No.SBF0117  (2014.3.25)

サントリー食品インターナショナル株式会社

CSR・環境

国産ペットボトル飲料最薄更新となる12μmの
ロールラベルを「サントリー天然水」に導入
― さらに、環境にやさしい水性フレキソ印刷を一部導入 ―

国産ペットボトル飲料最薄更新となる12μmのロールラベルを「サントリー天然水」に導入

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 サントリー食品インターナショナル(株)は、国産ペットボトル飲料のロールラベルとしては現在、最薄となる16μm(マイクロメートル)から、さらに薄肉化した12μmのラベルを4月より「サントリー天然水」(2Lペットボトル・550mlペットボトル)に導入し、順次拡大していきます。また、環境にやさしい水性フレキソ印刷のロールラベルを「サントリー 阿蘇の天然水」(2Lペットボトル)に導入します。

●国産最薄ラベルのさらなる薄肉化

  当社は、再生PET樹脂を60%使用した18μmの商品ラベルの2010年秋からの採用を皮切りに、再生PET樹脂の混合率を60%から80%に引き上げ、さらに国産最薄となる16μmの商品ラベルを2012年5月より実用化することで、さらなる環境負荷低減を目指した取り組みを展開しています。
   今回、さらに4μm薄肉化した商品ラベルを実用化し、「サントリー天然水」に2014年4月より導入します。これにより、現在のロールラベルに比べ、CO2排出量を25%削減※1することが可能となりました。今後は、「伊右衛門」や「サントリー ウーロン茶」などにも拡大し、2014年内にはロールラベルを採用している全商品に導入する予定です。

●水性フレキソ印刷の導入について

  2014年5月より、「サントリー 阿蘇の天然水」(2Lペットボトル)のロールラベルを、従来の油性グラビア印刷から水性フレキソ印刷に変更します。これにより、揮発性有機化合物(VOC)の発生をほぼ抑え、ロールラベル1枚あたりのラベル印刷工程におけるCO2排出量を79%削減することが可能となりました。

 これからも、ニーズに合わせた商品開発や容器を取り巻く環境対策に積極的に取り組んでいきます。

 ※1 フィルム製造工程における削減率

〈参考〉当社の環境に配慮したペットボトル・ラベル開発の主な取り組みと関連するサントリーグループの受賞歴

  2010年11月 再生PET樹脂60%使用、国産最薄※218μmのロールラベル開発・導入
2011年 3月 手で小さくたためるペットボトル“P-ecot(ペコッと)ボトル”の開発・導入。13.5g(550mlペットボトル)に軽量化
2011年 5月 回収後のペットボトルからペットボトルをつくりだす技術(BtoBメカニカルリサイクルシステム)による“リペットボトル”開発・導入(国内初)
2011年10月 BtoBメカニカルリサイクルによる“リペットボトル”の導入について「循環型社会形成推進功労者等環境大臣表彰」を受賞
2011年12月 BtoBメカニカルリサイクルによる“リペットボトル”の導入について「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞
2011年12月 BtoBメカニカルリサイクルによる“リペットボトル”の導入について「日経地球環境技術賞 優秀賞」を受賞
2012年 3月 ホットメルト接着によるROSO方式を使った世界最薄※218μmのシュリンクラベルの開発・導入(世界初)
2012年 5月 再生PET樹脂80%使用、国産最薄※216μmのロールラベル開発・導入
2013年 5月 植物由来原料を30%使用した国産最軽量※2(11.3g)ペットボトルを「サントリー天然水」550mlに導入
2013年10月 平成25年度「3R推進功労者等表彰」農林水産大臣賞を受賞
2014年 1月 ミネラルウォーターカテゴリーを除いて国産最軽量※2となる31.3gの2Lペットボトルを、「伊右衛門」「サントリー ウーロン茶」などに導入
2014年 4月 再生PET樹脂80%使用、国産最薄※212μmのロールラベル開発・導入

 ※2 いずれも導入時点

▽サントリー食品インターナショナルホームページ(環境サイト)
  https://www.suntory.co.jp/softdrink/eco/

以上

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