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サントリーホール オペラ・アカデミー公演
モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』(全4幕・日本語字幕付)
日時
2019年2月11日(月) 13:30開演(12:50開場)
会場
ブルーローズ(小ホール)
出演
フィガロ:石井基幾(バリトン)
スザンナ:小寺彩音(ソプラノ)
伯爵:増原英也(バリトン) *コーチング・ファカルティ
伯爵夫人:迫田美帆(ソプラノ)
ケルビーノ:細井暁子(メゾ・ソプラノ)
マルチェッリーナ:三戸はるな(ソプラノ)
バルトロ:山田健人(バリトン) 
バジリオ&ドン・クルツィオ:根津久俊(テノール)
アントニオ:小幡淳平(バス)
バルバリーナ:金子響(ソプラノ)
声楽アンサンブル:サントリーホール オペラ・アカデミー  

ピアノ:古藤田みゆき *コーチング・ファカルティ

演出:田口道子
曲目
モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』K. 492
出演者プロフィール
フィガロ:石井基幾(バリトン)

2016年東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞受賞。現在、同大学大学院音楽研究科声楽専攻在籍中。オペラでは『フィガロの結婚』題名役、コンサートではベートーヴェン「第九」やフォーレ『レクイエム』などのソリストをつとめる。母校である神奈川県立大和高等学校の50周年記念式典にて、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。サントリーホール オペラ・アカデミープリマヴェーラ・コース第3期を首席で修了し、現在、同アカデミー アドバンスト・コース第3期在籍。

スザンナ:小寺彩音(ソプラノ)

2014年東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。市川市文化振興財団 第28回新人演奏家コンクールで優秀賞を受賞。副賞として市川・第九コンサートにソプラノソリストとして出演。第20回日本演奏家コンクールでグランプリ(総合1位)および声楽部門一般Aの部で第1位、毎日新聞社賞を受賞。副賞として19年8月に東京フィルハーモニー交響楽団と共演予定。現在、サントリーホール オペラ・アカデミー プリマヴェーラ・コース第4期在籍。島村楽器声楽科講師。

伯爵:増原英也(バリトン)

東京藝術大学大学院修士課程修了。2008年『ファルスタッフ』フォード役でオペラ・デビュー。以後、『チェネレントラ』『ラ・トラヴィアータ』『リゴレット』『仮面舞踏会』『シモン・ボッカネグラ』『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』など多数のオペラで主要な役を演じる。10年よりイタリア留学。パルマのテアトロ・レージョでは『結婚手形』ズルック役、韓国大邱オペラフェスティヴァルでは『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ役で出演。14年パルマ国立アッリゴ・ボーイト音楽院を最高位で修了後、帰国。日生劇場『セビリアの理髪師』バルトロ役、二期会『トスカ』スカルピア役を務める。サントリーホール オペラ・アカデミー コーチング・ファカルティ。二期会会員。

伯爵夫人:迫田美帆(ソプラノ)

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。オペラでは、これまでに『愛の妙薬』アディーナ役、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ役で出演。第50回日伊声楽コンコルソ入選。第13回東京音楽コンクール第2位。第86回日本音楽コンクール入選。2017年5月、サッバティーニの指揮のもとロッシーニ『小荘厳ミサ曲』のソリストを務め、好評を博した。サントリーホール オペラ・アカデミー アドバンスト・コース第2期修了。19年4月、藤原歌劇団公演『蝶々夫人』題名役に抜擢され出演予定。藤原歌劇団団員。

ケルビーノ:細井暁子(メゾ・ソプラノ)

2015年国立音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻(ドイツ歌曲)修了。同大学大学院オペラ『フィガロの結婚』ケルビーノ役、サントリーホール主催レインボウ21 にてオペラ『オルフェウス』(森鴎外訳版)題名役に出演。第26回日本ドイツ歌曲コンクール入選。第10回東京国際声楽コンクール第2位。群馬県教育文化事業団推薦研修員として草津夏期国際音楽アカデミーを受講。現在、サントリーホール オペラ・アカデミー アドバンスト・コース第3期在籍。群馬音楽協会会員。

