サントリーホールは、世界的な音楽拠点と協力関係のもと、グローバルな音楽活動を行っています。2006年からはウィーン楽友協会カーネギーホールと提携を結び、さまざまな企画を実現してきました。2016年の開館30周年からは、東南アジアのハブ・エリア、シンガポールの総合文化施設「エスプラネード」と中長期的な視野で協力関係を築いています。

ウィーン楽友協会(ウィーン・フィル)

2006年10月、サントリーホールは、ウィーン・フィルの本拠ウィーン楽友協会ホールを企画運営する同協会と提携し、双方のプログラムやアイディアを互いに活用して、日本とオーストリアの音楽文化の発展につとめることとしました。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団についてはこちら(日本語サイト)

サントリーホールの大ホール正面ホワイエ壁面に、提携記念プレートが掲げられています。

ウィーン楽友協会とサントリーホールは双方の友好関係によりオーストリアと日本両国の文化的連帯を実り豊かにすることに寄与いたします(日本語訳)

ウィーン楽友協会 理事長 トーマス・アンギャン
サントリーホール 館長 佐治信忠(当時)
2006年11月

ウィーン楽友協会でも2007年2月に刻板が設置されました。

ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン

サントリーホールとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、音楽文化の実り豊かな発展という共通の願いのもと、1999年より定期的に「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」を開催しています。大ホールでの演奏会のほか、未来の聴衆、音楽家を育むための様々な特別プログラムを実施しています。

「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」についてはこちら

ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金

「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」を東日本大震災に際して設立、団員による被災地での継続的な活動を行っています。

活動の詳細はこちら

カーネギーホール

2006年9月、サントリーホールとカーネギーホールは、教育プログラムにおけるパートナーシップを結び、若い世代を育成する環境づくりに協力して取り組んでいくことを確認しました。提携により、世界屈指の規模と先進性をもち年間11万人以上が参加するカーネギーホールの教育プログラム「カーネギーキッズ」「プロフェッショナル・トレーニング・ワークショップ」を開催しました。

カーネギーホール公式サイト

サントリーホールの大ホール正面ホワイエ壁面に、提携記念プレートが掲げられています。

提携記念プレート
(左)カーネギーホール総支配人 クライブ・ギリンソン
(右)サントリーホール館長 堤剛(2011年)

カーネギーキッズ

カーネギーホールが開発した3~6歳のこどもたちを対象とするプログラム「カーネギーキッズ」を2008年から開催。演奏者は若手の有望な音楽家たちをアメリカから招き、ユーモアあふれるパフォーマンスも交えて、音楽の豊かさを楽しく伝えました。

カーネギーキッズについての詳細

プロフェッショナル・トレーニング・ワークショップ

アメリカを代表するピアニスト、レオン・フライシャーを指導者に迎えて、2009年にプロフェッショナル・トレーニング・ワークショップを開催。約一週間の集中セミナーで、プロを目指す若いアーティストが楽曲解釈や演奏技巧のみならず、音楽家として生きるためのノウハウや思想を、世界的巨匠から直接学びました。

アジアでの連携「エスプラネード」

©Mori Hidetaka
©Tim Griffith

アジアのクラシック音楽の発展、音楽家やホールスタッフの交流を目的として、シンガポールの総合文化施設「エスプラネード」と中長期的に協力関係を築き、双方の知見やネットワークを活用する企画や、アジア圏若手演奏家支援のプラットホームづくりに取り組んでいきます。

2015年にオルガンコンサートを共同制作にて開催、2016年にはサントリーホール制作により2014年世界初演した、古代祝祭劇「太陽の記憶-卑弥呼」(※)のエスプラネードでの公演を行いました。またサントリーホール室内楽アカデミーの選抜フェローがシンガポールへ渡り、シンガポール国立大学ヨン・シュー・トー音楽院の選抜メンバーが来日し、双方の国で共演するコンサートを行いました。

(※)洋楽、邦楽、歌舞伎、舞踊など多様なジャンルがコラボレートした新たな舞台作品