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山崎蒸溜所 2017年8月17日

 夏の山崎蒸溜所。

京都郊外の山崎蒸溜所はいま、本格的な夏を迎えています。
輝く山の緑、抜けるような青い空、涼やかに流れる名水。
夏真っ盛りの山崎の様子をお届けします。

山崎の涼

山崎蒸溜所は、かの秀吉と明智光秀の戦でも有名な、天王山の麓にあります。
天王山のハイキングコースから観音寺に至る途中にあるのが、竹林の道。
夏空に向かって背伸びするように立つ竹たちが、強い日差しを遮ってくれ、ひとときの涼をとることができます。
竹の間を渡る風に耳を澄ませば、より涼やかな気分に。

山崎蒸溜所から15分ほど歩くと、水無瀬の滝に着きます。
万葉の歌にも詠まれ、後鳥羽上皇も愛したと伝えられるこの滝。
流れは大きくはありませんが、木漏れ日にキラキラと輝きながら岩間を清冽に流れ落ちるさまは、風情に溢れています。

水無瀬神宮まで足を伸ばせば、境内には「離宮の水」が今もこんこんと湧きつづけています。
名水百選にも選ばれたこの名水、地元の人々が水汲みに訪れる姿が後を絶ちません。

日本的な自然にあふれる蒸溜所周辺を散策すると、サントリー創業者・鳥井信治郎が、
山崎を日本最初のモルトウイスキー蒸溜所の地に選んだ理由が、わかるような気がします。

天王山の竹林
天王山の竹林
水無瀬の滝
水無瀬の滝
水無瀬神宮「離宮の水」
水無瀬神宮「離宮の水」

山崎蒸溜所の敷地内にも、夏ならではの光景をそこかしこに見つけることができます。
蒸溜所の裏庭では毎年、一部の地域で天然記念物にも指定されているモリアオガエルが卵を産みます。
モリアオガエルは、水のきれいな場所を好んで生息しているといわれます。

貯蔵庫を出た先に広がる庭園は、多くのお客様に人気のスポット。
なかでも夏は、清らかな水を湛えた池の周りに緑が生い茂り、
水面が夏の光に反射してゆらゆらと揺れるさまは、目にも涼しげです。

モリアオガエルの卵
モリアオガエルの卵
夏を迎えた山崎蒸溜所
夏を迎えた山崎蒸溜所
山崎蒸溜所の庭園の池
山崎蒸溜所の庭園の池

夏の貯蔵庫

この時期の貯蔵庫について、貯蔵工程の責任者野田頭氏に話を聞きました。

「貯蔵庫の中は空調などによる温度管理をせず、自然のままに任せているのですが、
夏でも庫内はひんやりとした空気に包まれています。
とはいえ、冬に比べれば温度が高くなるので、樽からのウイスキー原酒の蒸散が活発になります。
ですから、夏の貯蔵庫内は一年で一番、ウイスキーの華やかな香りでいっぱいですよ 。

スコットランドなどに比べると、日本の夏は高温多湿なため、
貯蔵している原酒の管理が難しい季節ではあります。
しかし逆に、夏を味方につければ、特徴的な風味をより生み出せることにつながります。
そういう意味で、夏はウイスキーづくりにとって、とても大事な季節です。

何年も何年も、手塩にかけて見守り続ける原酒たちですから、自分の子供のようなものです。
大切に育てあげて、皆様の元にお届けしたい。そんな気持ちで日々仕事をしています」

貯蔵庫を見回る野田頭氏
貯蔵庫を見回る野田頭氏
貯蔵工程の責任者・野田頭氏
貯蔵工程の責任者・野田頭氏
日本ならではの四季の移ろいと職人の手によって育まれる山崎
日本ならではの四季の移ろいと職人の手によって育まれる山崎

この夏も貯蔵庫で静かに眠る原酒たちは、
季節がひとつ巡るごとに山崎の風土をゆっくりと取り込みながら、
繊細かつ重厚な香味と、美しい琥珀色を身にまとっていくのです。

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