ピアノ:古藤田みゆき

日本大学芸術学部音楽学科ピアノ科卒業。東京二期会、藤原歌劇団などのオペラ団体で音楽スタッフとして経験を積む。1993年から2010年までサントリーホール「ホール・オペラ®」のチーフ音楽スタッフを務め、世界的な指揮者や歌手から厚い信頼を得た。国内外のコンクール、音楽祭、マスタークラスにも招かれている。また、オーケストラ・パートをピアノ一台で演奏するオペラ全曲公演に数多く出演するほか、声楽の共演者として、リーダーアーベントをはじめリサイタルやコンサートでも活躍している。サントリーホール オペラ・アカデミー コーチング・ファカルティ。

演出:田口道子

国立音楽大学声楽科およびミラノ・ヴェルディ音楽院卒業。メゾ・ソプラノ歌手として活動するとともに演出助手として世界各地の歌劇場で経験を積む。以後、再演演出家としてミラノ・スカラ座、ヴェローナ野外劇場、フィレンツェ五月音楽祭などイタリア各地のほかヴァレンシア、テル・アヴィヴでも活躍、新国立劇場では『トスカ』『トロヴァトーレ』『リゴレット』の再演演出を手掛ける。近年は演出家として活動し、サントリーホール オペラ・アカデミー公演では『セビリャの理髪師』『コジ・ファン・トゥッテ』『愛の妙薬』『ラ・ボエーム』を演出。訳書に『リッカルド・ムーティ自伝:はじめに音楽 それから言葉』『リッカルド・ムーティ、イタリアの心 ヴェルディを語る』(音楽之友社)。字幕翻訳も多数。

聴きどころ
田口道子による演出ノート

サントリーホール オペラ・アカデミーのオペラ公演が3年ぶりに復活いたします。
今回の演目は『フィガロの結婚』です。伯爵に仕える使用人フィガロと小間使いスザンナの結婚式の日に起こった様々な出来事が風刺的に描かれている作品です。倦怠期を迎え一度廃止した初夜権を復活させようとする封建領主の伯爵と、花嫁スザンナの純潔を守ろうと策略を練るフィガロ、不実な夫に悩ませられ愛情がなくなったことを嘆く伯爵夫人、フィガロに横恋慕する年増の女中頭マルチェッリーナとフィガロへの仇を返そうと結婚ぶち壊しの片棒を担ぐバルトロ、思春期を迎え女性への関心に目覚めた小姓ケルビーノ、伯爵のご機嫌取りで伯爵の浮気の仲介をする音楽教師のバジリオ、酒飲みの庭師アントニオとその娘でおませなバルバリーナ、裁判官のドン・クルツィオ、この11人の登場人物をアカデミー生たちがどのように演じるかが見どころになる公演です。
ブルーローズには舞台装置を飾ることができませんし、舞台のスペースも限られています。自ずと観客の皆様の目は歌手たちに向けられるでしょう。封建領土の城という狭い世界に住む登場人物の役柄を信じうるように演じるためには、台本を深く理解する必要があります。
特にこのモーツァルトの作品のようにレチタティーヴォが物語の進行にとって重要な役割を果たしている場合は、言葉の一語一語の意味とその言葉を発する時の気持ちが充分に分かっていなければ早口でカタカナを羅列しているように聞こえてしまいます。今回の公演の準備は演劇と同じように本読みから始めました。発音と口調、話し方を中心に台本を読んで、対訳による理解ではなく、台本の言葉一つ一つに隠されている二重の意味までも読み取りながら時間をかけて稽古しました。
そして今回もプロジェクションを使って背景になる場面を映し出すことにしました。『愛の妙薬』はアニメ仕立て、前回の『ラ・ボエーム』は油絵仕立てでしたが、今回はテクスチャーを生かした鉛筆画を背景にすることにしました。策略や錯覚、困惑や疑惑そして騙し合いに満ちている物語の登場人物の心理を絵にしてみたのです。思い込みや考え違いから生じるずれ、時間のずれなどを場面ごとに表わして背景にしました。
また、物語の内容をよりお分かりいただけるよう、今回初めて字幕を付けることにいたしました。
プロのオペラ歌手としての第一歩を踏み出そうとしているアカデミー生たちの奮闘をどうぞ温かく見守っていただきたいと思います。
(たぐち みちこ・演出家)

料金
指定5,000 (12月11日一般発売)

サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売:12月6日(木)10時~10日(月)
※先行期間中は窓口での販売はございません。

主催
サントリーホール
協賛
リベラ株式会社
お問い合わせ
サントリーホール 0570-55-0017
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