サントリー ワイン スクエア

世界が評価した、
チェザーリ家のアマローネ。

高品質のアマローネのために

イタリア・ヴェネト州・ヴェローナ近郊で作られる伝統的なワイン。それがアマローネ。ドライフルーツのようにぶどうを陰干ししてからつくる製法が最大の特長。ボトル1本に通常のワインの2倍のぶどうが使われるので、味わいは濃厚になる。4ヶ月ほど陰干ししたぶどうを使用し、アルコール度数は14%以上、最低2年、リセルヴァを表記するためには4年以上熟成させることがアマローネの規定である。使われるぶどう品種は、コルヴィーナ種、ロンディネッラ種、コルヴィノーネ種。果実に傷がつくとカビなどの原因になるため、収穫はすべて手摘み。重ならないよう、ていねいに並べられ、専用の棚で乾燥(アパッシメント)させる。アマローネには「苦み」の意味もあり、当初その魅力はなかなか受け入れられなかった。今ではその魅力は広く知れ渡り希少なワインとして愛されている。

家族経営のワイナリー

チェザーリ家の紋章にはワインづくりに賭ける思いが描かれている。騎士はチェザーリ家の人々、鷲は繁栄の守り神、碇は恒久性の象徴。土壌の繁栄と収穫を待つ忍耐強さが、良いぶどうとワインを生み出すための鍵であることを示す。家族経営のワイナリーだからこそ、長期的視点でブランドを育てることができる。畑とワイナリー、それぞれで徹底的にぶどうを選別。畑の区画ごとに醸造や熟成を行い、複雑さを醸し出すことに成功している。最終ブレンドのテイスティングは必ず創業家の一員が行う。2012年IWSCイタリアワイン最優秀生産者賞※を受賞。世界各国のコンテストや、ワイン専門誌において数多くの受賞歴を誇り、世界から高く評価されている。

※ IWSC 2012 コンペティション イタリアベストプロデューサー賞

長期熟成される、単一畑の稀少アマローネ
Cesari Bosan
Amarone bosan 2007

チェザーリ ボザン アマローネ リセルヴァ 2007

  • 生産地:ヴェネト州 ヴァルポリチェッラ
  • ぶどう品種:コルヴィーナ 80% ロンディネッラ 20%
  • アルコール度数:15.0%
Cesari Bosan Amarone bosan 2007

Tasting Note

【特長】

ヴァルポリチェッラの歴史的産地の南部・サン ピエトロ イン カリアーノ地区にある畑、「ボザン」単一でつくられる。10年以上も栽培実験を各地で行った末、この畑が最高の区画だと確信し、単一畑のフラッグシップのワインとしてリリースした。ペルゴラ ヴェロネーゼという伝統的な棚仕立てで栽培。通常のワインよりもやや早めに収穫され、4ヶ月の「乾燥工程(アパッシメント)」を経て醸造。発酵後、30日間の長期マセレーションを行う。熟成はスラヴォニアンオークの大樽を中心に一部アリエー産のトノー樽を使用し3年間寝かせ、瓶内熟成を3年ほど経て出荷される。2007年の生産本数はわずか30,000本のみ。

【外観】

中くらいからやや濃いガーネット色、熟成色が多くはいり、レンガ色を帯びている。中心の濃さはあり。

【香り】

グラスに注ぐと、華やかな香りが立ち、黒オリーブ、ラムレーズンを思わせる。スワリングすると、カシス、カシスジャム、ブラックチェリーなど黒い果実の印象が広がり、熟成感のある香り。天津甘栗を連想させる甘く焦げた印象もある。クローブやナツメグのほかリコリスなどのスパイスのイメージもある。非常に複雑な香り。

【味わい】

力強さのあるアタック。静かだが迫力がある。果実の凝縮が力強く感じられる。柔らかさを感じる酸。タンニンはかなり多く収斂性を伴って力強いが、非常にきめ細かい。逞しく偉大なワイン。長期に渡り熟成するポテンシャルを持っている。じんわりとした余韻が長く長く続き、伸びやかな甘みがある。

【料理との相性】

力のあるワインなので、旨みのしっかりとした赤身の肉との相性が良い。極上和牛のステーキ、タレの焼肉。熟成した和牛の赤身。ビーフシチュー、それもフランス式の、ソースが少なく濃く煮詰めたタイプ。中華料理なら牛肉のオイスターソース煮込み。豚肉なら東坡肉などの、甘さと旨みの強い料理が良くあう。和食なら鰤の照り焼き、それも大型の寒鰤の腹身の照り焼き。ジビエのグリルなど。ワインだけで時間をかけて楽しむことも。

