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青空と緑のコントラストが美しい初夏の山崎蒸溜所で開催

爽やかな初夏の山崎蒸溜所で開催

ハイヤーでの送迎で参加者の方々をおもてなし

ハイヤーでの送迎で参加者の方々をおもてなし

見て、聞いて、味わって知る山崎のこだわり。
山崎倶楽部、初のプレミアムセミナーを開催。

2015.7.16up

見て、聞いて、味わって知る山崎のこだわり。山崎倶楽部、初のプレミアムセミナーを開催。

6月13日(土)、梅雨の束の間の晴れ間に、山崎蒸溜所で山崎倶楽部初のプレミアムセミナーを開催しました。

第一部は藤井敬久工場長と巡るプレミアム蒸溜所ツアー、第二部はマスター・オブ・ウイスキー、佐々木太一スペシャリストによるプレミアムレクチャーという豪華二部構成。ご応募いただいた約3000名様の中から選ばれた山崎倶楽部会員9名様がご参加くださいました。全国各地からご参加くださる皆さまのために、京都駅~山崎蒸溜所間はハイヤーでの送迎もご用意。セミナーは、通常の工場見学やセミナーではお入りいただけないVIP専用のゲストルームにて行われました。

藤井工場長による山崎蒸溜所プレミアムツアー。

ゲストルームで参加者の方々をお迎えするのは、大きな窓の外に広がる清々しい竹林の風景。敷地内のさまざまな場所で豊かな自然を感じられる山崎蒸溜所ですが、ゲストルームの窓から見る竹林は格別です。蒸溜所の最高責任者である藤井工場長が登場し、自己紹介と山崎蒸溜所の概要に関する説明を行い、いよいよ蒸溜所ツアーが始まりました。

ツアーは、2013年に導入されたばかりの4基の新蒸溜釜の見学からスタート。
「手前の初溜釜はまっすぐな形をしたストレートヘッドタイプ。1923年の蒸溜所創設当時に導入された初代の釜の形状によく似ています。釜の大きさや形で、できる原酒の香味が異なるので、山崎蒸溜所では何種類もの蒸溜釜を使って原酒をつくり分けています」 

続いて普段のツアーでは窓越しでしか見ることのできない発酵槽が並ぶ部屋に入室。室内には大きな木桶が並び、湿気を含んだ温かい空気を感じるとともに、フルーティな香りや甘酸っぱい香りなど様々な香りに包まれます。「ウイスキーの仕込みは麦芽と山崎の名水から甘い麦のジュース(麦汁)を得るところから始まります。大麦麦芽に温めた山崎の名水を加えて静置させると甘い麦汁ができる。甘いスイカよりもう少し甘いくらいですね。ステンレスタンクだけではなく、昔ながらの木桶を使うのは、木桶に棲みつく乳酸菌の活躍によって、木桶でしか得られない香味が得られるからです。」
ご参加の方々は、木桶の中で発酵中のもろみが泡立つ様子など、なかなか目にすることのできない場面を写真に収めながら、熱心に聞き入っています。

山崎蒸溜所の最高責任者・藤井敬久工場長がエスコート

普段は間近に見ることのできない木桶の発酵槽を見学

大きさや形の異なる蒸溜釜が並ぶ蒸溜室

貯蔵樽について熱く語る藤井工場長

山崎が生み出される現場を工場長がご案内。

蒸溜釜が並ぶ蒸溜室は、サウナのような蒸し暑さ。
「ここで発酵を終えたもろみを蒸溜します。これが蒸溜し始めたばかりの釜です。沸騰したもろみが高く泡立っている様子が見えますよね」
「おお」という歓声とともに、藤井工場長が指した釜に一斉にカメラが向けられました。
「初溜と呼ばれる1回目の蒸溜でアルコール度数は約20パーセントに。再溜と呼ばれる2回目の蒸溜でアルコール度数60%程度のウイスキーが得られます」
ニューポットと呼ばれる生まれたてのウイスキーは無色透明。「どうぞ、香りをかいでみてください。」と瓶に入れられたサンプルが差し出されました。ニューポットの香りをかぐことは多くの方にとって初めての体験で、鼻を近づけ、その香りを記憶に刻もうと皆さん真剣です。

いよいよ貯蔵庫へ。薄暗い貯蔵庫の中は夏でもひんやりとして涼やか。ここでは樽についての説明がありました。
「サントリーでは、アメリカ産のホワイトオークでつくられるバーボンバレル、ホッグスヘッド、パンチョン、スペイン産のコモンオークでつくられるシェリーバット、国産のミズナラでつくられるミズナラ樽と様々な樽で原酒を貯蔵しています。山崎を始めとするサントリーウイスキーの複雑な味わいは、異なる樽から生まれるバラエティ豊かな原酒が組み合わさることで生まれます。サントリーは自社で樽工場を持つ世界でも稀なウイスキーメーカーです」

貯蔵庫から外に出ると、手入れの行き届いた日本庭園が目の前に。晴天に輝く木々の緑に癒されつつ、藤井工場長の案内でゲストルームへと戻りました。日々現場でウイスキー製造の指揮を執る藤井工場長ならではのわかりやすく、かつ専門性にとんだ解説にご参加の皆様も大満足の様子でした。

