第48回サントリー音楽賞受賞記念コンサート
〈ピアノ:小菅優〉
~サントリー芸術財団50周年記念~
2005年カーネギーホールで、翌06年にはザルツブルク音楽祭でそれぞれリサイタル・デビュー。デュトワ、小澤らの指揮でベルリン響、フランクフルト放送響、シュトゥットガルト放送響などと共演。10年ザルツブルク音楽祭でポゴレリッチの代役としてヘレヴェッヘ指揮カメラータ・ザルツブルクと共演。10年から15年にはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会(全8回)を東京、大阪で行い各方面から絶賛を博した。現在はソロだけでなく室内楽や歌曲伴奏を含むベートーヴェンのすべてのピアノ付き作品を取り上げる新企画「ベートーヴェン詣」に取り組んでいる。17年第48回(2016年度)サントリー音楽賞受賞。17年秋より、4つの元素「水・火・風・大地」をテーマにした新リサイタル・シリーズ「Four Elements」を始動。
フリッツ・クライスラー、ロン=ティボーなど、5つの権威ある国際コンクールで優勝。幼少期より恵藤久美子、田中直子に師事。名教師ザハール・ブロンのもと、ドイツ・リューベック音楽院で研鑽を積み、その後、フライブルク音楽院でライナー・クスマウルに師事。これまで小澤征爾、ヤンソンス、ラトル、P. ヤルヴィらのもと、ベルリン・フィルをはじめ国内外のオーケストラと共演。室内楽でも、クレーメル、アルゲリッチなどと共演し、現在、兵庫県で室内楽音楽祭「ル・ポン国際音楽祭」を音楽監督として率いている。主なCDに、『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集』(ワーナー・クラシックス)など。2010年、ベルリン・フィル第1コンサートマスターに正式就任。使用楽器は1674年製アンドレア・グヮルネリ。
ペルーとウルグアイ出身の両親のもとドイツに生まれる。チェロをボリス・ペルガメンシコフに師事。1995年ジュネーヴ国際音楽コンクール優勝。2000年、第1回パブロ・カザルス国際コンクールにて、第1位、室内楽演奏特別賞、カザルス愛用楽器「ゴフリラー」の2年貸与に預かるという3つの栄誉を手にした。これまでにドレスデン国立歌劇場管弦楽団、パリ管弦楽団、ウィーン交響楽団、NHK交響楽団、ボストン交響楽団などと、バレンボイム、マリナー、ジンマンらの指揮のもとで共演。また、バーゼル音楽祭(音楽監督:クレーメル)など世界各地の音楽祭に招かれている。現在、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学教授。使用楽器はバーデン=ヴュルテンベルク州立銀行から贈られたG. B. ロゲーリ。
サントリーホール
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