サントリーホール ジルヴェスター・コンサート 2019-2020
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
カナダのバンクーバー生まれ。ニュルンベルク州立歌劇場での『ラ・ボエーム』ムゼッタ役でキャリアをスタート。この劇場で6シーズンもの間ソリストとして数々の主要な役を歌い、権威あるオペラ雑誌『オーペルンヴェルト』の年間ベスト歌手に何度も選出された。その後、ウィーン・フォルクスオーパーほか、ドイツ、イタリアの主要な歌劇場、音楽祭などで活躍。サントリーホールのジルヴェスター&ニューイヤー・コンサートでは、2007/08シーズンのエリック・カンゼルとのツアー以来、13/14、16/17シーズンでもソリストに抜擢され、日本でもお馴染みのディーバである。
1983年スロバキア国立歌劇場『愛の妙薬』ネモリーノ役でデビュー以降、ウィーン国立歌劇場、ゼンパー・オーパーなどで活躍。近年は、ブラチスラバ歌劇場を本拠地に『トスカ』『こうもり』『カルメン』や『ローエングリン』のタイトルロールなどで存在感を遺憾なく発揮している。兄のペーター・ドヴォルスキーのほか、5人の兄弟のうち4人がオペラ歌手として世界中で活躍する歌手一家。92年以来、フォルクスオーパー響とのジルヴェスター&ニューイヤー・コンサートに度々登場。回を重ねるほどに円熟味を帯びるその歌声は、毎回聴衆からの大喝采を受けている。
カメラータ・ザルツブルグ、フォルクスオーパー響、ウィーン交響楽団などのコンサートマスターとして活躍した後、1995年フィルハーモニア・ウィーンを設立。タスマニア交響楽団、ボルツァーノ・ハイドン・オーケストラの首席指揮者を歴任し、BBC交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、ウィーン室内管弦楽団などで多くの客演を重ねる。オペラの指揮でも活躍しており、各地のオペラハウスに招かれている。6回目となるサントリーホールのジルヴェスター&ニューイヤー・コンサートでは、ヴァイオリンを片手に華麗な弾き振りを披露する。
ウィーン・フィルと並び世界最高のウィンナ・ワルツ、ポルカを聴かせてくれるこの楽団は、ウィーンを代表するオペラ、オペレッタハウスとして1898年に創設されたウィーン・フォルクスオーパー(国民劇場)のオーケストラ・メンバーにより結成され、ウィーン市民に長く愛され続けている。
ウィンナ・ワルツの研究と継承、および典型的なウィンナ・ダンスの保護を目的としてウィーン・フォルクスオーパーを母体に結成されたバレエ団。今回も選りすぐりの2組のペアが、サントリーホールの舞台に登場し、エレガンスな宮廷舞踏と、時にコミカルな演出で舞台を盛り上げてくれる。
サントリーホール
0570-55-0017
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