サントリーホール CMGオンライン
【ライブ配信】
フィナーレ 2020
(無観客公演・有料)
池田菊衛
鷲見三郎、ジョセフ・ギンゴールド、ナタン・ミルスタイン、齋藤秀雄、ドロシー・ディレイ、ジュリアード弦楽四重奏団に師事。東京クヮルテット第2ヴァイオリン奏者(1974~2013)。元イェール大学教授。現在、桐朋学園やメドマウント・スクール・オブ・ミュージックで教鞭を執る。録音は40枚以上を数え、グラミー賞に7回ノミネートされ、ドイツStern賞、外務大臣表彰をはじめ数多くの賞を受ける。サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。
白井圭
トリニダード・トバゴ共和国生まれ。東京藝術大学卒業。ミュンヘン国際音楽コンクール第2位および聴衆賞(2009)など、多くのコンクールで受賞歴を持つ。拠点をウィーンに置きながら、セイジ・オザワ 松本フェスティバル、サンタンデール音楽祭、木曽音楽祭など数多く参加している。Stefan Zweig Trio、ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ・シュトゥットガルト各メンバー。レボリューション・アンサンブル音楽監督。20年4月にNHK交響楽団のゲスト・コンサートマスターに就任。
原田幸一郎
桐朋学園とジュリアード音楽院で学ぶ。1969年に東京クヮルテットを結成し、12年間第1ヴァイオリンを務めた。DGG、CBS、RCAなどに録音を残し、モントルー・ディスク大賞グランプリを受賞。グラミー賞にも数回にわたりノミネートされた。近年は指揮者としても活躍するほか、教育方面にも力を注ぎ、門下生には数多くの国際コンクール入賞者がいる。現在、桐朋学園大学特命教授、東京音楽大学特任教授。マンハッタン音楽院やサントリーホール室内楽アカデミーのファカルティとして後進の指導にあたる。
外村理紗
2016年IMA音楽賞、第70回全日本学生音楽コンクール中学校の部東京大会と全国大会で第1位を受賞。17年、第86回日本音楽コンクール第2位受賞。18年、第10回インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクール第2位受賞、日本人6大会24年ぶりの入賞。同年11月ニューヨークで開催されたYoung Concert Artists International Auditionsにて優勝、日本人としては神尾真由子以来の快挙となる。原田幸一郎、神尾真由子、小栗まち絵、小林健次に師事。東京音楽大学付属高等学校を特別特待奨学生として卒業後、同大学アーティストディプロマコースに特別特待生として在籍中。
渡辺玲子
超絶的なテクニック、玲瓏で知的な音楽性で世界のヴァイオリン界をリードする逸材。ヴィオッティ、パガニーニ両国際コンクールで最高位を受賞。以来、ワシントン・ナショナル響、フィルハーモニア管、シュターツカペレ・ドレスデン、サンクトペテルブルク響など数多くの欧米アジア各国のオーケストラや世界的指揮者と共演。またバレエとの共演や青少年のためのレクチャーコンサートなど音楽の魅力を広く伝える活動にも取り組んでいる。国際教養大学特任教授。
www.reikowatanabe.com/
磯村和英
桐朋学園とジュリアード音楽院で学ぶ。1969年東京クヮルテットを結成し、ミュンヘン国際音楽コンクール第1位を受賞後、44年間にわたりニューヨークを拠点に世界各地で演奏活動を続けた。東京クヮルテットでの録音の受賞歴多数、個人としてもソロやソナタのCDをリリース。2014年アメリカ・ヴィオラ協会よりキャリア・アチーヴメント賞を授かる。現在は桐朋学園とマンハッタン音楽院で指導を行う。サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。
田原綾子
東京音楽コンクール、ルーマニア国際音楽コンクール優勝。読響、東響、東京フィルなどと共演、室内楽奏者としても国内外の著名アーティストと多数共演するほか、オーケストラの客演首席も務めるなど、活躍の幅を広げている。パリ・エコールノルマル音楽院にてブルーノ・パスキエ、デトモルト音楽大学にてファイト・ヘルテンシュタインに師事。桐朋学園大学院大学特待生、2019年度明治安田クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生。サントリー芸術財団よりPaolo Antonio Testoreを貸与。
佐藤晴真
2019年、ミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門において日本人として初めて優勝。一躍国際的注目を集める。18年ルトスワフスキ国際チェロコンクール第1位、日本音楽コンクール第1位なども受賞。バイエルン放送響はじめ国内外の主要オーケストラと共演しており、今後もプラハ放送響、香港フィルなどと共演予定。リサイタル、室内楽でも好評を博している。20年齋藤秀雄メモリアル基金賞、出光音楽賞受賞。使用楽器は宗次コレクションより貸与されたE. ロッカ1903年製。弓は匿名コレクターより貸与されたF. Tourte。ベルリン芸術大学在学中。
堤剛
名実ともに日本を代表するチェリスト。桐朋学園で齋藤秀雄に師事。1961年インディアナ大学(アメリカ)に留学、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。63年ミュンヘン国際コンクール第2位、カザルス国際コンクール第1位入賞。2009年秋の紫綬褒章を受章。13年文化功労者に選出、17年毎日芸術賞受賞。1988年より2006年までインディアナ大学の教授を、04年より13年まで桐朋学園大学学長を務めた。07年9月サントリーホール館長に就任。日本芸術院会員。
