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INTERVIEW.01

DAI
YAMAMURA

PROFILE

山村 大

サントリーウエルネス株式会社
常務執行役員・経営企画本部長 兼 ヘルスケア事業部長
2021年入社

CAREER

ユーザー系SIerを経て2005年に国内大手のIR・販促事業会社へ入社。システム開発やメディアのブランディング業務などに従事し、IT戦略推進のコア人材として複数の関連事業会社の執行役員を務める。2021年3月より現職。

CHAPTER.01

売っておしまいという世界観ではダメ。
お客様の体験を作る仕組みを作る

サントリーが長年に渡って培ってきた、食の科学的研究と食品生産技術。これを礎として、健康・ライフサイエンス分野の事業を担っているのがサントリーウエルネスです。
健康食品やサプリメントの製造・販売を主な事業としており、「消費者とのダイレクトな関係」を築いてきたという点では、サントリーグループの中でも特徴的な存在といえます。

サントリーウエルネスが掲げる2つのDX推進テーマ

サントリーウエルネスのDX推進には、大きく分けて2つのテーマがあります。

ひとつは、お客様とのデジタル接点を、データ活用を起点にして大きく進化させること。具体的にはECサイトの抜本的な見直しと、SEM、CRMの強化です。
現状のサイトはただ商品を売っているだけ。一般的なECモールが行っているシステム上の取り組みが何もできておらず、UIやUXの面でかなり立ち遅れている。
その上SEO対策が不十分なため検索順位は低く、会員データの活用もまだまだという状況です。しかしこれからの時代は、商品を売っておしまいという世界観ではダメ。お客様の体験を作るような仕組みが不可欠なのです。

もうひとつはシニア層を対象とした、お客様のウエルネスライフを実現する新たなサービスの実装です。既存の健康食品・サプリメントに閉じない、新たなサービスを提供することで、お客様とのさらなる接点強化と満足度の向上を目指しています。

CHAPTER.02

商品開発×デジタル活用の両輪で、既存事業を超えるお客様価値を実現させる

時代の変化に対応していくには、モノづくりに加え、技術・データを活用したデジタルサービスを展開し、お客様に提供できる価値を高めていく必要があります。そのためにも、メーカーとしての商品開発とデジタル活用の両輪の経営によって、既存事業に止まらないお客様価値を実現したいと考えています。

サントリーらしさは、お客様の人生や生活に寄り添いながらサービスを展開していくことだと思うんです。これまでのように優れた商品を作ることはもちろんですが、「お客様がどういう生活をし、どのような課題を持ち、何に喜びを感じるのか。」そこまで理解し伴走できるような、インサイトを捉えたサービスを作っていきたい。そう思っています。

多様化したお客様にモノの価値を伝えるには、ハイブリッドなコミュニケーション展開が必要

私自身は2021年3月にサントリーウエルネスに入社したのですが、入社して強く感じたのは、お客様に提供する価値に対して強いこだわりを持っている会社であるということ。にもかかわらず、コミュニケーション手法は従来型のマスを中心としており、方法論に改善すべき余地が多々あるということ。この2点です。

消費者の嗜好や価値観、購買スタイルが多様化している今日の社会では、モノを作って売るだけでは充分ではありません。多種多様なタッチポイントで、いろいろな手段を用いてお客様にモノの価値を伝えなければなりません。デジタル技術やデータを最大限活用し、より広く、ハイブリッドにコミュニケーションを展開していけるように、今まさしく取り組んでいるところです。

CHAPTER.03

良質な情報を、欲しいときに、よりシンプルに。ピンポイントのサービス提供で真のお客様満足を

同時に、あらゆる情報が溢れかえり、何が正しいのかを判断するのが難しい現代だからこそ「良質な情報を、欲しいときに、よりシンプルに届ける」という考え方も大事にしていきます。
特にシニア世代にとっては、届く情報が多ければ多い程良いとは限らない。その人の嗜好や個性に最もフィットする選りすぐった情報を、タイミング良くピンポイントで提供することが、お客様価値の最大化につながると私は考えています。

そのためには個人の属性情報、購買情報、行動履歴といったデータを活用するのはもちろん、もう一歩踏み込んで生活の時間軸さえも捉えた情報提供、価値提供をしていく必要がある。こうしたサービスを実現していくためにも、DXをより強化し推進していきます。さらに付け加えるなら、シニア世代を対象にした世のサービスは「使いやすさ」と「わかりやすさ」だけで、デザイン性はあまり重視されない傾向がありますよね。でもそれって、シニアに対して失礼だと思うんです。シニア世代を対象にしたサービスであっても、ちゃんとカッコよくて、誰もが使いたくなり共感できるような、高いクリエイティビティを備えたものを作っていきたいですね。

スピード感のある一気通貫型の運営で
グローバルに通用するDX戦略組織へ

DX推進部の責任者としては、スピード感を持って一気通貫で実施することをポリシーにしています。個人の成長と個の尊重を第一に「やるべきこと」「やりたいこと」「やった方がいいこと」をオープンな環境で議論しています。

アイデアを出せる方にはどんどん仕事を渡します。誰からの起案でも歓迎しますし、良い企画であれば私が直にGOを出します。個人がワクワクできるミッション設計にし、成果を上げれば評価される組織になるよう、人事制度面でも急ピッチで見直しを進めているところです。

ヘルスケア領域において日本は課題先進国。その中でも我々は最も多く顧客を抱え、データを豊富に集められる基盤がある。それらの圧倒的なデータ量をベースに、世界レベルの運営・スキル・テクノロジーを備えていくことで、将来的には「グローバルに通用する日本一のDX戦略組織」を目指していこうと思っています。

ベンチャーに近い自由度の高い組織で
新たなチャレンジとダイナミックな活躍を

世の中に影響力のある企業で、当事者意識を持って、社会的価値の高いサービスを実現できる。そういう意味で、サントリーは働きがいにあふれています。特にDX戦略部門は大企業の中にありながらベンチャー企業に近い権限・裁量を持って動くことができ、自由度も高いです。

新しい環境で新たなチャレンジをする熱量と意欲のある方。チームでの価値実現に向けて協働できる方。そんな方ならすぐに環境に馴染み、ご自身の知見とサントリーのアセットを活かしたダイナミックな活躍ができるはずです。
志を高く持ち、ともにチャレンジしてくださる方をお待ちしています。

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