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ニュースリリース
  • No.14492(2023/11/7)

ノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態・意識調査
サントリー ノンアルコール飲料レポート2023

●新型コロナウイルス感染症拡大前に比べ、自宅内での飲用率、飲用頻度が上昇
●おいしさと種類の増加が飲用量増加を後押し
●健康を気遣う意識の高まりから、ビールテイスト飲料飲用者の約7割が、機能が付加された商品を選択
●RTD/ワインテイスト飲料飲用者の9割以上が、さらに種類が広がることを期待

 2022年のノンアルコール飲料市場は、10年前の約1.4倍の市場規模になったと推定されます。
 今回、サントリー(株)は、ノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態・意識調査(以下「当社調査」)を実施しました。
 なお、当社調査詳細は、以下「サントリー ノンアルコール飲料レポート2023(詳細版)」を参照ください。
 https://www.suntory.co.jp/news/article/mt_items/14492-1.pdf

I 調査サマリー
1.ノンアルコール飲料市場について
・ノンアルコール飲料市場は大きく拡大し、10年前の約1.4倍の市場規模に 

2022年のノンアルコール飲料市場は、4,084万ケース(対前年102%)と、10年前の約1.4倍の市場規模になったと推定されます。2023年の市場規模は、3,978万ケース(対前年97%)になると見込まれます。

※1ケース=8.4L換算(350ml×24本)

2.消費者飲用実態・意識調査
(1)ノンアルコール飲料
・新型コロナウイルス感染症拡大前に比べ、ノンアルコール飲料の自宅内での飲用率・飲用頻度が上昇。日常生活の中でノンアルコール飲料は定着
・月1日以上ノンアルコール飲料を飲んでいる人の半数以上が、1年前に比べ、ノンアルコール飲料の飲用量が増加したと回答。飲用量が増えた理由は、「おいしくなったから」「種類(バリエーション)が増えたから」
・ノンアルコール飲料を月1日以上飲んでいる人の8割以上が、「ビールテイスト飲料」を飲んだことがあると回答。昨年に比べ「ハイボールテイスト飲料」の飲用経験率が上昇
・ノンアルコール飲料を月1日以上飲んでいる人の9割近くが「期待以上においしかった」と回答。7割以上が「お酒を飲んだ時のような満足感」など、お酒で得られるようなさまざまな価値を実感
・ノンアルコール飲料を月1日以上飲んでいる人の約半数が、今後の飲用機会を「今以上に増えそう」と予想 

(2)ノンアルコールビールテイスト飲料
・ノンアルコールビールテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人の4割以上が、1年前に比べ飲用量が増加。増加の主な理由は「おいしさ」と「健康意識」
・ノンアルコールビールテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人の9割以上が「最近、おいしくなった」と評価
・ノンアルコールビールテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人は“健康への気遣い”が飲用の動機に
・ノンアルコールビールテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人の約7割が「ビールテイスト飲料はなんらかの機能がついているものを選ぶ」と回答。また、新しい健康によい機能が付加されたものが発売されたら、8割以上が「試してみたい」と回答 

(3)ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料
・ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人の飲用量が増えた理由は、「おいしくなった」「種類が増えた」「選ぶ楽しみがある」など
・ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人に、最も人気が高いのは「レモンサワーテイスト」。飲用者の好みに合わせて、いろいろな種類を選択
・ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料は「酔わずにお酒気分を楽しめる」ことが魅力。種類によって、感じられる魅力に違いも
・ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人の8割以上が気分に合わせて種類・味(フレーバー)を選択。「飲むシーンに合わせて選択」する人は7割以上
・お酒をよく飲む人は「レモンサワーテイスト」「チューハイテイスト(レモンサワーテイスト以外)」「ワインテイスト」を夕食時や夕食後、風呂上がり、くつろいでいる時に飲用。お酒をあまり飲まない人は、「レモンサワーテイスト」「チューハイテイスト(レモンサワーテイスト以外)」「カクテルテイスト」を食事シーンに加え、団らん時や人と集まる時に飲用
・ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人の9割以上が、今後さらにノンアルコール飲料の種類が広がることを期待。7割以上が「種類が増えたら飲用機会が増えそう」と回答

II 調査概要
・調査対象
-ノンアルコール飲料に関する調査
・一都三県(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)に在住する20~60代の男女 30,000人
-ノンアルコールビールテイスト飲料に関する調査
・上記30,000人のうち、ノンアルコールビールテイスト飲料の月1日以上飲用者 1,239人
-ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料に関する調査
・上記30,000人のうち、ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料の月1日以上飲用者 512人 

・調査方法 インターネット調査
・調査日  2023年9月8日(金)~9月13日(水) 

〈本レポートで使用する用語の定義〉

ノンアルコール飲料:アルコール度数0.00%のビールテイスト飲料やレモンサワーテイスト飲料、チューハイテイスト飲料などの総称
ノンアルコールビールテイスト飲料:アルコール度数0.00%のビールテイスト飲料
ノンアルコールRTDテイスト飲料:アルコール度数0.00%のレモンサワーテイスト飲料、チューハイテイスト飲料(レモンサワーテイスト以外)、ハイボールテイスト飲料(ウイスキーテイストを含む)、カクテルテイスト飲料、梅酒テイスト飲料を示す
(アルコール度数0.00%の焼酎テイスト飲料、日本酒テイスト飲料は含まない)
(RTDは「Ready to Drink」の略語)
ノンアルコールワインテイスト飲料:アルコール度数0.00%のワインテイスト飲料(スパークリングを含む)
この1年間:2022年9月-2023年8月までの期間
半年前:2023年2-3月頃
1年前:2022年9月頃
新型コロナウイルス感染症拡大前:2020年2-3月頃より前
新型コロナウイルス感染症拡大後:2020年2-3月頃より後
「増えた」:設問において、「増えた」「やや増えた」と回答した人の合計
「あてはまる」:設問において、「あてはまる」「ややあてはまる」と回答した人の合計
「そう思う」:設問において、「そう思う」「ややそう思う」と回答した人の合計

※本レポートでは、小数第2位を四捨五入しています。そのため、数字の合計が100%とならない場合があります。

※本レポート内に記載されているMAとは、マルチアンサー(複数回答)を、SAはシングルアンサー(単一回答)を意味します。

※当社調査において、グラフ・文中の「2019年」は2019年6月11日付、「2022年」は2022年10月19日付の「サントリー ノンアルコール飲料レポート」を指しています。

以上

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