金 幸月

Satsuki Kin 金 幸月

法学部 法律学科 卒
サントリー株式会社 経営戦略部

joined in 2019

INTERVIEWインタビュー

  • 現在の仕事内容は?

    経営戦略部には経営企画、ブランド、輸出という3つの課がありますが、私の所属する輸出グループは国内で製造したスピリッツ製品(ウイスキー、RTD等)を海外のグループ会社に輸出し、ビームサントリーの収益最大化に貢献することをミッションとしています。私は現在、東南アジアとオセアニアを担当しており、各国の窓口として、輸出製品の需給管理や輸出アレンジ等を行っています。文化や価値観が異なる海外の方と毎日やりとりを経て、話が通じずアタフタすることもありますが、分かりやすく伝える工夫をして上手くコミュニケーションが取れたときの達成感はとても大きいです。
    グローバル化に伴って年々輸出量が増えており、時代に合わせていかに効率的に輸出基盤やシステムを整えられるか部署としてチャレンジしています。そのために、ブランド部や物流部、包材部等様々な部署との連携もかかせません。

  • 学生時代には何をやっていましたか?

    応援団の吹奏楽部に所属し、野球やサッカー、アメフト等あらゆるスポーツ応援に行っていました。また、吹奏楽団として座奏やマーチングバンドとしての活動も行っていました。入部当初は野球のルールも分からず、トロンボーンという初めて名を聞く長い楽器を与えられ、体育の成績が5段階中2なのにマーチングバンドの中でのダンス役(ガード)になりました。出来ることが何1つありませんでしたが、色んな活動が出来ることと、部の雰囲気を気に入り入部を決めました。
    特に、ダンス経験が皆無な私にとってガードへの拒絶反応は大きく、一時は退部を考えましたが、年に1度六大学で行われる合同演奏会での猛練習を経て苦手を克服しました。その後は後輩に自分のようにガードを嫌いになって欲しくないと思いから、自校のマーチングバンドのサブリーダーを務め、なるべく部員みんなが楽しめるような練習内容を考えました。

  • どんな就職活動をしていましたか?

    サントリーに入社を決めた理由は2つあります。

    ① 会社の理念に惹かれたため:サントリーの企業理念の中に「利益三分主義」というものがあります。これは事業で得た利益は事業への再投資だけではなく社会の貢献にも役立てようという考えです。企業説明会に行った際、お酒の話をされるかと思いきや青い薔薇や美術館、音楽ホール等色んな活動をしているとの説明を受け、酒類会社にとどまらない幅広い社会貢献と文化発信に大きな魅力を感じました。

    ② 「人」:部活を辞めようと決めたとき思いとどまった理由は「人」だったため、就職活動のときも自分はどのような人となら頑張って働けるかを考えていました。どの会社でもOB訪問や会社説明会のときは大変親切にしていただきましたが、その中でも特にサントリー社員の方と話すときに一番楽しくかつリラックスして素を出せたので「この会社にしよう!」と決めました。

  • 学生の皆さんへメッセージ

    「自分の価値観」「将来について」「物事の優先順位の付け方」等…就職活動は毎日これでもか!というくらい自分について考えて、色んな会社にも行って精神的にも身体的にも疲労が溜まってしまうと思います。
    でも多くの社会人のお話を聞けば新しい価値観を発見出来るし、自己分析を続ければ、就職活動が終わった後も「自分は何がしたいのか」と考える癖が出来るし、就職活動は頑張れば何かしらの形で大切な財産が残ります。
    思い通りにいかなくて辛い思いをしたり、周りと自分を比較して自信を失うときがあるかもしれませんが、そんなときは1人で抱え込まずに家族や友達に沢山甘えてください!
    皆さんの納得のいく就職活動になりますように応援しております!