【公演中止】ストラディヴァリウス・コンサート 2020
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、ストラディヴァリウスを貸与されている
多数の海外在住演奏家の渡航の見通しが立たないことから、公演を中止いたします。
チケット代の払い戻しは、7月17日(金)~9月30日(水)までお買い求めのプレイガイドにて承ります。
ゴルトムント・クァルテット / ストラディヴァリウス「パガニーニ・クァルテット」
2010年結成。新進気鋭の若手弦楽四重奏団としてヨーロッパで注目を集めている。ソフィア王妃高等音楽院にてアルバン・ベルク四重奏団のギュンター・ピヒラー、ベルリンにてアルテミス・カルテットに師事。18年ウィグモアホール国際弦楽四重奏コンクール第2位、同年メルボルン国際室内楽コンクールで優勝。また、新進気鋭の音楽家に贈られるヨーロッパ・コンサートホール協会(ECHO)の19/20年ライジング・スター、ドイツのユルゲン・ポント財団から20年の奨励金受賞者に選ばれた。
ヴェロニカ・エーベルレ / 1700年製ヴァイオリン「ドラゴネッティ」
1988年ドイツ南部ドナウヴェルトに生まれる。6歳からヴァイオリンを始め、ミュンヘンのリヒャルト・シュトラウス音楽院にてオルガ・ヴォイトヴァに師事した。2001年からミュンヘン音楽大学にてアナ・チュマチェンコのもと研鑽を積む。03年、マインツのイフラ・ニーマン国際コンクールにて優勝。16歳のとき、ザルツブルク・イースター音楽祭でサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲で共演し、世界の注目を集めた。
キム・スーヤン / 1702年製ヴァイオリン「ロード・ニューランズ」
1987年ドイツ、ミュンスター生まれ。5歳でヴァイオリンを始め、デトモルト音楽大学ミュンスター校にてヘルゲ・スラートに師事した。その後、ミュンヘン音楽大学でアナ・チュマチェンコのもと2010年に修士課程修了。12年までクロンベルク・アカデミーにおいてさらなる研鑽を積んだ。18年より、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席コンサートマスターを務めている。また、19年よりアルテミス・カルテットのメンバーとしても活動している。
ベンジャミン・ベイルマン / 1709年製ヴァイオリン「エングルマン」
1989年生まれ。シカゴ音楽院を経て、カーティス音楽院にてアイダ・カヴァフィアンとパメラ・フランクに師事する。その後、クロンベルク・アカデミーにてクリスティアン・テツラフのもとでさらなる研鑽を積んだ。2010年モントリオール国際音楽コンクール、同年アメリカのヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディションでの優勝を機に、数々の著名なオーケストラと共演するなど、ソリストとして国際的なキャリアをスタートさせた。
スヴェトリン・ルセフ / 1710年製ヴァイオリン「カンポセリーチェ」
1976年ブルガリアのルセに生まれ、5歳から同市の音楽学校で音楽を学び始める。パリ国立高等音楽院でジェラール・プーレ、ドゥヴィ・エルリー、ジャン=ジャック・カントロフなどに師事。インディアナポリス、ロン=ティボーや、メルボルン国際室内楽コンクールなどで受賞したほか、2001年には第1回仙台国際音楽コンクールで優勝、あわせてバッハ賞、駐日フランス大使賞、聴衆賞も受賞した。現在、スイス・ロマンド管弦楽団のコンサートマスターとソフィア・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼アーティスト・イン・レジデンスを務める。
諏訪内晶子 / 1714年製ヴァイオリン「ドルフィン」
東京都出身。江藤俊哉に学び、桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース修了。1990年に史上最年少でチャイコフスキー国際コンクールにて優勝。文化庁芸術家在外派遣研修生として91年からジュリアード音楽院でドロシー・ディレイ、チョーリャン・リンに師事し、同音楽院本科・修士課程修了。同時にコロンビア大学に学び、その後国立ベルリン芸術大学でウーヴェ゠マルティン・ハイベルグにも師事した。2012年より「国際音楽祭NIPPON」を企画制作し、同音楽祭の芸術監督を務めている。
アラベラ・美歩・シュタインバッハー/ 1716年製ヴァイオリン「ブース」
