チーズとワイン

毎月連載

チャレンジ!気軽にマリアージュ

カジュアルなワインとカジュアルなチーズの相性を、
担当:柳原が独断で評価します!!

第56回

2019年08月

クリームチーズ冷奴

チーズの味わい

言ってみればフレッシュチーズは牛乳でつくる豆腐。冷奴の味付けが合わないわけがありません。サッパリながら、豆腐の冷奴にはないほのかな酸味と、後口のやさしいコクが魅力です。

準備するもの(今回のレシピ)
 クリームチーズ100g、細ねぎ1本、みょうが1個、削り節2g、醤油少々

つくり方
 (1)クリームチーズを食べやすいように一口サイズのサイコロ状にカットする。
 (2)ねぎとみょうがを細かくカットする。
 (3)クリームチーズを皿に盛り、(2)と削り節をかける。
 (4)醤油をかける。

クリームチーズ冷奴

  • 独断!マリアージュおすすめ度
    3_5
    モマンドール アイスレモン
    味わい
    アロマ
    • レモン
    • 白い花
    • ライム

    スッキリ、サッパリ。酸味が際立つ、夏のマリアージュ。

    氷を入れてたのしむモマンドール アイスから、夏季限定でレモンフレーバーのアイスレモンが新登場です。氷を入れて美味しく飲める、ほのかな甘口の味わいと、爽やかなレモン風味は蒸し暑い季節にピッタリです。
    クリームチーズ冷奴と合わせると、ワインの酸味とクリームチーズの酸味が心地よく引き立つ感じがありました。その後にレモンの風味とほろ苦さがフワっと上がってきて、後口を爽やかにしてくれます。「ワインと料理が重層的に引き立てあう。」みたいな、味わいが膨らんでいく感じは皆無ですが、サラっと軽やかに食べたい夏ごはんとしてはとても心地よい組み合わせと言えるのではないでしょうか。

  • 独断!マリアージュおすすめ度
    3_5
    カルロ ロッシ ホワイト
    味わい
    アロマ
    • 蜜リンゴ
    • ■その他果実■メロン
    • みかんの花

    心地よい一体感。日常の中の小さな幸せを感じるマリアージュ。

    世界NO.1※ワイナリー、E.&J. ガロワイナリーの看板ブランド。「もぎたてのコク旨」がキーワード。豊かな果実味のまろやかな味わいでありながら、スッキリとした後口が特長です。
    クリームチーズ冷奴と合わせると、不思議なくらいの味わいの一体感が生まれました。カルロ ロッシのまろやかな果実味と、クリームチーズが口の中でやわらかく溶けていくテクスチュアがかなりピッタリの感じです。モマンドールと違ってこちらは酸味はとても穏やかに感じられ、ワインのホロ苦さと、薬味の鰹節やみょうがの風味が心地よく感じられるのが面白いところでした。日常の中の小さな幸せという感じのマリアージュだと思います。余韻の熟したメロンや黄桃を思わせる果実感も魅力的です。

    ※IMPACT DATABANK 2017 EDITION 2016年度世界販売数より

  • 独断!マリアージュおすすめ度
    3_5
    マテウス ロゼ
    味わい
    アロマ
    • ラズベリー
    • さくらんぼ
    • ルビーグレープフルーツ

    ポン酢でもたのしい。ワインのキュートな魅力全開のマリアージュ。

    ポルトガル生まれの世界的ベストセラーロゼワインです。微発泡とほのかな残糖(15g/L)を持った爽やかな味わいで、幅広いジャンルの料理と合わせられる使い勝手の良いワインです。この秋から新ボトルにリニューアルです。
    クリームチーズ冷奴と合わせると、ワインのキュートなベリーの風味が際立つ感じがありました。クリームチーズが一歩引いて、ちょっといちごヨーグルト的な風味も醸し出します。醤油や薬味の風味はクリームチーズのまろやかさの中に溶け込んで、それ自体は目立たないのですが、ワインの味わいの後半を綺麗に引き締めてくれている感じがありました。このワインの場合、料理にさらに柑橘を絞ったり、醤油の代わりにポン酢を使ったりすると、素敵なホロ苦さが出て、もう一つマリアージュに膨らみが出ますので、興味のある方は試してみて下さい。

  • 独断!マリアージュおすすめ度
    4
    オックスフォード ランディングカベルネ・ソーヴィニヨン / シラーズ 2016
    味わい
    アロマ
    • ブラックベリー
    • オールスパイス
    • ユーカリ

    味わい全体の厚みや深みが一気にふくらむ、素敵なマリアージュ。

    ヤルンバ創業者のひ孫が、1958年に創業した、ヤルンバの弟分とも言えるワイナリー。オーストラリア独特のカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーズのヴァラエタル・ブレンドワインです。瑞々しさとスパイシーさの調和がたのしめます。
    クリームチーズ冷奴と合わせると、全体の味わいの厚みや深みが一気にふくらむ感じがありました。特に印象的なのが鰹節と醤油で、この2つの味の成分が、ワインが持つスモーキーなフレーバーや、鉄分を感じさせる風味と一緒になると一気に味わいの複雑さが増す感じがあります。このような時は生臭い余韻が残ってしまったりする事もあるのですが、そのあたりはクリームチーズの乳脂肪分がうまく吸収してくれている感じで、素直に旨味が膨らむ良いマリアージュでした。

チャレンジまとめ

切って、盛って、かけるだけ。3分で出来る素敵なおつまみがクリームチーズ冷奴です。居酒屋さんなどでも良く見かけるポピュラーなメニューですが、今回4つのワインと合わせてみて、改めて手軽な割にはとても使い勝手の良い料理だなと思いました。爽やかな白から、ロゼ、赤まで、満遍なくそつなく合わせてくる印象です。豆腐の冷奴だと、どうしても(特に赤ワインのタンニンを吸収しきれずに)ワインに対して料理の方が物足りなく思えてしまうことがありますが、クリームチーズでつくるとその辺りをしっかりクリアしてくれるので、安心してワインと合わせる事が出来ます。特にこの季節、料理をつくること自体が面倒だったり、暑くなるので火を使いたくなかったりという事を考えると、非常に優秀なメニューだと思いました。

柳原 亮 (やなぎはら りょう)

野菜と穀物(ライ麦パンが好き)、豆腐が主食の草食系。
ヤギ乳製チーズをこよなく愛する、通称ヤギ原。
年間3,000種類超のワインをテイスティングし、お小遣いの総てをワインに投じる徹底したワイン愛好家。

(一社)日本ソムリエ協会認定シニアソムリエ
NPO法人チーズプロフェッショナル協会認定チーズプロフェッショナル
第9回(2013年)全国ワインアドバイザー選手権大会準優勝

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