Liqueur&Cocktail
 

2010 サントリー ザ・カクテルアワード COCKTAIL COMPETITION

最終結果レポート

2010 サントリー ザ・カクテル アワード 受賞レポート

カクテル アワード2010(課題製品 リキュール部門 最優秀賞) 小林 貴史(こばやし たかふみ)さんとベッキーさん

日本から世界へ。新時代の到来を予感させる
2010年 サントリー ザ・カクテル アワード、開幕。

10月20日に開催された「2010 サントリー ザ・カクテル アワード カクテル コンペティション」。東京・新宿 京王プラザホテルで、決戦の場となる最終選考会、そして表彰式が行われました。今年度は、「課題製品 リキュール部門」「課題製品 ウイスキー部門」「フリー作品部門」の3部門で作品を募集。応募総数、約1,000作品の中から厳正なる1次・2次審査を通過した22名が、磨きあげた技と感性、オリジナル・カクテルを披露しました。ゲスト審査員として登場したベッキーさんと日本最大の料理サイト『クックパッド』を運営するクックパッド株式会社 執行役社長室長 小竹貴子さん。緊迫した空気に包まれた会場に華を添えてくれました。大勢の観客がステージを見守るなか、光と音の演出とともにサントリー ザ・カクテル アワードが開幕しました。

ライトアップされたステージに立つ競技者たち創作されたカクテルを、慎重に口元へ運ぶベッキーさんガードナー・ダン氏とナイジェル・ウェウスバウム氏

プロバーテンダーたちが披露する華麗なる技、夢と希望に満ちた新カクテルの数々!

バーテンダーとしての誇りと情熱を胸に、ライトアップされたステージに立つ22名の競技者たち。日々の仕事で鍛錬された妙技、しなやかで美しい動作、宝石のように輝くカクテルが観客の視線を集めていました。目の前で創作されたカクテルを、慎重に口元へ運ぶベッキーさんの表情からも、審査の難しさ、そして全作品のレベルの高さが伝わってきました。
すべての競技が終了し、最終審査が行われるしばしの間は、別会場へ移動してのブレイクタイムに。全22作品の試飲ブースをはじめ、課題製品となった「ミドリ」と「響12年」、10月5日より新登場した話題の「アペロール」を使用したカクテルが振舞われました。会場では、競技を終えた出場者たちが互いの作品を試飲したり、声を掛け合ったりするなど、ステージで見せた表情とは違う、穏やかな笑顔で歓談を楽しんでいました。

世界のバーテンダーたちが魅せる!
本場、ニューヨーク&シドニーのカクテルスタイル。

表彰式のオープニングを飾ってくれたのは、世界で活躍する海外バーテンダーたち。ニューヨークからサントリーウイスキー・ナショナルアンバサダーのガードナー・ダン氏、シドニーからサントリーオーストラリア・クラブサントリーマネージャーのナイジェル・ウェウスバウム氏が、この日のために駆けつけてくれました。ガードナー氏は、課題製品の「響12年」で、オリジナル・カクテル『ガバナー』を、ナイジェル氏は、もうひとつの課題製品「ミドリ」を使用した世界的に有名なカクテル『ジャパニーズ・スリッパー』を披露。BGMのリズムにノリながら笑顔で声を掛け合うなど、競技とは違う躍動感に溢れるパフォーマンスで観客を沸かせてくれました。

翠響庵(すいきょうあん)

発表の瞬間!2010年の最高峰に輝いたのは、
日本の美しい自然とおもてなしの心を表現したカクテル!

ついに新スタンダードカクテル誕生の瞬間です。大勢の観客と報道陣がステージに注目するなか、各部門の優秀賞・最優秀賞が発表されました。そして、着物姿で艶やかに登場したベッキーさんから、その作品名が告げられました。「カクテル アワード 2010は…! 課題製品 リキュール部門 『翠響庵(すいきょうあん)』です!」 受賞したのは、愛知県 名古屋東急ホテル メインバー フォンタナ・ディ・トレビに勤務する小林貴史(こばやしたかふみ)さん。参加したお茶会での経験をヒントに、「ミドリ」で日本の美しい自然を、「響12年」で日本人らしさや奥ゆかしさを、「ルジェ クレーム ド アプリコット」で親しみやすさを表現したという翠響庵。ベッキーさんは「小林さんの競技後の説明を聞いて、なんて綺麗なネーミングなんだろうと思いました。味も本当に素晴らしかったです。1番最初にすごく素敵なカクテルが出てきたので驚きました!」と最終選考会ではトップバッターで登場した作品だったことを振り返り、審査員を魅了した翠響庵を絶賛していました。

カクテル アワード2010(課題製品 リキュール部門 最優秀賞) 小林 貴史(こばやし たかふみ)さんサントリー ザ・カクテル アワード2010 受賞者たち

豪華競演! スペシャルエキシビションとともにサントリー ザ・カクテル アワード2010が閉幕!

表彰式のフィナーレを飾ったのは、小林さんと海外バーテンダーの3名によるスペシャルエキシビション。受賞作品の『翠響庵(すいきょうあん)』を、全員が同じレシピで創作。和やかな雰囲気のなか、小林さんの両サイドで創作していたガードナー氏とナイジェル氏が、2人揃って小林さんのもとに近寄り手元をジロジロとのぞき込むなど、会場の笑いを誘う一幕も。3人のカクテルを試飲したベッキーさんは、「同じレシピでも微妙に香りが違う気がしました。同じカクテルでも、こんなに個性やスタイルの違いがあるんですね。」と改めてカクテルの魅力を実感されていました。また小林さんは「創作するときの“魅せ方”など、見習うところがいっぱいありました。」と仕事では体験することのないセッションという貴重な体験を楽しんでいたようでした。

日本が誇るプロバーテンダーたちの、磨きあげられた技と感性によって生みだされるオリジナル・カクテルの数々。“おもてなしの心”から紡ぎだされた美しいカクテルが、2010 サントリー ザ・カクテル アワードから洋酒文化を愛する世界中の人々のもとへと羽ばたいていきました。