マスター・オブ・ウイスキー佐々木太一のレクチャー。

後半は日本で3人しか認定されていない「マスター・オブ・ウイスキー」の佐々木太一氏によるプレミアムレクチャー。ウイスキー全般の概論やビール、焼酎と比較した製造工程の説明、蒸溜の原理などについて、図表を使って解説しました。身長195センチ以上、元は日本代表として活躍したバレーボール選手、現在は試合の解説者としても活動しているとあって語り口も快活。理論的な話が多いレクチャーもテンポよく進みました。

「シングルモルトウイスキー発祥の地スコットランドの蒸溜所では、一般的にひとつの蒸溜所が複数の蒸溜釜を使い分けることはしません。でも山崎蒸溜所では、前半のツアーでご覧になった通りさまざまな形の蒸溜釜を使っています。なぜか。スコットランドでは、蒸溜所間で原酒を売り買いする習慣がありますが、山崎蒸溜所は日本で初めての蒸溜所だったので、自社でつくり分けるしかなかったんですね。今では、その多彩な原酒のつくり分けとブレンディング技術が世界的に評価されています」

樽づくりについても詳しいレクチャーが。とりわけ山崎に欠かせないミズナラ樽をつくるミズナラ材の希少性については、自身がミズナラの産地を訪れた際の写真とともに解説しました。
「ミズナラ材の産地というと、ミズナラの林を想像されるかもしれませんが、実際に行ってみたら数百メートルに1本程度しか生えていないとても希少な木です。その中で樽材をつくることができるのは樹齢100年、200年という大径木のみ。皆さん1本の木からいくつの樽ができると思います? わずか数樽ほどしかつくれないんです」
ご参加の方々はまたもどよめき、驚嘆の声が上がりました。

10年、20年、50年と、ウイスキーそのものも長い貯蔵時間を要します。しかし貯蔵に使う樽づくりから考えると、さらに遥かに長い時間をかけて、山崎はつくられているのです。
その後、樽に由来する味わいの違いについての話があり、いよいよ待望の試飲の時間のスタートです。参加者の方々の前に、パンチョン樽原酒、シェリー樽原酒、ミズナラ樽原酒、ワイン樽原酒、山崎12年と5種類のテイスティングアイテムが用意されました。

「通常のセミナーではお出ししていない山崎の構成原酒をテイスティングしていただきます。まずはパンチョンから。青りんごのような香りがしませんか。シェリーは赤いフルーツ、ミズナラはオリエンタルな香りがしますよね。そして最後に山崎12年を味わうと、バランスのよさ、おいしさに改めてお気づきいただけるはずです」

佐々木太一スペシャリストのレクチャーがスタート

窓からの竹林が美しいVIP専用ゲストルームで開催

特別な試飲アイテムを真剣にテイスティング

ミズナラ材の希少性について語る佐々木氏

お客様の名入れボールペンなどスペシャルなお土産をご用意

山崎倶楽部プレミアムセミナーは大盛況のうちに幕を閉じました

試飲アイテムも特別なプレミアムレクチャー。

その後さらに、セミナーには決して登場することのない特別なミズナラ、シェリーをはじめ、4種のスペシャルな試飲アイテムがサプライズでサーブされました。参加者の方々からはため息交じりの感嘆の声が漏れるほどでした。

この日は参加者の皆様全員に、スペシャルなお土産もご用意。「山崎700ml山崎蒸溜所限定ラベル」に加え、「樽ものがたり名入れボールペン」、さらに藤井工場長自らが参加者一人ひとりのお名前を刻印した特製ボトルタグ2つをお渡ししました。ボトルタグが配られると、とりわけ大きな歓声が上がりました。興奮冷めやらぬまま、藤井工場長、佐々木氏との記念撮影が行われプレミアムセミナーの締めくくりに。

「蒸溜所をゆっくり見学でき、藤井工場長に直接質問できたのが大変うれしかったです」「夢のようなアイテムを試飲させていただきました」「期待して参加しましたが、何もかも期待以上でした」

全ての方から「大変満足」とのご感想をいただき、初のプレミアムセミナーは、大変に意義あるものとなりました。藤井工場長も「山崎をこよなく愛していただいている皆様と直接お話しできて大変嬉しかった。引き続き品質向上に努めて、より良いウイスキーを皆様にお届けしていきたい」、佐々木氏も「皆様、非常に熱心にセミナーに参加されていて、自分としても刺激になるセミナーでした。知人・友人の方にぜひ山崎の奥深さを伝えてほしい」と話しており、日頃から山崎を愛していただいている皆さまと様々なお話をすることができ、大変うれしい一日となりました。

※「マスター・オブ・ウイスキー」とは、ウイスキー評論家の土屋守氏が、2004年からスタートしたウイスキーの資格認定制度の最高レベルの称号。ウイスキーの製造や文化に対する正しい知識を身につけ、より一層の情報発信を行う人材の育成を目的に始まりました。資格はレベル順に、「ウイスキーエキスパート」「ウイスキープロフェッショナル」「マスター・オブ・ウイスキー」の3段階があり、最高レベルの「マスター・オブ・ウイスキー」は、論文審査、筆記試験、口頭試問さらにブラインドテイスティングを経て認定されます。日本では3名がマスターオブウイスキーに認定されています。(2015年7月現在)

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