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ニュースリリース
  • No.13415(2019/3/19)

「サントリー 天然水の森 奥大山」水源涵養面積拡大

― 新たに約86haの整備活動を開始 ―

 サントリーホールディングス(株)は、「サントリー 天然水の森 奥大山※1」を拡大し、さらなる水源涵養活動を行うため、協定地において国立公園事業を執行する環境省および協定地を所有する烏取県江府町との間で「自然環境の保全、再生及び活用に関する協定※2」を3月19日(火)に締結しました。

 当社は、サントリー天然水 奥大山ブナの森工場※3の水源涵養エリアとその周辺合計約409haを「サントリー 天然水の森 奥大山」として森林整備活動を行っています。
 今回は、さらなる水源涵養面積の拡大を図るべく、新たに約86haのエリアにおいて広葉樹林・湿原環境・草原環境の保全・再生、人工林整備などの活動を始めるものです。これにより、「サントリー 天然水の森 奥大山」は合計約495haに拡大します。今後も鳥取大学農学部の日置佳之教授にご指導いただきながら、水源涵養機能と生物多様性の向上を目指した整備活動を推進していきます。

※1 「サントリー 天然水の森 奥大山」は「法人の森林」「ふれあいの森」(契約先:林野庁、合計面積:約233ha)、「とっとり共生の森」(契約先:鳥取県・江府町・地元集落、面積:約176ha)、今回協定を締結するエリア(契約先:環境省・江府町、面積:約86ha)によって構成されます。

※2 環境省が国立公園内における環境保全・自然再生・水源地管理等に関する協定を民間企業と締結するのは初めてとなります。

※3 2018年12月に工場周辺流域の持続可能な水利用に関する国際的な認証である「Alliance for Water Stewardship(AWS)」を日本で初めて取得しました。


〈サントリーの水源涵養活動について〉
サントリーグループは、「水と生きる」を社会との約束とし、「自然環境の保全・再生」「環境負荷低減」を柱に、持続可能な地球環境を次代へ引き渡すためのさまざまな取り組みを行っています。とりわけ商品づくりに欠かせない水については、水源涵養林として高い機能を持つ森を育てるとともに、豊かな生物多様性を持つ森づくりを行う「天然水の森」の活動を推進しています。サントリーグループ国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水を涵養することを目標に掲げています。2019年3月19日現在、全国15都府県21カ所、約1万haとなりました。

〈ご参考〉サントリー水源涵養活動についてはこちら


― 記 ―

●「サントリー 天然水の森 奥大山」

▼拡大対象エリア
所在地:鳥取県日野郡江府町大字御机字鏡ヶ成709番1、166、174
面積:約86ha
地権者:烏取県江府町
協定期間:5年ごとの自動更新(今後数十年に亘って更新予定)

▼面積:約495ha

※これまでの「サントリー 天然水の森 奥大山」(約409ha)との合計面積


▼活動内容:
針葉樹人工林の間伐、育林材の有効利用、作業道・歩道の開設、広葉樹林保全の為のナラ枯れ対策、ササ刈りによる広葉樹林再生、湿原環境の保全・再生、生物多様性向上のための草原再生など

※サントリーグループでは、持続可能な水と森を育むための活動から生まれた木材を「育林材」と呼んでいます。

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以上