この料理に合うワイン

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1st

ヴィッラ サンディ プロセッコ DOC トレヴィーゾ “イル フレスコ

ヴィッラ サンディ プロセッコ DOC トレヴィーゾ “イル フレスコ"

イタリア
ぶどう品種 グレーラ

今回のレシピは、ヘッド トート きのこと鯖のタイ風天ぷらです。「ヘッド」は「きのこ」、「トート」は「揚げる」です。これからの季節、人工栽培の定番のきのこ以外に、天然のきのこも数多く出回りますので、ヘッド トートを作るのには、とても楽しい季節です。タイ料理店のメニューを見ると、ヘッド トートをヘット トートと表記しているお店もあります。きのこを表すタイ語で、発音はヘッドとヘットの中間くらい、しかも最後はあまり発音しないので、ヘッと聞こえる感じなので、どちらの表記も間違いではないようです。

今回のお料理ですが、タイ語の名称ではきのこだけになっていますが、一緒に鯖も揚げました。鯖も、これからが一年間で最も美味しい季節ですよね。今回は石川県能登半島の丁度良いサイズが手に入りました。タイ料理のフリットは、本来、重曹水やタピオカパウダー、米粉などを混ぜ合わせた衣で揚げますが、手軽に作っていただけるよう、今回は日本ではポピュラーで失敗の少ない、安心の天ぷら粉を使いました。タイ風の味になる最大のポイントは、天ぷら粉をココナッツミルクと水で溶く事、それと鯖をナンプラーにまぶしておく事です。これで、あら不思議、タイ風の揚げ物の出来上がりです。

この、ヘッド トート きのこと鯖のタイ風天ぷらにテイスティングメンバーが選んだのは、ヴィッラ サンディ プロセッコ DOC トレヴィーゾ “イル フレスコ”でした。ヴィッラ サンディはイタリア プロセッコ最高峰のつくり手とも言われる生産者です。世の中には様々なワイン評価誌がありますが、イタリアワインでは、何といってもガンベロロッソが有名です。そのガンベロロッソがプロセッコで最高評価しているワイナリーがヴィッラ サンディなのです。なんと、トップ キュヴェである“カルティッツェ ラ リヴェッタ”は2018年もガンベロ ロッソ 3グラスを獲得していて、なんと10年連続受賞するほどの凄腕生産者なのです。ヴィッラ サンディ プロセッコ DOC トレヴィーゾ “イル フレスコ”は青りんごを思わせる爽やかな香りに、ジューシーなメロンや小さな沢山の白い花を連想させる香りで、甘いハチミツの印象もあります。ふんわりとした柔らかな香りが、沢山立ち昇ってくる飲み心地の良いスパークリングワインです。

プロセッコと鯖を合わせると、鯖の複雑な旨みを優しく受け止めて、更に広げる感じのマリアージュでした。

「鯖の旨味が、より一段と際立ちますね」

「鯖の脂の、甘みがより一層引き出されて、心地良い余韻につながっていきます」

「きのこも美味しいです。きのこらしい香りが、プロセッコのフレッシュな香りと素敵なコントラストになっていて、ふわっと香ってきます」

「きのこって、普通、熟成したワインとの相性が良いものですが、フレッシュタイプのプロセッコとも良い関係性ですね」

「何も付けずに食べても、プロセッコと良く合うのですが、ソースを付けると、一段と美味しく感じます」

「ソースにライムを使っていますから、フレッシュな味わいのプロセッコと共鳴するんでしょうね」

「ココナッツミルクの甘い奥行きのある味わいが、プロセッコの優しい味わいと良く合っています」

これから、きのこも鯖も更に美味しくなる季節です、皆様も是非挑戦してみてください。また、きのこ以外の食材は鶏でも鯵でも鱈でも美味しいですよ。そしてヴィッラ サンディ プロセッコ DOC トレヴィーゾ “イル フレスコ”との心弾む調和をお楽しみください。

2位に選ばれたのはボッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコでした。1位のワインとはイタリアつながりですね。さらにこのボッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコは前回掲載のBIG SHIITAKE バーガー 赤ワインソースの時の1位のワインでもあるのです。生産者であるボッラ社は1883年イタリアのヴェネト州で創業された老舗です。ヴァルポリチェッラは、赤いベリーを連想させる香りが豊かで、赤い小さな花をイメージさせる香りもあって魅力的です。なめらかで柔らかみのある酸、やや軽めのボディで、タンニンはさほど多くない、心地よい口当たりのワインです。ヘッド トートと合わせると、鯖の旨みがぐっと前面に出てくるのがわかります。鯖独特の、少しクセのあるコク味が、ヴァルポリチェッラの果実の風味と出会って強調されている感じです。涼やかなミントとの相性も良く、なかなかの組み合わせだと思いました。

2nd

ボッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ 

ボッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ

イタリア
ぶどう品種 コルヴィナ、ロンディネッラ、モリナーラ

3位に選ばれたのは、ガゼラ、ポルトガルのヴィーニョ ヴェルデでした。ヴィーニョ ヴェルデとはポルトガル語で「緑のワイン」という意味で、若々しいワインを強調した名称です。アルコール度数は低めの9%、微発泡でさわやかな果実味が特徴です。ラベルは「緑のワイン」らしく緑をベースに、ポップな乾杯シーンがあしらわれた可愛いデザインです。
産地のポルトガル国民は、ヨーロッパで最も魚介を食べています。鯛、鮪、鰯、鯖、アンコウ、そしてタコなど、様々な食材が食されています。調理法は、焼く、煮る、揚げる、蒸すといったシンプルなものが中心です。このガゼラのぶどう品種はローレイロ40%、ペデルナン30%、トラジャドゥーラー15%とアザル15%です。心地よいフレッシュな酸味で、かすかな泡が口の中で弾けて口の中をさっぱりと爽やかにしてくれる、辛口でバランスの良いワインです。鯖もきのこも、ソースに付けると、ソースのライムとガゼラのいきいきとしたフレッシュな酸味とが強調しあう合い方をしました。

3rd

ガゼラ 

ガゼラ

ポルトガル
ぶどう品種 ローレイロ、ペデルナン、トラジャドゥーラー、アザル

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