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赤間 康弘Yasuhiro Akama
CAREER STEP
大手ゲーム会社のプランナー・ディレクターを経てサントリー食品インターナショナルに入社。
伊右衛門 特茶のブランドマネージャーを担当後、イノベーション開発部にてSUNTORY+(サントリープラス)の立ち上げを行う。
第20回英国アカデミー賞、第20回日本ゲーム大賞グランプリ、iFデザインアワード、グッドデザイン賞、TheGameAwards2015 2部門受賞など受賞多数。
国内/食品
DX戦略
#DX戦略
#1〜5年
新規事業の立ち上げ・推進から、既存のビジネス課題への新たなソリューション開発をしているイノベーション開発部で、法人向けの健康経営支援サービス「SUNTORY+(サントリープラス)」の立ち上げとグロースを担当してきました。プロジェクトリーダーとして全体を見ながら、特にサービスとアプリのプロダクトマネージャーとしてユーザー体験の向上などに取り組んでいます。
SUNTORY+は2020年7月のローンチから約1年で既に200社以上が導入、今も順調に実績を伸ばしています。ユーザーの継続率が非常に高いのが最大の特徴ですが、これには大きく3つの要因があったと考えています。
1つ目が「朝起きて水を一杯飲む」「肩甲骨を寄せて広げる」など日常の延長線でできる無理なく続けられる超低ハードルな健康タスクを提案し、達成感を感じやすくすること。2つ目が、サントリーならではの飲料や自販機などのリアルとデジタルの両方の接点があるということ。そして3つ目として、健康タスクの達成度合いに応じて飲料クーポンや飲料ポイントがもらえたり、バッジや豆知識が獲得できたりと、多彩で複層的なインセンティブやリワードが実装されていることです。
3つ目の「ゲーミフィケーション」とも呼ばれる遊び心のある設計は、前職の大手ゲームメーカーでゲームソフトの企画開発に携わっていた時の経験が大いに役立っていますね。
サントリーといえば「やってみなはれ」精神で知られていますが、SUNTORY+の立ち上げではまさにそれを実感しました。それまで取り組んでこなかったデジタルサービスの領域に対して、経営陣が「若い社員の挑戦にかけてみよう」とGOサインを出してくれたのです。チームを信じて、任せて、見守る姿勢は、まさに「やってみなはれ」の精神だと感じました。
世の中を見回すと、クオリティの高いヘルスケア関連のデジタルサービスはまだ多くありません。しかしサントリーには、その領域を変えていけるだけのポテンシャルがあると思っています。
サントリーグローバルイノベーションセンターを擁し、健康領域における長年の研究成果がありますし、健康食品・飲料の商品開発力や、サントリーウエルネスの数百万人規模の会員組織も、他社にはない大きなアセットです。これらのアセットとデジタルの力を融合させることで、世界にインパクトを与えるような仕事ができると確信しています。
飲料や食品というのは、商品そのものが生活に深く入り込んでいるのはもちろんのこと、広告や売り場など生活のいたるところにお客さまとのタッチポイントがあります。そして人の体の外側からだけでなく、体の中からも関与できるというのも大きな特徴です。
こうした「デジタルとリアルの合わせ技」を使った戦い方・サービス設計ができるのは食品・飲料メーカーならでは。とても刺激的な世界が広がっていると思います。
食品・飲料業界は全般的にDXがまだまだ進んでいません。つまりそれは自分たちがこの領域のトップランナーとなり、これまで誰も考えたことがない面白いサービスやビジネスモデルを作っていけるというやりがいにつながっていきます。
サントリーを「飲料を中心としたプロダクトメーカー」から、「デジタルサービス&プロダクトメーカー」にシフトアップさせ、いつか「サントリーって飲料だけじゃなくてサービスもスゴいよね」と言われるような会社に進化させ、世の中の社会課題を解決し、新しい生活文化を生み出していくことが私の今の目標です。
* 内容・社員の所属は取材当時のものです。
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