サントリーホール スペシャルステージ2016
アンネ=ゾフィー・ムター
【日程・内容】
10月4日(火) | 室内楽の夕べ ~ムター・ヴィルトゥオージ |
10月5日(水) | ヴァイオリン・リサイタル |
10月7日(金) | スペシャル・コンサート~アクティブ・シニアでいるために |
10月9日(日) | 協奏曲の夕べ |
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ヴァイオリンの女王ムター、満を持して登場!
世界のビッグアーティストの"今"に焦点をあて、その音楽を多角的に捉え、披露する「サントリーホール スペシャルステージ」。今年は、ヴァイオリンの女王 アンネ=ゾフィー・ムターが登場します。リサイタル、協奏曲、室内楽など、その魅力が存分に発揮される4公演です。
伝説の指揮者カラヤンに認められ、13歳から共演を重ねてキャリアを積みあげてきたムター。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを誇りますが、今回のプログラムはいずれもロマン派以前の作品と、自身のために作曲された現代作品とのコンビネーションです。
ムターは若手演奏家の育成を精力的に行っており、今回の室内楽公演については、いま最も力を注いでいる活動のひとつ、ムター・ヴィルトゥオージの日本デビューとなります。サントリーホールで研鑽を積んでいる室内楽アカデミーからの選抜メンバーも加わり、夢の共演を果たします。
【出演】
ヴァイオリン:アンネ=ゾフィー・ムター 、
ピアノ&チェンバロ:ランバート・オルキス(4日、 5日、 7日)
室内楽:ムター・ヴィルトゥオージ(4日) 、
サントリーホール室内楽アカデミー選抜メンバー(4日)
指揮:クリスティアン・マチェラル (9日) 、
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団 (9日)
ムター・ヴィルトゥオージ
ランバート・オルキス
クリスティアン・マチュラル
- ヴァイオリン:アンネ=ゾフィー・ムター
【プロフィール】
今年はムターにとって、ルツェルン音楽祭での世界デビューから40周年にあたる記念すべき年である。日本デビューからは35周年になるが、奇しくもサントリーホールの開館30周年の年でもある。ムターはデビュー以来、長年にわたりドイツ・グラモフォンとコラボレーションを続けており、これまでにグラミー賞を4回受賞。現代音楽の熱心な支持者でもあり、カリアー、デュティユー、グバイドューリナ、ルトスワフスキ、モレ、ペンデレツキ、プレヴィン、リームといった作曲家たちの24作品の世界初演を行った。
2014/15シーズンには、カーネギーホールの「パースペクティヴス・アーティスト」6公演に出演。この他にも、サンフランシスコ響、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロンドン響等と共演、イェフィム・ブロンフマン、リン・ハレルとのトリオおよび、アンネ=ゾフィー・ムター財団の弦楽アンサンブル、ムター・ヴィルトゥオージとの北米ツアーを行った。
2015/16シーズンの主な活動としては、ザルツブルク復活祭音楽祭への出演、ロンドン響、ピッツバーグ響、バイエルン放響、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ドレスデン国立歌劇場管、チェコ・フィル等との共演、ムター・ヴィルトゥオージとのツアーなどがあげられる。昨年の大晦日にはサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルのジルベスター・コンサートに出演した。ムターは長年にわたり様々な慈善活動に対する支援を行っており、特に医療問題や社会問題の軽減に関する活動に貢献している。これまでに行ったチャリティ・コンサートの回数は、2016年で70回近くになり、その収益金は世界中の慈善団体に寄付されている。ムターに贈られた多くの賞、称号、および勲章は、彼女の卓越した芸術性に対してだけでなく、人道的活動に対するものである。