ニュースリリース

ニュースリリース

  • No.SBF1264(2022/6/8)

サントリー食品インターナショナル(株)が
経済産業省・東京証券取引所が認定する「DX銘柄2022」に選定

― 次世代ファクトリー「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」の竣工や自動販売機におけるAIコラミングをはじめとするDXの取り組みを評価 ―

 サントリー食品インターナショナル(株)は、経済産業省と東京証券取引所が認定する、「デジタルトランスフォーメーション銘柄(以下DX銘柄)2022」に選ばれました。

 DX銘柄とは、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定する制度です。

 今回、「企業価値貢献」という観点で、高度情報化モデルを構築・導入した次世代ファクトリー「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」の竣工や、自動販売機事業におけるAIコラミングの取り組みが、収益貢献等の成果が明快であると評価されました。
 また、「DX実現能力」の観点では、DX戦略を実行するためのプロセスが明確で、企業トップのメッセージから現場の組織文化までDXの取り組みに一貫性が見られ、社内外の多岐にわたるステークホルダーを交えた取り組みを行えているという点が高評価につながりました。

●当社の取り組みについて
高度情報化モデルを構築・導入した次世代ファクトリー「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」の竣工
 昨今の内部・外部環境の変化に対応し、革新的なものづくりを実現した新工場を2021年に竣工しました。当工場では、これまで主に表計算ソフトや、紙などを使って品質、生産、コストなどをコントロールしていた従来のものづくり体制を変革し、ものづくりに関わる人・設備の情報を収集、蓄積し利活用できるインターフェース・基盤・アプリケーションを導入しました。これにより、工場全体の生産設備・機器に加え、調達、製造、品質管理、出荷などのITシステムからさまざまなデータを高速に収集・統合でき、それらのデータを紐づけて、搭載したアプリケーションで活用することで、全体最適かつ進化し続ける次世代ファクトリーモデルを目指しています。また、この新工場は、お客様とのコミュニケーションの場として、DXの先進的取り組みの発信、環境保全・循環型社会の形成について次世代への啓発、また地域活性化を推進しています。

〈飲料自動販売機事業におけるAIコラミング〉
 飲料自動販売機事業において、1台毎に異なるお客様の飲みたい気持ちに寄り添った設置先別の品揃えや、お客様が飲みたい時に品切れなく確実に商品をご購入いただける適正在庫配置を実現したいと、長年強く考えていました。その実現に向けて、2018年からAIを活用したDXを推進し、業務を効率化しつつお客様にもお喜びいただける新しい品揃えモデルを確立しました。

 サントリーグループは、デジタルトランスフォーメーションを一層強化し、お客様のニーズに迅速にお応えするとともに、魅力的な飲用・消費体験を創造していきます。

▽DX銘柄2022公表リリース(経済産業省)
 https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220607001/20220607001.html

▽サントリー食品インターナショナル(株)と(株)日立製作所が協創、「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」において高度なトレーサビリティと工場経営・働き方のDXを実現するIoT基盤を構築(リリース)
 https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF1128.html

以上

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