1. サントリーTOP
  2. 企業情報
  3. デジタルへの取り組み
  4. 2つの革新
  5. 業務オペレーション
  6. 市民開発による現場業務の改善

MENU

サントリーのデジタルへの取り組み

市民開発による現場業務の改善

現場の改善アイデアを現場によるアプリ開発で実現する「市民開発」を推進。
現場業務を自身が開発したアプリで改善していく事例が増加中。

概要と目的

市民開発とは、専門的なプログラミング知識が不要な簡易なプログラム(ノーコード・ローコード)でアプリを開発する活動を指します。
サントリーでは2020年に工場で市民開発がスタート。2023年には、全社での活用推進を加速させるため、市民開発プロジェクトを発足し、市民開発者の育成と、現場が安心かつ効率的な市民開発が行える環境整備を進めています。現場でしか分からない、そしてそこで生まれる小さな工夫を大きな変革につなげていく——それが「市民開発」の魅力です。

効果※2025年3月時点

350名の市民開発者が開発した570個のアプリによって、年間で10万時間以上の業務効率化が実現されています。

事例

事例1:工場現場 ~ものづくりの情熱をデジタルで形に!紙チェックシートをアプリ化~

工場では、長年使われてきた紙のチェックシートをアプリに置き換えました。これにより、紙の印刷や捺印、データの転記作業が大幅に削減。さらにリアルタイムでデータ分析が可能となり、生産ラインの最適化にもつながっています。現場スタッフのものづくりへのこだわりが、デジタル技術と融合して新たな価値を生み出しました。

事例2:営業現場 ~スマホでサクッと!営業成果情報のスピーディな情報共有を実現~

従来の営業部門では、これまで営業活動後に事務所でパソコンによるインプットしていた活動をスマホアプリ化。導入後はスマートフォンでその場で入力が可能となったことで情報共有のスピードが飛躍的に向上し、迅速な意思決定が可能となりました。営業スタッフからは「移動中の隙間時間を有効活用できる。操作も簡単!」と大好評です。