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シンガポールとの交流プロジェクト
ヨン・シュー・トー音楽院×サントリーホール室内楽アカデミー

開館30周年を迎えるサントリーホールは、シンガポールの総合文化施設「エスプラネード」と中長期的に協力関係を築き、アジアのクラシック音楽の発展を目指して活動していきます。
その一環として、3月にサントリーホール館長・堤剛(チェリスト)がシンガポール国立大学音楽学部「ヨン・シュー・トー音楽院」を訪れ、マスタークラスを開催しました。また、5月9日~14日には、ヨン・シュー・トー音楽院とサントリーホール室内楽アカデミーの選抜メンバーが、リハーサル合宿およびコンサートを実施。多国籍のライジング・アーティストたち総勢18名が練習を積み重ね、国境を超えたアンサンブルを磨き上げてきました。
この音楽交流を一層深めようと、ヨン・シュー・トー音楽院の指導者と選抜メンバーを日本に招き、6月10日サントリーホールにてシンガポールでのコンサートを再演します。若き音楽家たちが躍動する室内楽にぜひご注目ください。
6/10(金)  ENJOY! ウィークエンド 未来編 ヨン・シュー・トー音楽院×サントリーホール室内楽アカデミー

なお、2016年は日本とシンガポールの外交関係樹立50周年の記念年にあたります。一昨年サントリーホールで世界初演した舞台作品、古代祝祭劇『卑弥呼』を5月20日にエスプラネードで開催。また、6月10日サントリーホールでの公演をきっかけに、今後もコミュニケーションを深めていきます。
5/20(金)  古代祝祭劇『卑弥呼』 シンガポール公演(PDF)

エスプラネード
エスプラネード©MoriHidetaka
ヨン・シュー・トー音楽院
ヨン・シュー・トー音楽院
  • ヨン・シュー・トー音楽院でのマスタークラス(2016年3月)
    (講師:サントリーホール館長・堤剛)
  • ヨン・シュー・トー音楽院でのコンサート(2016年5月)
    (ヨン・シュー・トー音楽院およびサントリーホール室内楽アカデミーの選抜メンバー)
  • シンガポール ナショナル・ギャラリーでのコンサート(2016年5月)
    (ヨン・シュー・トー音楽院およびサントリーホール室内楽アカデミーの選抜メンバー)


<サントリーホール室内楽アカデミー 6/10出演メンバー>

  • 小川響子
    (ヴァイオリン)

  • 戸原直
    (ヴァイオリン)

  • 古賀郁音
    (ヴィオラ)

  • 伊東裕
    (チェロ)

  • 鍵冨弦太郎
    (ヴァイオリン)

  • 小形響
    (ヴァイオリン)


  • 福井萌
    (ヴィオラ)

  • 湯原拓哉
    (チェロ)

  • 丹羽あいり
    (チェロ)

  • 秋元孝介
    (ピアノ)

  • 稲生亜沙紀
    (ピアノ)


室内楽アカデミーについてはこちら>>


ヨン・シュー・トー音楽院
(正式名称:シンガポール国立大学ヨン・シュー・トー音楽院)

2001年シンガポール国立大学(NUS)音楽専攻カレッジのシンガポール音楽院として設立。当初より、アメリカのジョン・ホプキンス大学ピーボディ音楽院と提携。2003年名称をヨン・シュー・トー音楽院に変更。この年から、学部生全員の学費が免除されている。周辺地域からの留学生を含む約220名(2013年時点)の出身地は、アジア全域はもとよりヨーロッパ、北中米、オセアニアなど多彩である。欧米からのゲスト教員を毎年多数招聘しており、日本からは今井信子、鈴木雅明、池田菊衛、浦川宜也が招かれている。

<来日メンバー7名のプロフィール>

  • ヴァイオリン:オレクサンダー・コニエフ

    ウクライナに生まれ、5歳よりヴァイオリンを学ぶ。2011年よりウクライナ国立チャイコフスキー音楽院で学び、現在はヨン・シュー・トー音楽院に在籍。2012年リセンコ国際音楽コンクール第4位、2015年シンガポール国際ヴァイオリン・コンクールのセミファイナリスト。ソリストおよび室内楽奏者として、世界各国で演奏活動を行う。

  • ヴァイオリン:オーレスト・スモッシュ

    1991年ウクライナ生まれ。7歳よりヴァイオリンを学ぶ。リセンコ音楽専門学校およびウクライナ国立チャイコフスキー音楽院を卒業後、シンガポールに移り、ヨン・シュー・トー音楽院で学ぶ。これまでに、鈴木雅明、ワディム・レーピン、イリヤ・グリンゴルツ、五嶋みどり、イヴリー・ギトリス、清水高師、デイヴィッド・タケノらと共演している。

  • ヴァイオリン:マーティン・ペー

    シンガポール生まれ。米国のアイデルワイルド・アーツ・アカデミーで学び、現在はヨン・シュー・トー音楽院に在籍。ソリストとしてペナン・フィルハーモニー管弦楽団等と共演。室内楽にも積極的に取り組み、シンガポールを代表する弦楽四重奏団であるタン弦楽四重奏団の指導のもと、室内楽のグループではヴィオラにも取り組んでいる。

  • ヴィオラ:ホー・チェン・ホェイ

    4歳よりヴァイオリンを学び、2007年にユーディ・メニューイン音楽学校に入学。豊かな才能を幅広く発揮し、ギルフォード交響楽団のイェリネク賞など受賞多数。シンガポール芸術協議会から、才能ある若手アーティストのための奨学金を授与されている。これまでに、ロイヤル・フェスティバル・ホールやハーグ王立音楽院など、シンガポール国外でも様々な演奏活動を行う。

  • チェロ:クリストファー・ムイ

    香港に生まれ、5歳よりチェロを学ぶ。2005年オーストラリアに渡り、11年よりシドニー音楽院で学ぶ。現在はヨン・シュー・トー音楽院で音楽学士号の取得を目指している。シドニー芸術祭コンクールの16歳以下および年齢制限なしの両部門で優勝、その後は世界各地のフェスティバルや芸術祭に出演し、活躍の場を広げている。

  • コントラバス:チャン・ジェンザ

    7歳よりコントラバスを学ぶ。ヨン・シュー・トー音楽院のオーケストラでは、大植英次、ジェイソン・レイ、ジョシュア・タンなど世界的に著名な指揮者と共演。室内楽の経験も豊富で、同音楽院学長のバーナード・ランスキーや、同弦楽学科長のジョウ・チェンと共演している。第10回国際コントラバスコンクール(ブルノ)で第3位を獲得するなど受賞多数。

  • クラリネット:ミャオ・カイウェン

    シンガポール出身。第1回シンガポール全国クラリネット・コンクールにおいて、最年少の13歳で銅賞を受賞。以降、国内外の舞台に数多く登場している。これまでにシンガポール・ナショナル・ユース・オーケストラをはじめ、多数のアンサンブルと共演。ヨン・シュー・トー音楽院のヤング・アーティスト・プログラムを経て、現在は同音楽院に在籍。

サントリーホールディングス株式会社は公益財団法人サントリー芸術財団のすべての活動を応援しています。