Liqueur&Cocktail
 

2017 サントリー ザ・カクテルアワード

最終結果レポート

カクテル アワードの称号をかけてプロバーテンダーの決戦の舞台が開幕!

日本最大級のカクテル コンペティション「2017 サントリー ザ・カクテルアワード」が10月5日、ホテルニューオータニ(東京都千代田区) ザ・メイン 宴会場階「鶴の間」にて開催されました。本年度の応募総数は約1,600作品。厳正な事前審査(1stステージ:書類審査、2ndステージ:試作審査)を通過し、ファイナルとなる最終選考会には12名のバーテンダーが創作したショートカクテル部門6作品、ロングカクテル部門6作品がノミネート。課題製品である「メーカーズマーク」、「メーカーズマーク46」、「テキーラ サウザ ブルー」、「テキーラ サウザ ブルー レポサド」、「テキーラ サウザ スリージェネレーション プラタ」、「ルジェ14種」のいずれかを20ml以上使用して考案された多彩なカクテルが決戦の舞台に集いました。

より多くの方が楽しめるカクテルを
ひた向きな思いが導いた「カクテル アワード 2017」

大勢の来場客と業界関係者、報道陣が見守る中、「カクテル アワード 2017」が発表。その栄冠を手にしたのは、井上新平さん(大阪府 リーガロイヤルホテル リーチバー 勤務)の『Aile d’ore(エル ドール)』。フランス語で「黄金の翼」を意味し、お客さまが輝く瞬間を祝福するカクテルとして考案された作品です。「強いお酒を好まれる方、そうではない方、たくさんの皆さまに楽しんでいただけるロングカクテルに挑戦しました」と井上さん。その味は、フルーティーでありながら爽やかで、飲みやすいのに飲みごたえもある奥深い味わい。また「ご自宅でも楽しんでいただけるレシピにしたかった」というもう一つの思いも。カクテルの魅力を多くの方に伝えようと励む、真摯な願いが詰まった一杯が「カクテル アワード 2017」に輝きました。

まさに「オリジナリティ」の結集
卓越した感性が観客を魅了した12作品

美しい色彩、繊細なデコレーション、優美で個性的なグラス。味わいもさることながら、12名の磨きあげられた技術と独創的な感性が奏でるカクテルが観客を魅了した本年度のザ・カクテルアワード。出場者の創作する姿に目を凝らし、味や香りを吟味する審査員の表情からも、その激戦ぶりが伺い知れました。ゲスト審査員を務めた、男性向けライフスタイルマガジン「GEOTHE」(株式会社 幻冬舎)発行人・統括編集長の舘野晴彦氏は、「バーテンダーは、味や技術、所作や佇まいなど、その人ならではの人間力が求められるプロフェッショナルな仕事。審査の細かさや厳しさからもカクテル アワードの受賞は大変な偉業と改めて感じた」とコンペティションの難易度について語られていました。

カクテル アワード歴代受賞者も登場!
					本格カクテルに酔いしれるひと時

競技終了後には、会場を移してブレイクタイムが催されました。課題製品の楽しみ方を様々な味わいのカクテルでご紹介するブランドブースをはじめ、カクテル アワードの歴代受賞者たちがこの日のために考案した「ジャパニーズクラフトジン ROKU」を使ったオリジナルカクテルが提供される特設コーナーも登場。パーティー会場は、大勢のお客さまで瞬く間に賑わいを見せました。

ひと際注目を集めたのは、披露されたばかりの12作品が出場者本人によって振舞われる「出場作品試飲コーナー」。ブース前は試飲を求めるお客さまであふれ、「どうぞお召しあがりください」の言葉にカウンターは手を伸ばす人々で大盛況に。お目当てのカクテルを一杯、また一杯と堪能していました。

作りたてのカクテルを手渡し、質問に笑顔で答える出場者たち。「たくさんのお客さまに見守られながら作り、お飲みいただくというお店では経験できない貴重な場に緊張します」と率直な心境も聞かせてくれました。間近で体感できるバーテンダーたちの魅力、そして一堂に会した本格カクテルの数々が、場内に和やかさと華やぎをもたらした特別なひと時となりました。

受け継がれるカクテルへの情熱
夢を叶えた「黄金の翼」が世界に羽ばたく

表彰式に続いて行われたエキシビションで、自信に満ちた華麗な創作を披露した井上さん。受賞カクテルを改めて味わった舘野氏は「やっぱり奥が深い。何度も口をつけてしまうほど味が広がる」と絶賛し、司会進行役を務めたフランス人女優のボダン・クララさんも「ネーミングが素敵です!」と女性目線で魅力をコメント。受賞への思いを聞かれた井上さんは、「サントリー ザ・カクテルアワードは、思い入れがあるコンペティション。身近な先輩にカクテル アワード受賞者がいたこともあり、その背中を見て、絶対に獲りたいと何年もチャレンジしてきました」と謙虚な姿勢の中に情熱を滲ませた思いを語ってくれました。

類まれなる技と感性が競い合われた熱戦を制し、力強く羽ばたいた「黄金の翼」。日本から世界へ、カクテルの新たな未来を切り拓く一杯が誕生しました。