |
| 6月21日(日) 6月22日(月) |
日本フィル創立70周年記念「千人の交響曲」(指揮:カーチュン・ウォン) <共催:日本フィルハーモニー交響楽団> |
| 7月3日(金) 7月4日(土) |
タン・ドゥン:ホール・オペラ®『TEA』 |
| 7月5日(日) | 第98回こども定期演奏会 <共催:東京交響楽団> |
| 8月11日(火祝) | サントリーホール オルガン・フェスティバル |
| 8月22日(土)~ 8月30日(日) |
サントリーホール サマーフェスティバル 「40周年記念公演」「テーマ作曲家:ルカ・フランチェスコーニ」 「第36回 芥川也寸志サントリー作曲賞選考演奏会」ほか |
| 9月2日(水) | にじクラ~トークと笑顔と、音楽と 第11回 <共催:日本フィルハーモニー交響楽団> |
| 9月6日(日) | 第99回こども定期演奏会 <共催:東京交響楽団> |
| 9月10日(木) | 反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ <共催:ジャパン・ナショナル・オーケストラ> |
| 9月19日(土) 9月20日(日) |
サントリーアートキッズクラブ いろいろドレドレ Vol.10 |
| 9月19日(土) | 東京交響楽団創立80周年 シュミット:オラトリオ「7つの封印の書」 指揮:ロレンツォ・ヴィオッティ <共催:東京交響楽団> |
| 9月26日(土) | 日本音楽財団「ストラディヴァリウス・コンサート2026」<共催:日本音楽財団> |
| 10月上旬 | ARK Hills Music Week <共催:森ビル株式会社> |
| 10月2日(金)~ 10月6日(火) |
サントリーホール ARKクラシックス <共催:エイベックス・クラシックス> |
| 10月10日(土) 10月12日(月祝) |
NHK交響楽団100周年記念 ファビオ・ルイージ指揮 プッチーニ:「トスカ」 <共催:NHK交響楽団> |
| 10月14日(水) | ヴェルビエ・フェスティバル・オーケストラ(ピアノ:藤田真央) <共催:AMATI> |
| 10月26日(月) | 小林研一郎(指揮)『500回記念コンサート』(仮称) |
| 10月29日(木) | 小山実稚恵ピアノ・リサイタルシリーズ Vol.2 |
| 10月下旬 (2公演) |
ヨーヨー・マ(チェロ)スペシャルコンサート |
| 10月31日(土) 11月1日(日) |
サントリーホール40周年記念ガラ・コンサート 指揮:リッカルド・ムーティ ピアノ:内田光子 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
| 11月5日(木) | にじクラ~トークと笑顔と、音楽と 第12回 <共催:日本フィルハーモニー交響楽団> |
| 11月7日(土)~ 11月12日(木) |
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2026 リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (特別プログラム:「無料公開リハーサル」「青少年プログラム」「公開マスタークラス」) |
| 11月17日(火) 11月18日(水) |
クリスティアン・ティーレマン指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団 <共催:テンポプリモ> |
| 11月23日(月祝) | テオドール・クルレンツィス指揮ユートピア管弦楽団 <共催:エイベックス・クラシックス> |
| 11月25日(水)~ 11月27日(金) |
サー・サイモン・ラトル指揮バイエルン放送交響楽団 <共催:ジャパン・アーツ> |
| 12月6日(日) | 第100回こども定期演奏会「第100回特別プログラム」 <共催:東京交響楽団> |
| 12月24日(木) | サントリーホール クリスマスコンサート 2026 バッハ・コレギウム・ジャパン「聖夜のメサイア」 |
| 12月25日(金) | サントリーホールのクリスマス 2026 |
| 12月31日(木) | サントリーホール ジルヴェスター・コンサート 2026 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 |
2027年
| 1月1日(金祝)~ 1月3日(日) |
サントリーホール ニューイヤー・コンサート 2027 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 |
| 1月8日(金) 1月10日(日) |
MIDORI(ヴァイオリン) スペシャルコンサート |
| 1月17日(日) | 小山実稚恵ピアノ・リサイタルシリーズ Vol.3 |
| 2月6日(土) 2月7日(日) |
グスターボ・ドゥダメル指揮シモン・ボリバル交響楽団 <共催:AMATI> |
| 2月13日(土) | 河村尚子ピアノ・リサイタル |
| 2月28日(日) | 40周年フィナーレ・コンサート |
【参加企画】
| 4月1日(水) サー・アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル <主催:KAJIMOTO> 5月11日(月)、12日(火) ラハフ・シャニ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 <主催:KAJIMOTO> 5月18日(月)、19日(火) パーヴォ・ヤルヴィ指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 <主催:ジャパン・アーツ> 5月24日(日) 上野通明チェロ・リサイタル <主催:KAJIMOTO> 5月27日(水)、28日(木) ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 <主催:KAJIMOTO> 7月22日(水) ワディム・レーピン ヴァイオリン・リサイタル <主催:AMATI> 9月22日(火祝) サントリーグループ交響楽団(指揮:沼尻竜典) <主催:サントリーグループ交響楽団> 10月24日(土) 宮田 大 無伴奏チェロ・リサイタル <主催:日本コロムビア> 2027年 1月7日(木) ウィーン・リング・アンサンブル <主催:KAJIMOTO> |
*今後、追加となる「主催・共催公演」「参加公演」も有ります。
*公演詳細ラインアップチラシは、2026年1月1日以降に公開予定です。
以上