近藤 絢子（こんどう あやこ）
1979年、東京都板橋区生まれ。46歳。
2003年、東京大学大学院経済学研究科修士課程現代経済専攻修了。
2009年、コロンビア大学大学院（GSAS）経済学博士課程修了。PhD（Economics）。
法政大学経済学部准教授、横浜国立大学国際社会科学研究院准教授、東京大学社会科学研究所准教授などを経て、2020年より東京大学社会科学研究所教授（現在に至る）。
専門は労働経済学、公共経済学。
著書
『世の中を知る、考える、変えていく ― 高校生からの社会科学講義』（編著、有斐閣、2023年）など。
論文
“Scars of the Job Market 'Ice-Age'”（Social Science Japan Journal, Volume 27, Issue 2, 2024年）など。
鶴岡 路人（つるおか みちと）
1975年、東京都中央区生まれ。50歳。
1998年、慶應義塾大学法学部卒業。
2001年、慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了。
2012年、ロンドン大学キングス・カレッジより博士号取得（PhD in War Studies）。
在ベルギー日本国大使館専門調査員、防衛省防衛研究所主任研究官、慶應義塾大学総合政策学部准教授などを経て、2025年より慶應義塾大学総合政策学部教授（現在に至る）。
専門は国際安全保障、現代欧州政治。
著書
『EU離脱 ― イギリスとヨーロッパの地殻変動』（筑摩書房、2020年）
『欧州戦争としてのウクライナ侵攻』（新潮社、2023年）など。
荒井 裕樹（あらい ゆうき）
1980年、東京都八王子市生まれ。45歳。
2009年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士（文学）。
日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院人文社会系研究科付属次世代人文学開発センター特任研究員、二松學舍大学文学部准教授などを経て、2024年より二松學舍大学文学部教授（現在に至る）。障害や病気とともに生きる人たちの自己表現活動をテーマに研究や執筆を続ける。
専門は障害者文化論、日本近現代文学。
著書
『隔離の文学 ― ハンセン病療養所の自己表現史』（書肆アルス、2011年）
『まとまらない言葉を生きる』（柏書房、2021年）
『凜として灯る』（現代書館、2022年）など。
細川 瑠璃（ほそかわ るり）
1990年、東京都新宿区生まれ。34歳。
2021年、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。
東京大学教養学部非常勤講師、日本学術振興会特別研究員（PD）を経て、2023年より東京大学大学院総合文化研究科専任講師（2025年12月より同准教授に就任予定）。
専門はロシア思想史。
論文
「天動説ともうひとつのユートピア」（『ユリイカ』2023年1月号）
"The understanding of otherness in the personalism of Lev P. Karsavin and Pavel A. Florensky"（Studies in East European Thought. 1 July 2025）など。
鈴木 昂太（すずき こうた）
1988年、静岡県浜松市生まれ。37歳。
2013年、慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻博士前期課程修了。
2020年、総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻博士後期課程修了。
東京文化財研究所無形文化遺産部研究補佐員を経て、2023年より国立民族学博物館人類文明誌研究部助教（現在に至る）。
専門は日本民俗学、芸能史研究。
著書
『人のつながりの歴史・民俗・宗教』（分担執筆、八千代出版、2022年）
論文
「近代における「法印」の誕生 ― 大乗神楽を伝承する仕組み」（『山岳修験』68号、山岳修験学会、2021年）など。
松永 智子（まつなが ともこ）
1985年、福岡県筑後市生まれ。40歳。
2014年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士（教育学）。
日本学術振興会特別研究員（DC1）、東京経済大学コミュニケーション学部専任講師を経て、2017年より東京経済大学コミュニケーション学部准教授（現在に至る）。
専門はメディア史。
著書
『昭和50年代論 ―「戦後の終わり」と「終わらない戦後」の交錯』（共著、みずき書林、2022年）など。
論文
「英字紙読者の声 ― ジャパン・タイムスと浅間丸事件（1940年）」（『マス・コミュニケーション研究』81号、2012年）など。
鶴見 太郎（つるみ たろう）
1982年、岐阜県飛騨市生まれ。43歳。
2004年、東京外国語大学外国語学部欧米第一課程英語専攻卒業。
2010年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士（学術）。
日本学術振興会特別研究員（PD）、日本学術振興会海外特別研究員（ニューヨーク大学客員研究員）、埼玉大学研究機構准教授などを経て、2016年より東京大学大学院総合文化研究科准教授（現在に至る）。
専門は歴史社会学、ロシア・東欧ユダヤ史、イスラエル・パレスチナ紛争。
著書
『ロシア・シオニズムの想像力 ― ユダヤ人・帝国・パレスチナ』（東京大学出版会、2012年）
『イスラエルの起源 ― ロシア・ユダヤ人が作った国』（講談社、2020年）など。
師田 史子（もろた ふみこ）
1992年、神奈川県横須賀市生まれ。33歳。
2016年、横浜市立大学国際総合科学部国際総合科学科卒業。
2022年、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科（5年一貫制）修了。
2022年より京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教（現在に至る）。
専門は文化人類学。
著書
『現代フィリピンの地殻変動 ― 新自由主義の深化・政治制度の近代化・親密性の歪み』（共著、花伝社、2023年）
論文
「偶然性に没頭し賭けることの有意味性 ─ フィリピンにおける数字くじの事例から」（『文化人類学』第86巻3号、2021年）など。
以上