誰からも愛される
"角瓶文化"を
次の世代にも
伝えたい!
角ハイボールを日本のソウル・ドリンクに!
そしていつかは海外の多くの人に伝えたい。
PROFILE
YURI
KIKUCHI
菊池 友里
サントリー株式会社
ウイスキーブランド部/ 2005年入社
インカレ決勝を目標に、
ボート競技に没頭。
学生時代は体育会系のボート部に所属していました。ボート競技は高校時代から経験者が少なく、大学から始めても日本一を目指せる競技というのが、入部への大きな動機でした。
目標は「インカレの決勝に行くこと」。1年300日以上、合宿生活を送りながら、朝は5時から水上トレーニング、授業終了後は夕方の陸上トレーニングと、練習に明け暮れる日々でした。
3、4年生の時にオーストラリア遠征を経験。それまでの練習は、ボートを漕ぐ楽しさよりも、練習に耐え勝つことを目標に取り組んでいましたが、オーストラリアの大自然のなかでボートを漕ぐ楽しさを学びました。水と一体となる瞬間など、通常の練習では感じることのなかった感覚を体験し、一気にボートを漕ぐことの魅力にはまり、日々の練習も楽しめるようになった貴重な経験でした。
生活の身近にある消費財への関心と
一緒に働きたいと思える会社選び。
生活の身近にあるもの、特に自分が好きな消費財に関われる仕事がしたいと、メーカーを中心に就職活動をスタート。主に食品、化粧品、トイレタリーなどを扱うメーカーを回りました。
いろいろな企業を回るなかで、私がこれまでの人生で大切にしてきた「人とのつながり」を大切にする社風を持った会社を探すようになりました。OB・OG訪問や人事の方の話を聞くなかで、企業文化に共感ができたり、出会う社員の方とフィーリングがあったり、こんな人たちと一緒に働きたいと思えるような会社への志望度が高まっていきました。
CONVAY THE
CULTURE
サントリーとの出会い
お酒が好きなこともあって、飲料会社としてサントリーには興味・関心がありました。サントリーにいちばん魅力を感じたのは、「ウイスキーやお酒を売るだけではなく、文化を伝える」という姿勢でした。面接の際にも、私の学歴や経歴ではなく、「私という一人の人間」を見よう、知ろうという面接の仕方に共感を覚えました。一緒に働く仲間として見てくれたことが入社のいちばんの動機でした。商品開発の一連の流れを経験し、
資料づくりやプレゼンなどの
基礎を学ぶ。
私の入社当時、食品事業が絶好調で、多くの女性内定者は、伊右衛門やボス、なっちゃんなどの飲料部門への配属希望が多かったなかで、私は終始「お酒の仕事をやりたい」と言い続けていたこともあったのか、ビール事業部への配属となりました。
新入社員ながら、ビールの新商品の開発から発売までを経験。市場を見据えながら、ビールに求めるお客様のニーズを探り、商品コンセプトをつくり、中味の開発者やデザイナーなどのチームメンバーと形にしていく過程を学びました。商品開発の一連の流れを学んだことは、現在の仕事にもつながり、大きな糧となっています。
事業部長へのプレゼン前日、休日返上で資料の最終仕上げをし、上司と先輩からプレゼンの練習をしていただいたことは、今でも印象に残る良き思い出の一つです。
お客様の目をいかに引き付けるか。
新たな店頭演出で売上拡大に貢献。
入社2年目に広域営業本部のSD推進グループの開発チームに異動。GMS(ゼネラルマーチャンダイズストア)と呼ばれる大手スーパーマーケットへの商品や販促企画の提案が主な仕事でした。
私が担当していた大手スーパーは、売り場面積も広く、製品単体の提案だけではなく、売り場づくりから、商品群の見せ方、陳列の仕方、時にはチェーン限定の商品開発など、お客様の「買い物」視点での企画・提案をすることが求められました。
この時代、自分なりの成果の一つとして思い出深いのは、「カラーコントロール」という手法を使って「新商品の登場感」を演出し、売り上げ向上を達成したことです。多くの商品が店頭に並ぶなか、お客様にいかにして新商品を目にとめてもらうか。新製品の登場感を1色の塊として見せることで、お客様へのビジビリティを実現しました。いかにお客様の視点に立って考えるか、その重要性を学んだと思います。
SUNTORY
CAREER UP
PLAN
同期の年次研修
同期の集まる4年次、10年次研修は、いつもは聞けない同期の仕事に対する熱い想いや、素晴らしい活躍にも触れることができ、とても良い刺激になったと思います。夜の飲み会では久々に集う全国の仲間とお酒を酌み交わし、この仲間と共に頑張ろうという、大きなモチベーション形成にもつながりました。
「缶は売れない」という声の中で「角ハイボール缶」のリニューアルに成功。
大手スーパー担当を5年間ほど務めた後の入社7年目、ウイスキーブランド部に異動になりました。主に角ハイボール缶のブランドマネージャーとして、商品の開発やリニューアルに携わりました。
最初に手掛けた缶の大きな仕事が、角ハイボール缶のリニューアルでした。当時、営業現場では「缶は売れない」という声が多く聞かれるなか、新たなお客様を獲得すべく、さらに美味しい中味を目指し、デザインも既存のものにとらわれず、ゼロから見直しました。業務用の超炭酸ハイボールを何度も試飲しては、中味研究チームと議論を繰り返し、結果的に、ユーザーにも新規ユーザーにも高評価を獲得し、ハイボール缶ブランドのステージアップを図ることができました。やればできる、まさに「やってみなはれ!」精神を体現できた瞬間でした。
さらに愛される
角瓶ブランドを目指して。