ドイツ人の父と日本人の母のもとミュンヘンに生まれる。3歳でヴァイオリンを学び始め、9歳でミュンヘン音楽大学のアナ・チュマチェンコの最年少の生徒となる。さらに、ヴァイオリンの巨匠イヴリー・ギトリスからも薫陶を受ける。2004年パリで、ネヴィル・マリナー指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団との初共演で成功を収めたことを機に、ソリストとしてのキャリアをスタートさせた。これまでに数多くの録音をリリースし、二度エコー・クラシック賞を受賞している。
イム・ジヨン / 1717年製ヴァイオリン「サセルノ」
1995年ソウル生まれ。7歳でヴァイオリンを始め、韓国芸術総合学校(国立芸術大学)でキム・ナムユン教授に師事した後、ドイツのクロンベルク・アカデミーで研鑽を積む。2015年ベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクール、および13年ユーロアジア国際コンクールで優勝したほか、インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクール、モントリオール国際音楽コンクール、ドイツ・リヒテンベルクのアンリ・マルトー国際ヴァイオリンコンクールなど、数々の国際コンクールに入賞。
レイ・チェン / 1735年製ヴァイオリン「サマズィユ」
1989年台湾生まれ、オーストラリア育ち。カーティス音楽院にてアーロン・ロザンドに師事した。2008年ユーディ・メニューイン国際コンクール、09年ベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクールにて優勝を飾る。12年から15年までは、ドルトムント・コンツェルトハウスのレジデントを務め、17/18シーズンは、ベルリン放送交響楽団の「アーティスト・フォーカス」の一人となった。デビューアルバム『ヴィルトゥオーゾ』は、エコー・クラシック賞を受賞した。
有希・マヌエラ・ヤンケ/ 1736年製ヴァイオリン「ムンツ」
1986年ミュンヘンにてドイツ人の父と日本人の母の音楽一家に生まれる。3歳でヴァイオリンを始め、ザルツブルク・モーツァルテウム大学においてイゴール・オジムのもとで研鑽を積む。2004年パガニーニ国際コンクールでは最高位と三つの副賞すべてを受賞、07年チャイコフスキー国際コンクールで第3位、同年のサラサーテ国際ヴァイオリンコンクール(スペイン)では優勝を果たした。12年から2年間、シュターツカペレ・ドレスデンのコンサートマスターを務め、15年からシュターツカペレ・ベルリンのコンサートマスターを務めている。
パブロ・フェランデス / 1696年製チェロ「ロード・アイレスフォード」
1991年スペインのマドリードに生まれる。3歳で音楽家の両親から音楽を学び、マリア・デ・マセドおよびアシエル・ポロに師事する。マドリードのソフィア王妃高等音楽院でナタリア・シャコフスカヤに学び、その後、ドイツのクロンベルク・アカデミーでフランス・ヘルメルソンに師事した。2013年パウロ国際チェロコンクール、15年チャイコフスキー国際コンクール入賞のほか、新進気鋭の音楽家に贈られるICMA(国際クラシック音楽賞)の“Young Artist of the Year”(16)やヨーロッパ・コンサートホール協会(ECHO)の19/20年ライジング・スターに選ばれている。
山田和樹
2009年第51回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。ほどなくBBC交響楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。ドレスデン国立歌劇場管、パリ管、フィルハーモニア管、スイス・ロマンド管、ベルリン放送響などに定期的に客演するほか、アメリカ、オセアニアのオーケストラも指揮するなど、活動は世界各地におよぶ。現在、モンテカルロ・フィル芸術監督兼音楽監督、バーミンガム市交響楽団首席客演指揮者、日本フィル正指揮者、読響首席客演指揮者、東京混声合唱団音楽監督兼理事長を務めている。東京藝術大学指揮科で小林研一郎と松尾葉子に師事。
1946年、東宝交響楽団として創立。51年に東京交響楽団に改称し、現在に至る。現代音楽の初演などにより、文部大臣賞、毎日芸術賞、文化庁芸術作品賞、サントリー音楽賞、川崎市文化賞などを受賞。サントリーホール、ミューザ川崎シンフォニーホール、東京オペラシティ コンサートホールで主催公演を行うほか、行政と提携し、コンサートやアウトリーチも積極的に展開している。音楽監督にジョナサン・ノット、桂冠指揮者に秋山和慶、ユベール・スダーン、名誉客演指揮者に大友直人、特別客演指揮者に飯森範親を擁する。
サントリーホール
0570-55-0017
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