牧野 森
Shin Makino
サントリー株式会社群馬ビール工場 設計技術グループ
群馬ビール工場のエンジニアとして、1年目からさまざまなチャレンジに取り組んでいます。主な業務は、サントリー環境目標2030の達成に向けた省水活動の推進です。サントリー最大規模の工場である群馬ビール工場は、ビール事業全体の水使用削減目標を達成する上で、非常に重要な役割を担っています。 日々「水と生きる」精神を胸に現場に飛び込み、工場全体を見渡しながら改善の余地を探ることに大きなやりがいを感じています。また、ビールの醗酵工程で発生する炭酸ガスを効率的に回収する設備の設計といった、大規模な投資案件にも携わっています。
「ワクワクする自分を大切に」をモットーに、いつでもどこでも、自分が興味を持ったことには全力で取り組んできました。大学では、体育会少林寺拳法部の主将としての経験や、アルバイトでの接客を通じて、困難に立ち向かう姿勢や、多くの人に喜んでもらうことの楽しさを学びました。 高校時代にはアメリカで1年間の交換留学、大学院時代にはドイツで2ヵ月間の研究留学を経験し、海外でのキャリアに興味を持つと同時に、日本文化の素晴らしさにも気づきました。またサントリー に内定した後は、無農薬の米作りや酒蔵での日本酒造りに取り組み、自分が仕込んだお酒を飲んでいただいた時の感動を味わいました。この経験は、現在の業務へのモチベーションにも繋がっています。
就職活動では、先輩方から得た情報を参考にしながらも、自分の目と脚で確かめることを大切にし、友人と共に幅広い情報を収集して進めていました。一方で、私にとって仕事とは「人に喜んでもらうこと」、そして私自身の喜びは「頑張った後の乾杯の瞬間」だったため、お酒に関わる仕事がしたいという思いは昔から決まっていました。そのため、迷いの少ない就職活動だったと思います。 大学で学んだ化学工学を活かせるインターンや座談会に参加した際、サントリーの「海外で働くチャンスの多さ」や「社員の魅力」に触れ、ワクワクする自分に気付きました。そして、「水と生きる」というメッセージにも直感的に惹かれ、入社を即決しました。
ビール本場のドイツで、大好きなサントリー商品が選ばれ続ける未来を作りたいと考えています。それを実現するために、コミュニケーション能力を高め、設備設計にとどまらず中味設計にも携われる、社内外で希少価値の高いエンジニアを目指したいです。 また多くの技術を吸収し、発信力を高めるために、海外での業務にも積極的にチャレンジしたいですね。さまざまな業務経験を通してサントリーの未来を俯瞰できるようになり、少々ぶっ飛んだことでも堂々と発言できる、「オモロイ」人財として、会社に社会に貢献していきたいです。
就職活動は、学業との両立が難しかったり、人それぞれやり方が全く異なったりと、さまざまな悩みがあると思います。そんな時は、ぜひ友人や先輩を頼ってみてください。自分の考えが整理されたり、情報交換ができたりするだけでなく、何よりリラックスできるはずです。気が進まない日は、思い切って休むことも大切です。体調を第一に、無理せず頑張ってください。 そして社会人になる前の学生生活という貴重な時間を、ぜひ有意義に使ってください。私自身、まだまだ1年目のひよっこですが、サントリーには人としてカッコいい社員がたくさんいて、そんな仲間に囲まれて過ごす社会人生活はとても楽しいです。 皆さんも「こんな人になりたい」「カッコいいな」と思える人を見つけてみてください!