世界で認められたアマローネ
Cesari Amarone Classico 2012
チェザーリ アマローネ クラシッコ 2012

  • 生産地:ヴェネト州 ヴァルポリチェッラ
  • ぶどう品種:コルヴィーナ 75% ロンディネッラ 20% モリナーラ5%
  • アルコール度数:15.0%
Cesari Amarone Classico 2012

Tasting Note

【特長】

アマローネの区画の中でも評価の高い、ネグラール、サンタンブロジオ、フマーネ、サンピエトロ イン カリアーノの4区画から収穫されたぶどうを使い、ハーモニーを重視したワインに仕上げている。通常のワインよりもやや早めに収穫され、4ヶ月の「乾燥工程(アパッシメント)」を経て醸造。発酵後、20日~30日間の長期マセレーションを行う。熟成はスラヴォニアンオークの大樽を80%、アリエー産のトノー樽を20%使用して、3年間寝かせ、瓶内熟成を経て出荷。ボザンよりも熟成期間は短い。チェザーリを代表する逸品。

【外観】

中くらいからやや濃いガーネット色。熟成感のあるオレンジと、ほんの少し紫のトーンも見られる。脚はしっかりと出る。

【香り】

グラスに注ぐと、既に華やかな香り立ち。ラムレーズンを思わせる甘い香りと果実の真っ直ぐな香り。スワリングするとより華やかに香り立つ。アメリカンチェリー、ダークチェリー、さらにそれをコンポートした印象。バラ、チョコレート、カカオ、黒オリーブなどを思わせる複雑な香り。スパイシーさもあり、クローブやナツメグ、リコリスのイメージ。

【味わい】

凝縮感があり、力強さのあるアタック。酸は柔らかさを感じる酸。量は中くらいからやや多目。タンニンは、かなり多いが非常にきめ細かい。凝縮感やアルコールの高さもあり力強さもあるが、凝縮感のほうが勝った印象のあるワイン。余韻は長く、エレガントさも感じられる。

【料理との相性】

力のあるワインなので、旨みのしっかりとした赤身の肉との相性が良い。和牛のステーキ、タレの焼肉。熟成した牛肉の赤身。ヴェネト地方では馬肉をよく食べるが、その馬肉の煮込み。ビーフシチュー、それもフランス式の、ソースが少なく濃く煮詰めたタイプ。中華料理なら牛肉のオイスターソース煮込み。豚肉なら東坡肉などの、甘さと旨みの強い料理が良くあう。和食なら鰻の蒲焼、豚の角煮、牛肉の大和煮など。

アマローネワールドの入門編
Cesari Justo 2014
チェザーリ ジュスト 2014

  • 生産地:ヴェネト州 ヴァルポリチェッラ
  • ぶどう品種:コルヴィーナ 60% メルロ 40%
  • アルコール度数:13.5%
Cesari Justo 2014

Tasting Note

【特長】

手摘みで収穫したぶどうを乾燥させる期間は2週間~1ヶ月ほどと比較的短い。4ヶ月ほどの「乾燥工程(アパッシメント)」のアマローネと比較すると、ライトでスムースに感じる味わい。スムースな中にパワーもあり、しっかりとしたニュアンスも持つため、幅広い用途で使え、何杯も楽しめるワイン。乾燥後、ステンレスタンクにて発酵。陰干しワイン特有のジューシーさや、凝縮感を保ちながら、決して重くなりすぎない味わいが特長。

【外観】

中くらいのガーネット色。やや紫のトーンも見られる。脚は比較的しっかりと出る。

【香り】

グラスに注ぐと、香りの量はやや多めで、甘い香り、赤い果実の印象。スワリングすると、華やかに香り立つ。アメリカンチェリー、赤フサスグリ、さらにそれらをコンポートした印象。カカオ、黒オリーブ、ラムレーズンなどを思わせる様々な香り。スパイシーさもあり、クローブやナツメグのイメージ。

【味わい】

柔らかみのあるアタック。ストレートな果実の印象とふくよかさを合わせ持つ。柔らかみのある酸。タンニンはきめ細かく優しい。軽く乾燥させたブドウで作られるため、凝縮感と飲み口の良さのバランスが良い。

【料理との相性】

果実が凝縮したトーンのあるワインなので、赤身の肉との相性がとても良い。牛のステーキを塩コショウでシンプルに焼いたもの、タレの焼肉、内臓肉を甘辛く焼いたものなど。ヴェネト地方では馬肉を良く食べるが、その馬肉のカルパッチョ。ビーフシチュー。中華料理なら牛肉のオイスターソース煮込み、青椒肉絲。豚肉なら東坡肉などの、甘さと旨みの強い料理が良くあう。和食ならすき焼き、鰤の照り焼き、鰻の蒲焼、豚の角煮、牛肉の大和煮など。