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東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」
2017年シーズン 楽器ア・ラ・カルト

日本で初めての子どものためのオーケストラ定期演奏会、2017年のテーマは「楽器ア・ラ・カルト」。
弦楽器、ピアノ、オルガン、管楽器を取り上げ、毎回異なる指揮者とソリストが登場します。

※公演日をクリックしたページに公演詳細情報を掲載。年間会員券、1回券ともご購入いただけます。【年間会員券は終了しました】

※公演日をクリックしたページに公演詳細情報を掲載。年間会員券、1回券ともご購入いただけます。【年間会員券は終了しました】

  • 【動画】9月指揮者・田中祐子

  • 【動画】11月指揮者・下野竜也

  • 【動画】12月指揮者・川瀬賢太郎

  • 【動画】2018年3月指揮者・飯森範親

2018年3月24日(土) 第64回「愉しいデザート」
指揮・飯森範親インタビュー

東京交響楽団の首席奏者、こども奏者が活躍するコンサート

山田治生(音楽評論家)

4年連続でこども定期演奏会のシーズン最後に登場し、こども奏者たちと共演する飯森範親さんに2018年3月の演奏会について話していただきました。

*2018年3月24日(土)公演情報詳細、チケット購入はこちら

  • 2017年シーズンのタイトルが「楽器ア・ラ・カルト」。シーズン最後の3月の演奏会は「愉しいデザート」というタイトルです。今回の選曲の意図を教えてください。

    今シーズンは、コース料理に例えてきましたが、最後の3月はデザートのようなイメージでプログラムを組みました。パンナコッタ、ティラミス、シャーベット・・・いろんなジャンルの作品にスポットを当てました。

    • 荒木奏美

      荒木奏美

    • 鳥塚心輔

      鳥塚心輔

    荒木さんはみんなが注目する日本を代表するオーボエ奏者の一人になりました。オーボエがこういう音色でこういうメロディが奏でられるということを日本最高のオーボエ奏者で聴いていただいて、特に若い子たちの感性に火がつけばと思います。敢えて、モーツァルトのオーボエ協奏曲のような定番ではなく、モリコーネを選んだのは、1回聴くと、あのテーマねと覚えていただけるような曲だからです。
    鳥塚くんはパワーのあるトロンボーン奏者。パッションがあって、音量も迫力もある。でも今回はそういった面だけでなく、トロンボーンの繊細さも聴いていただきたいですね。連続テレビ小説「瞳」のメインテーマは鳥塚くんの希望でもあります。
    オーボエは、私の弟がオーボエ奏者で、アメリカ・オレゴン州のセーラム交響楽団で吹いています。弟は40本もオーボエを持っているのですよ。私もイングリッシュホルンは持っているので、リードさえあれば音は出せます(笑)。オーボエとは40年以上の付き合いとなり、楽器の魅力を引き出せると思います。家に金管楽器がみなあり、トロンボーンは僕のいとこがアマチュアで吹いていて、馴染みを持ってきました。
    また、宮川彬良さんの「シンフォニック・マンボNo.5」は、マンボの名曲「マンボNo.5」とベートーヴェンの交響曲第5番がうまくミックスされている楽しい曲です。

  • 今シーズンのこども奏者との共演は、シューマンの交響曲第3番「ライン」の第2楽章ですね。

    今回は選ばれたこども奏者たちにドイツ音楽をきちっと演奏してもらおうと思いまして。10月末にオーディションをしました。比較的演奏しやすい曲で、ドイツ音楽のフレージング、ドイツ語との発音との関係、アウフタクトの考え方などを練習で伝えたいと思っています。そしてそれを自分でコンチェルトなどのドイツ音楽を演奏する時の参考にしてもらえればと思います。敢えて教育的配慮で入れました。
    ライン川なので、皆さんは利根川や多摩川くらいの川幅をイメージして、3拍子とともに川の流れを思い描いてください。青空のブルーが川面に反射して、青と緑が美しくマッチしているとかいうイメージになればよいかと思います。

  • こども奏者との共演(2016年12月)

    こども奏者との共演(2016年12月)

  • 最後は、グローフェの「ミシシッピ組曲」。グローフェは『グランド・キャニオン』が有名ですが、これはコンサートではあまり演奏されない曲ではありませんか?

    ライン川とミシシッピ川をかけての選曲です。こどもたちのお母さんたちは、「アメリカ横断ウルトラクイズ」のテーマとして、聴いたことがあるでしょう。「この曲なの!」とよく言われます。こどもたちよりも、むしろ親御さんにも関心を持ってもらえると思います。オーケストラ曲としてよく書けています。先日も九州で「ミシシッピ組曲」全曲を演奏しました。

  • 飯森さんは東京交響楽団との付き合いが長く今は正指揮者を務めておられますが、東響の魅力についてお話ししていただけますか?

    最近は特に、日本でもトップクラスの首席奏者がゴロゴロしている楽団なので(笑)、そういう方々にソロを演奏していただいて、東響の魅力を身近に感じてほしい。そしてこの演奏会を通して東響がさらにみなさんの身近な存在になってほしいと思います。今回首席奏者たちを紹介するのも、楽器をやっている若い人たちの目標にしてほしいからです。

  • このコンサートを聴きに行こうかなと思っている人にメッセージをいただけますか。

    『愉しいデザート』ということで、堅苦しい曲、緊張するような曲は入れていません。聴いているだけで楽しくなる曲ばかりなので、気軽に楽しんでください。シューマンの『ライン』では、こども奏者が入りますので、みんなで応援してください。

東京交響楽団&サントリーホール 「こども定期演奏会」 2017年

  • 指揮:田中祐子 ハープ:景山梨乃
    司会:坪井直樹 (9月9日)

  • 指揮:下野竜也 
    ピアノ:小山実稚恵、こどもピアニスト (11月4日)

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