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蒸溜とウイスキーの味との関係

蒸溜釜には色々なタイプの釜があります。釜の形や大きさなどに様々な種類があるのは、ウイスキーの多様な味わいを造り出すためなのです。

蒸溜釜の形・大きさ・高さ・ラインアームの角度などでかわる味。
蒸溜釜の大きさ、液の入ってない上の部分の高さがひとつの要素になります。


色々なポットスチル

高さ:高さによってウイスキーのタイプがかわります。
比較的すっきりしたものと、厚みのあるものとに分かれます。
一度液体が蒸気になって上がりますが、その中の一部の蒸気が管壁に触れて液滴になってもう一度落ちます。その度合いが高さによってかわってくるわけです。
つまり、かぶとの高さが高いほどアルコールを含んだ蒸気に含まれる香味成分が冷却機で凝縮する前に釜の中に落ちてしまうので、よりすっきりしたキレのよいものができるというわけです。
高さが低いと、釜の中のモロミなどの特徴香を残したタイプのものになり、どちらかと言えばキレというよりも厚みを持ったタイプになります。
様々な成分を含んだ気化されない小さな液滴が蒸気と一緒に飛散することも観察され、これが厚みのひとつの要素になるわけです。

形:ストレート系の蒸溜釜の内部では、蒸気は層流になって上がっていきます。
窪みがあるタイプの蒸溜釜の内部では、蒸気と釜との接触面積がふえ、回り込みができて蒸気の乱流状態ができます。さらに蒸気の上がる速さが変わり、外界との接触時間がふえるので、蒸溜釜が高い場合と同様に蒸気に含まれる香味成分が釜の中に落ちる割合が増えてきます。

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