毛利伯郎
10歳よりチェロを始め、桐朋学園、ジュリアード音楽院で学ぶ。在学中より、ニューヨークを中心にアメリカ、ヨーロッパの各地で、室内楽やソロなど多彩な活動を展開。1985年に帰国。2015年まで読売日本交響楽団ソロ・チェリストを務めたほか、東京ピアノ・トリオ、桐五重奏団、水戸カルテット、その他多くのシリーズのメンバーまたはゲストとして出演し、好評を博している。東京音楽大学客員教授、桐朋学園大学教授、サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。
幣隆太朗
東京藝術大学入学後に渡独し、ヴュルツブルク音楽大学を卒業。バレンボイム指揮のもとシュターツカペレ・ベルリンで研鑽を積み、現在はSWR交響楽団団員。ドイツ国内外でのリサイタル開催、音楽祭への参加、小菅優や樫本大進ら世界を代表するソリストとの共演など、精力的に活動している。サイトウ・キネン・オーケストラメンバー。2014年白井圭、横坂源とともにルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ結成。15年兵庫県芸術奨励賞、神戸市文化奨励賞を同時受賞。上野製薬株式会社より1670年製「ブゼット」を貸与されている。
秋元孝介
東京藝術大学を経て、同大学院音楽研究科修士課程修了。第2回ロザリオ・マルシアーノ国際ピアノコンクール第2位、第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール特別賞などを受賞。2018年葵トリオのメンバーとして、第67回ミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で日本人団体として初の優勝。各地でソロリサイタルを開くほか、オーケストラとの共演や室内楽公演、アウトリーチ活動も積極的に行っている。サントリーホール室内楽アカデミー第3期フェロー。現在は東京藝術大学大学院博士課程に在籍しながら日本とドイツで演奏活動を行っている。
江口玲
東京藝術大学作曲科、ジュリアード音楽院ピアノ科大学院修士課程、およびプロフェッショナルスタディーを卒業。その後、欧米および日本をはじめとする各国でのリサイタルや室内楽、協奏曲のほか、ギル・シャハム、渡辺玲子、竹澤恭子、アン・アキコ・マイヤースなど、数多くのヴァイオリニストたちと定期的に共演。数多くのレコーディングでも高い評価を得ている。現在は東京、ニューヨークと2つの拠点を行き来し、国際的な活躍を続ける。洗足学園音楽大学大学院客員教授、東京藝術大学ピアノ科教授。
www.akiraeguchi.com/
練木繁夫
1976年ツーソン、79年スリー・リヴァーズ・ピアノコンクールで第1位に輝き、これまでにボストン響、シカゴ響、ピッツバーグ響、ワシントン・ナショナル響、フランス放送フィル、そしてN響など日本の主要なオーケストラと共演。また76年より、チェロの巨匠ヤーノシュ・シュタルケルと世界各地で共演し、絶賛を浴びる。93年第24回サントリー音楽賞を受賞。81年~2015年までインディアナ大学で教鞭を執った。桐朋学園大学教授、サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。
吉野直子
日本が誇るハープの国際スター。第9回イスラエル国際ハープコンクールに17歳で優勝。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団などトップ・オーケストラ、小澤、アーノンクール、ブーレーズ、アバドほか世界的指揮者との共演、ザルツブルグ、ルツェルン、ロッケンハウス、グシュタード、シュレスヴィヒ゠ホルシュタイン、サイトウ・キネン、マールボロ、モーストリー・モーツァルトをはじめ主要音楽祭から招かれている。
www.naokoyoshino.com/
弦楽四重奏:クァルテット・インテグラ 第5期生
2015年4月桐朋学園に在学中の学生で結成。「インテグラ」とは、イタリア語で“統合”や“誠実さ”を意味する。これまでに山崎伸子、亀井良信、堤剛、練木繁夫と共演する。ギュンター・ピヒラーに招待され、キジアーナ音楽院夏期マスタークラスに全額スカラシップを得て参加。松尾学術振興財団より第29回助成を受ける。19年第8回秋吉台音楽コンクール第1位、山口県知事賞(グランプリ)などを受賞。
弦楽四重奏:チェルカトーレ弦楽四重奏団 第5期生
2017年4月に結成。「チェルカトーレ」とは、イタリア語で“探求者”を意味し、弦楽四重奏を深く探求し続けていきたいという思いを込めて名付けた。プロジェクトQ・第15章・第17章に出演。第8回秋吉台音楽コンクール第3位受賞。第50回フィンランド・クフモ室内楽音楽祭にて、オレグ・カガン・メモリアルファンドスカラシップを受賞。第15回ルーマニア国際音楽コンクールアンサンブル部門第2位(最高位)。
ピアノ三重奏:トリオ デルアルテ 第4期・第5期生
2016年に結成。「デルアルテ」とはイタリア語で“芸術”を意味する。調布国際音楽祭、とやま室内楽フェスティバルや東京文化会館主催公演に出演するほか、18年3月ヨン・シュー・トー音楽院(シンガポール)のコンサートシリーズに招かれ、好評を博す。これまでに原田幸一郎、磯村和英と共演。同年9月より河野明敏(チェロ)を迎える。19年第1回杉並公会堂ベヒシュタイン室内楽コンクール第1位。
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