ニュースリリース

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  • No.SBF1285(2022/7/27)

オークワとサントリーが協働し「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始

― オークワの大阪府下全19店舗でペットボトル「資源」の循環を促進 ―

 サントリー食品インターナショナル株式会社は、株式会社オークワ(以下、「オークワ」)と協働し、オークワの大阪府下全19店舗で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を7月27日(水)より開始します。

※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと

●本取り組み実施の背景
サントリーグループは「人と自然と響きあう」という使命を掲げ、ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。オークワは「商業を通じて地域社会に貢献する」という経営信条のもと、商品やサービス、店舗づくりを通じて環境保全に取り組み、使用済みプラスチックに関しては「排出抑制、リサイクル活動、資源の有効活用」を進めています。今回、「リサイクル適性が高く、再資源化の仕組みが整っているペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、このたびの取り組みに至りました。

●本取り組みについて
オークワの大阪府下全19店舗で回収した使用済みペットボトルを当社の飲料用ペットボトル容器として再生・使用していきます。これにより、お客さまのご協力により集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。また、オークワでは、使用済みペットボトルの店頭回収効率化と資源循環化推進を目的に店頭に株式会社寺岡精工のペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」を大阪府の15店舗に順次導入し、「リサイクルの入り口」として、地域のお客様と共に、資源の有効活用を推進します。回収機では、缶・ビン/中身の残ったボトルなど不適切な投入物の自動検知システムと、ペットボトル容積を約1/3にする減容圧縮機能により、回収するペットボトルの資源価値を高め、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを促進します。

〈株式会社オークワ〉
食料品を中心としたスーパーマーケット事業を展開。近畿・東海地区(和歌山県、奈良県、大阪府、兵庫県、三重県、愛知県、岐阜県、静岡県)の1府7県に広く店舗展開し、地域密着のレギュラー業態、ワンフロアワンストップショッピングのスーパーセンター業態、高質スーパーのメッサ業態、低価格訴求のプライスカット業態の4業態で地域のお客様ニーズにお応えしております。

 サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。

 2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を実施していきます。

※2 メカニカルリサイクルとして

※3 協栄産業(株)など4社で共同開発

 

以上

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お問い合わせ先

サントリー食品インターナショナルホームページ http://suntory.jp/sbf/

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