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サントリーホール オルガン プロムナード コンサート
日時
2013年5月16日(木) 12:15~12:45(12:00開場)
出演
川越聡子(Org)
料金
入場無料
日時
曲目
  • J. S. バッハ(1685~1750):協奏曲 イ短調 BWV593
  • J. S. バッハ:目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声 BWV645
  • ラングレ(1907~91):『オルガンのための小組曲』から第4曲「ミクスチュールによる対話」
  • メシアン(1908~92):『主の降誕』から 第9曲「神は我らのうちに」
出演
川越聡子(Org)
料金
入場無料
会場
大ホール
主催
サントリーホール
後援
港区
お問い合わせ
サントリーホール 0570-55-0017
オルガン:川越聡子

東京芸術大学音楽学部オルガン科卒業、同大学院音楽研究科修了。フランス国立トゥールーズ音楽院高等課程(CESMD)修了。オルガンを小林英之、廣野嗣雄、早島万紀子、ミシェル・ブヴァール、ヤン・ヴィレム・ヤンセンに師事。第2回アンドレア・アンティーコ・ダ・モントーナ国際オルガンコンクール第2位。これまでにサントリーホール、東京芸術劇場、ミューザ川崎シンフォニーホール、京都コンサートホールなど、国内外のコンサートホールや教会でソロ演奏会を行う。2007年から11年3月まで所沢市民文化センターMUSEの初代ホール・オルガニストを務めたほか、さまざまな演奏・啓蒙活動を通して、オルガン音楽の普及活動を積極的におこなっている。現在、洗足学園音楽大学非常勤講師、オルゲル音楽院講師。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
~出演者メッセージ~
   今回のコンサートは「ディアローグ(対話)Dialogue」をテーマにお届けいたします。

   オルガンという楽器は一台一台異なるため、演奏会前に必ずリハーサルの時間を頂き、音色を準備します。静まり返った無人のホールで「この曲にはどの音色が合うかな?」「この笛の発音に合わせてこう弾こうかな?」とオルガンと「対話」をくり返す瞬間、これが私たちオルガン奏者にとって一番の至福の時かもしれません。

   また、オルガンは複数の鍵盤を持ち、同時に違う音色で演奏できることから、昔から一台で「音楽の対話」を再現してきた楽器です。
   最初に演奏する『協奏曲 イ短調 BWV593』の原曲は、当時流行していたヴィヴァルディの「2つのヴァイオリン協奏曲 RV522」をJ.S.バッハがオルガン用に編曲した作品です。曲は急―緩-急の3楽章形式で、度々現れる鍵盤交代によって、オーケストラ群と2本のヴァイオリンの「対話」を見事に再現しています。

   『シュープラー・コラール集』に収められた「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」の原曲は、J. S.バッハの同名のカンタータ140番です。真夜中に物見らの声に導かれて到着したイエスは、この後待ち焦がれた魂との対話を高らかに歌います。

   20世紀パリで活躍したラングレ「ミクスチュールによる対話」は、鮮やかなMixture(音栓の名前)の音色が、鍵盤交代によってこだまのような効果を生んでいます。

   同じく20世紀の作曲家メシアンの「神は我らのうちに」は、「神との対話」の1曲と言えるでしょう。キリストの降誕の瞬間が、歓喜のトッカータとして再現されています。
(川越聡子)
 
 
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