血圧の上昇は、「塩分の摂り過ぎ」「運動不足」「ストレス」「肥満」「寝不足」などの要因により、体内で活性化したアンジオテンシン変換酵素が血管収縮物質(アンジオテンシンII)を過剰に生成し、血管が収縮することで引き起こされます。
ゴマペプチドは、胡麻由来のタンパク質を酵素で分解することで得られるタンパク分解物です。ゴマペプチドには、この血管収縮物質を生成する酵素のはたらきを阻害し、血圧に作用する効果のあることがわかったのです。
1980年代後半、サントリーは「夢のあぶらプロジェクト」でヒトの役に立つ微生物の研究を始めました。この過程で使用された胡麻油から、胡麻に隠されたチカラを発見。「セサミン」に代表される胡麻の健康成分についての研究がスタートし、その中で新たに着目したのが胡麻から生まれたゴマペプチドでした。
こうした長きにわたる研究の成果が、胡麻麦茶となって結実したのです。
この胡麻から生まれた「ゴマペプチド」の、高めの方の血圧※に対する効果が認められ、特定保健用食品として許可を受けました。
※血圧高めとは、正常高値血圧(収縮期血圧においては130〜139mmHg)に該当する方を想定しています。