出演者も昨年に続き豪華な三者がそろい踏み！
指揮者の大友直人は、音楽を楽しんでもらうための新たな取り組みも積極的に行い、音楽界をリードしています。今年もその優しい語り口で「指揮者は気難しい」というイメージを払拭し、楽しい時間を作ってくれるはず。
オーケストラの演奏は新日本フィルハーモニー交響楽団。クラシック音楽はもちろんのこと、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』といった映画では管弦楽の演奏を担当。2022年には創立50周年を迎える日本を代表するオーケストラです。
そして、クリスマスの日に、音楽の世界に素敵な声でご案内するナビゲーターが声優・森川智之。トム・クルーズやジュード・ロウの日本語吹き替えなどを担当し、アニメでは『クレヨンしんちゃん』野原ひろし役や、『鬼滅の刃』産屋敷耀哉役のほか、数多くの出演作をもつ人気と実力を兼ね備えた声優です。

この三者が織りなす音楽と声のマリアージュで、ロマンティックな「耳から幸せなクリスマス」をお楽しみください。

このコンサートの曲目は、「ストーリーのある曲」や「広くなじみのある曲」という点を重視して選曲。「クラシック音楽って、結局どう聴けばいいかわからない」「楽しみ方がわからない」というお声をたくさん聞くなかで、「ストーリーや風景を想像しながら楽しんでいただきたい」「よく知っている曲を、オーケストラの臨場感あふれる響きで体感していただきたい」という想いで選曲しました。
コンサートは、『キャンディード』序曲で迫力満点に幕開け。『ウエスト・サイド・ストーリー』の作曲者でもあるバーンスタインの作品で、テレビ朝日「題名のない音楽会」のテーマ曲としても使用されていました。
2曲目はヘンデルの『水上の音楽』。時は300年前のイギリス、一台のボートにオーケストラが丸ごと乗り（！）、ロンドンのテムズ川の上で、国王のためにオールナイトで生演奏する、というビッグイベントのために作曲されたため、「水上」というタイトルが付いています。
続いては、グノーのバレエ音楽「トロイの娘たちの踊り」。ハープと弦楽器による優雅な響きに包まれ、ロマンティックな気分が高まります。
次は一転、オーケストラのダイナミックなサウンドを存分にご堪能いただきます。曲はホルストの『惑星』より「火星」と「木星」。「木星」では、平原綾香さんの「Jupiter」の原曲となったメロディーが、重厚感たっぷりに鳴り響きます。
そしていよいよ、クリスマスのクラシック音楽の定番、チャイコフスキー作曲の『くるみ割り人形』です。クリスマスの夜に、不思議な体験をする少女のお話。妖精たちの可愛らしく優雅な踊りが目に浮かぶ名曲です。
ラストは、フィギュアスケートでもおなじみ、ラヴェル作曲の『ボレロ』。2種類のメロディーが繰り返されながら、次第に参加する楽器が増え、最後は大盛り上がりのエンディングを迎えます！今度はどの楽器が主役だろう？と追いかけるのも一興、「オーケストラの魔術師」ラヴェルの真骨頂を味わえます。
どこを取っても「クラシック音楽の難しさ」を感じず楽しんでいただける曲ばかりですので、どうぞご期待ください！
★もっと知りたい方へ★このページ中ほどのPDF「プログラム・ノート」にて詳しく解説しています。ぜひご覧ください！

【ナビゲーター：森川智之さんメッセージ到着！】サントリーホール情報誌『Hibiki』Vol.16の 5ページをご覧ください（PDF)

30代女性を中心に人気のファッション誌『Oggi』のウェブサイト「Oggi.jp」にて、クリスマスコンサートをご紹介いただきました！
★第2弾★
『憧れのサントリーホールのクリスマスコンサートに行きたい！ 当日のコーディネートはどうする？』記事はこちら
サントリーホールに出かけるのにぴったりのコーディネートを見つけるべく、オッジェンヌ（読者モデル）のお二人が日本橋三越本店「パーソナルコンサルティングサービス」を体験する様子が紹介されています。
★第1弾★
『芸術の秋！ サントリーホールのクラシックコンサートに行ってみました』記事はこちら
オッジェンヌのお二人が、サントリーホールでのコンサートに初めて訪れた様子をレポート。「サントリーホールってどんなところ？」「何を着ていけば良いのかな？」「コンサートのマナーって？」など、ビギナーの方が感じる素朴な疑問にお答えしています。