この料理に合うワイン

レシピに戻る

1st

ドメーヌ バロン ド ロートシルト ポーイヤック レゼルブ スペシアル

ドメーヌ バロン ド ロートシルト
ポーイヤック レゼルブ スペシアル

フランス
ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン

秋のキノコというと日本人には松茸ですがヨーロッパの人々にとっては何といってもポルチーニ茸です。
フランスではセップと呼ばれます。

今年はポルチーニ茸、例年に無く豊作だったようです。今回のレシピはそのポルチーニ茸をシンプルにソテーします。にんにくの香りとオリーブオイルの香り、そして火に煽られたポルチーニ茸の香りがひときわ華やかに立ち昇ります。それをガーリックトーストとマスカルポーネチーズでいただきます。
口にいれるとポルチーニ茸独特のむっちりとした食感が・・・・・
切り口は滑らかです。少し噛むとしっかりとした弾力が返ってきます。ちょっとなまめかしい感触。さらに力を入れるとじゅわーっと旨みたっぷりの汁気が出てきてたまりません。さらにさらに力を入れるとふっつりと噛み切れるポルチーニ茸ならではの感覚です。口の中はポルチーニ茸の味わいとマスカルポーネの旨みの競演です。
さて、このポルチーニ茸にメンバーが選んだイチオシはボルドーを代表するメドックの一級ワイン、それも筆頭格付けのシャトー ラフィットが醸すドメーヌ バロン ド ロートシルト ポーイヤック レゼルブ スペシアル 2005でした。このワイン、ただのポーイヤックではありません。シャトー ラフィットのワインやシャトー デュアールミロンになる畑の原酒を基本的に使用。言ってみればサードラベルに相当するようなワインです。
カシスやブルーベリーを思わせる果実香、そしてハーブやスパイスを連想させる香り、さらに樽由来の香り、複雑です。口当たりはエレガントでまろやか、流石ラフィットのイメージに良く似ています。ワインの繊細な香りと華やかなキノコの香りが絶妙に合います。バロン ド ロートシルトが口に入るとポルチーニ茸の旨みが更に増す印象です。マスカルポーネの動物性の脂とオリーブオイルの植物性の油でかなりオイルリッチなイメージがバロン ド ロートシルトのキメ細かなタンニンと出会って甘くさえ感じます。うーーーん 幸せを感じる高貴なマリアージュでした。

カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロというイチオシのポーイヤックと良く似た葡萄品種ながら印象はかなり違いました。素直なカベルネの香りでシンプルにポルチーニ茸を楽しめる。そんな素朴なマリアージュでした。

2nd

ビニャ マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ<br>※終売しました。

ビニャ マイポ
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ
※終売しました。

チリ
ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ

レシピに戻る