2022.07.27

先輩インタビューVol.2 "人間的に成長した!!"瞬間~"自分の価値提案"編~

先輩インタビューVol.2

CASE1

す~さん

す~さん先輩

2016年(新卒)入社

生産・研究・製造

仕事の不満を「得意」で解決!

手作業がキライ。
そんな私が現部署の配属1年目に与えられた仕事は、データのシステムインプットでした。数値を目視で確認し手入力で転記するという、DXが進む今では考えられないような手間と時間がかかるアナログな作業です。
「こんなことをするためにサントリーに入ったんじゃない!」「こんな仕事は誰でもできる!」と不満を抱きながら作業をしていたのですが、ある時ふと「得意なことで解決できないか?」という思いが頭をよぎりました。

そこで私はVBAやマクロを勉強しつつ業務改善に乗り出したところ、面倒だった作業がかなりラクになったのです。

そうしているうちに「ここがやりにくい」「これはどうすれば?」と、それまであまり業務の話をしなかった部署メンバーから声をかけられるようになりました。話を聞けば、ほかのメンバーたちの業務も手作業が多いとのこと。私は業務改善に何かできないかと、必要なことを勉強し始めました。

業務自体がよく分からない、改善イメージが伝わりにくい、作り直し……。改善に着手した当初はほかのメンバーと衝突したり、議論がヒートアップし過ぎたりすることもありましたが、どんどん仕事を面白いと感じるようになっていきました。そして不満を持ちながら指示されたことを繰り返す日々より、ずっと充実していることに気がついたのです。

成果が現れ始めたのはそれからおよそ半年後。
メンバーからも感謝されるようになっただけでも嬉しかったのですが、さらに上司から「部署の業務に加えておくね」と、それまではなかった「業務改善」という仕事が正式に認められたのです。自分でこの業務自体を作り上げたという喜びに、その夜は少し贅沢をして嬉しさを噛み締めました。

この時の経験は、不満や困難は自分が得意なことで置き換えてみればいいこと、そして仕事仲間と自分の価値観を互いに尊重し合いながら、一緒にやり遂げる大切さを教えてくれました。

CASE2

タケオ

タケオ先輩

2003年(新卒)入社

マーケティング

入社10年目にして訪れた初営業の試練

入社10年目で初めて営業部署に配属されました。全国展開するスーパーの販促企画担当として、各エリアの地区本部担当営業と、どうすれば売上を拡大させることができるかを相談しながら計画を立て、実行に向けた準備を行う、これが私の役割です。

ただ配属間もない頃、営業経験のない私の話を100%聞いてくれるエリアの営業担当はいませんでした。前任者がやっていたことをトレースして実践してみましたがうまくいきません。精神的にも相当しんどい時期がしばらく続きました。

そこで色々考えた結果、仕事のやり方を変えてみることにしました。まずはエリア営業担当一人ひとりの要望をしっかり汲み取り、自身のこれまでのスキル(ユーザーデータ分析や計数計画立案)を活かしてどんな付加価値を提供できるかを考えていくスタイルに変えたのです。これが大きな転換点となりました。

結果としてこれまでなかった新しい得意先への提案手法開発に結び付き、エリア営業担当者からの信頼も得られ、計画達成へとつながっていきました。

一人ひとりと向き合い自分の頭で考えるという、今思うと当たり前のことを実行できたあの時、人間的に成長できたと実感しましたね。

CASE3

やっちん

やっちん先輩

2008年(新卒)入社

スタッフ

「自分」しかできない価値提供を

「ヒ、ヒ、ヒ、ヒショー!?」
自分だけではなく、私を知る誰もが耳を疑ったことだと思います。私が役員秘書になるなんて……!

入社4年目までの配属は研究所。秘書になってからというもの勝手が分からずミスをしてしまうこともあり、この仕事に向いていないと感じることも一度や二度ではありませんでした。

そんな時、担当役員から「秘書として提供できる価値にはいろいろなものがある。Aさんが提供できる価値について考えてみたら?」と小さなアドバイスをもらったのです。目の前の業務に追われ精一杯だった毎日に、センセーショナルな衝撃が走った瞬間でした。

秘書の仕事は指示を事務的に処理するだけではありません。担当役員と自分の目線を重ね、気持ち良くスムーズに働いてもらうために先回りして対応することに加え、周囲の方々とコミュニケーションをとりさまざまな配慮をしながら「能動的にサポートする姿勢」が求められます。

そんな秘書の仕事のベースにあるものを理解した上で、自分だからこそ提供できる価値は何か?ということを徹底的に考えるようになりました。

秘書として提供できる価値のなかには、周りが気づかないような些細なことも数多くあります。もちろん秘書だけではなく会社を陰ながら支える業務は数え切れないほどあるでしょう。そうやって互いに支え合いながら働き、企業は成り立っているのだと感じています。

秘書はプロの黒子。
その領域にはまだまだ至らない私ですが、役員からの何気ない一言で「自分が提供できる価値とは何か?」を常に考えながら、プロ意識を持って仕事に取り組めるようになりました。

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