奥大山

ここで育まれる甘くて、やわらかい水。
そのおいしさがそのまま「サントリー天然水 奥大山」になっています。

協定開始:2007年2月
以後、段階的に面積を拡大
面積:約495ha
対象の工場:
サントリー天然水 奥大山ブナの森工場

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森を支える、ブナ

ここで育まれる水やたくさんの生命は、
広大なブナの森に支えられています。

空に向かって伸びる凛々しい姿や、
秋になると紅葉する姿、さまざまな美しさをみせてくれます。

山に、咲く

街では見られない、めずらしい花。
その不思議さや美しさに魅了されます。

(左)ダイセンキスミレ: 大山を中心とした中国地方の山地に咲くキスミレ
(右)サンカヨウ:雨が降ると花びらが透明になるという不思議な特性を持つ。透明になる途中の一瞬をとらえた一枚
(下)ギンリョウソウ(銀竜草):薄暗い林の中で、首を垂らし、全体が白いため、別名「ユウレイタケ」と呼ばれている

冬と奥大山

奥大山は、日本でも有数の豪雪地帯。
美しい自然とこの降雪量が豊富な水のひみつです。

(上)川と雪
(右)ブナ林と雪
(左)ヤマシギの足跡

鳥が住むところ

鳥がのびのびと暮らせる森、それは森が豊かな証拠。
ここにもたくさんの鳥たちが暮らしています。

(左)アカショウビン:よくひびく声で、存在はわかるのに、見つけにくい美しい鳥
(右)キビタキ:オスは水仙の橙色や黄色のようなはなやかな色を持つ鳥
(下)イヌワシ:圧倒されるほどの大きな翼を持つ、日本の山地最大の猛禽

森と向き合うからこそ、
直面する問題

森ととことん向き合うと、
予想もしなかった問題に直面します。
前例がないものや、まだ解決策が見出せていないもの、など難しい問題もあります。
それでも、サントリーはくじけません。水と生命(いのち)にとっての理想の森にするために。

ナラ枯れの拡大

近年、ナラやカシなどの樹が枯れる「ナラ枯れ」という病気が全国的に広がっている。
写真は、夏にも関わらず、ミズナラの葉が赤茶色に染まった森。

ナラ枯れ侵入前には、このように、樹齢100年を超える樹もある美しいミズナラ林が広がっていた。

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後継樹対策

森の一部では、笹がうっそうと生い茂り、ブナなどの後継樹となる若い樹が育ちにくい環境になっている。

そのような場所では、植生調査をした上で、笹原の一部を刈り取り、若い命が育つ環境を整え、成長を見守っている。

森の近くでも

おいしい水を育むのは、森の中だけではありません。
森の近く、「とっとり共生の里」というプログラムに参画しました。

とっとり共生の里

遊休農地の土壌保全と管理とともに、農作物の生産や加工品づくりを応援し、地域社会の発展に貢献する活動。
活動の一環として育てたソバも綺麗に花を咲かせた。

地元の農家の方とサントリー社員がソバの種まきをする様子

育てたソバの実からできた、「奥大山御机そば」

雪深いからできる、天然の冷房
「雪室(ゆきむろ)」

夏の冷房や生産設備の冷却に利用できるよう、冬の間に降り続いた雪を保管している。

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サントリー天然水の森 奥大山

撮影地:鳥取県日野郡江府町 公開年月:2014年12月

法人の森林(もり)

所在地 鳥取県倉吉市関金町野添
面積 約59ha
契約年月 2007年2月
契約期間 30年

林野庁の「法人の森林(もり)」制度に基づき、国と協働して森林の保全・育成を進めています。

とっとり共生の森

所在地 鳥取県日野郡江府町御机
面積 約176ha
協定年月 2007年6月
協定期間 30年

鳥取県の「とっとり共生の森」制度を利用して森林整備活動を進めています。

ふれあいの森

所在地 鳥取県日野郡江府町御机
面積 約174ha
協定年月 2010年12月
協定期間 5年(数十年にわたって更新予定)

林野庁の「ふれあいの森」制度に基づき、地元江府町と連名で鳥取森林管理署と協定を締結し、森林整備活動を進めています。

鏡ヶ成(かがみがなる)

所在地 鳥取県日野郡江府町御机
面積 約86ha
協定年月 2019年3月
協定期間 5年(数十年にわたって更新予定)

環境省中国四国地方環境事務所、江府町、サントリーの3者で、水源涵養と自然再生および国立公園の利活用促進に関する協定を締結し、活動を進めています。

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