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「サントリーホール 開館35周年記念事業」 発表会見
2021年4月14日開催

サントリーホール館長・堤剛、同 総支配人・折井雅子

サントリーホールは、今年、開館35周年を迎えます。
「サントリーホール 開館35周年記念事業」発表会見を、4月14日(水)ブルーローズ(小ホール)にて、リアルとオンラインのハイブリッド形式で開催、メディアを中心に220名を超える方々に参加いただきました。

まず、サントリーホール館長・堤剛より、サントリーホール開館35周年に向けてご挨拶。多くの方々のサポートがあって、35周年が迎えられたことへの感謝を語りました。
そして、いまコロナ禍で人々が互いに距離を取ることを求められている時期だからこそ、サントリーホールは安全・安心な環境を整え、お客様と演奏家が時間と空間を共有し、音楽を通して喜びと感動を実感する演奏会の価値を提供し続けていきたい、と述べました。

次に、サントリーホール総支配人・折井雅子より35周年記念事業についてご説明しました。
20周年を迎える東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」、10周年となる室内楽の祭典「チェンバーミュージック・ガーデン」、現代音楽の祭典「サマーフェスティバル」、秋に開催する「35周年記念 ガラ・コンサート」、独自のオペラ上演形式「ホール・オペラ® ヴェルディ:ラ・トラヴィアータ(椿姫)」、ムーティ80歳とサントリーホール35周年を記念して開催するリッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などの主催公演についてご紹介しました。
*サントリーホール35周年記念の主催公演についてはこちら

さらに、4月14日に開設した、DX推進の活動基盤となる新プラットフォーム「デジタルサントリーホール」についてもご説明しました。デジタルサントリーホールは、世界中から距離・時間・国境や言語を超えて、サントリーホールの施設やコンサートを生活の中で身近に体感できるデジタルプラットフォームです。オンラインイベント、バーチャル バックステージツアー、オンライン配信、オンラインショップなどのデジタル情報を掲載し、今後もさらに充実させていきます。
*「デジタルサントリーホール」はこちら

会場およびオンラインでの参加者からは、コロナ禍でのホールの運営状況や今後の姿勢について、また、開館35周年記念の主催公演の内容、および新たな取り組みである「デジタルサントリーホール」の開発や今後の展望についてなど、活発な質問が寄せられました。

今、大きな変化の中だからこそ、サントリーホールは音楽文化の未来を拓いていくという夢を新たに、「夢を奏でる場所」をキーメッセージとして、35周年に臨んでいきます。

サントリーホール館長・堤剛、同 総支配人・折井雅子
「ホール・オペラ®ヴェルディ:ラ・トラヴィアータ(椿姫)」の指揮をつとめるニコラ・ルイゾッティの動画メッセ―ジを紹介
DX推進の活動基盤となる新プラットフォーム「デジタルサントリーホール」について説明