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INTERVIEW.08

KOICHI
UKON

PROFILE

右近 幸一

サントリーホールディングス株式会社
デジタルマーケティング部
2007年4月入社

CAREER

「システムエンジニアとして働いてみたい」「生活の身近にあるものに関わる仕事をしたい」という二つの想いを実現できる場として、新卒でサントリーに入社。サントリーシステムテクノロジーWeb部門を経て、2017年より現サントリーホールディングス デジタルマーケティング部に所属。LINE活用など「メーカーであるサントリーが、消費者と直接繋がる」ための取り組みなどに従事。

CHAPTER.01

「IT」「生活に身近」の両取りができるのが魅力でサントリーへ

就職活動当時は、「システムエンジニアという職種」「日常生活の中の身近な商品に関わる」という2つの軸で業界や会社を選んでいました。その両方が叶えられるという点に惹かれ、サントリーホールディングスのシステム部門に入社しました。

身近な商品に関わりたいという軸で就職活動をする人は多いと思うのですが、自分の場合は音楽がきっかけです。当時から趣味で作曲などをしていたのですが、DTM(Desktop Music=パソコン上で音楽を作ること)のソフトを使いながら「こんな風に日々を彩れるソフトやサービスを作れたら楽しいだろうな」とずっと考えていました。日常生活に寄り添い、しかも「楽しい」と感じてもらえる何かを作りたいと。だからこそ、「身近な商品と関われる」という点はすごく重視していました。その点、サントリーの商品はスーパーやコンビニ・自動販売機はもちろん、飲食店にも必ずと言っていいほど置いてあり、顧客とのタッチポイントが多いことが魅力でした。いつでも商品を手に取ることができ、自分の仕事を実感できるというのは仕事のモチベーションに繋がっています。


以前担当していた「ザ・プレミアム・モルツ」のキャンペーン用システムに関わっていた時のこと。店頭キャンペーンや商品ディスプレイなど華やかなキャンペーンの裏側で、ユーザーに使いやすく設計されたシステムがきちんと機能し、キャンペーンが盛り上っていく様子を目の当たりにしました。自分の仕事が目に見える形でプロジェクトに貢献していることを知ることで、次はもっとすごいものをつくろうと意欲がわきましたね(笑)。

日本の飲食文化を作ってきた歴史や社員の面白さにも惹かれた

サントリーといえば、学生の頃はソフトドリンクの会社というイメージが強かったのですが、就職活動中に「ウイスキーの文化を日本に浸透させたのはサントリー」だと知りました。子どものころに父や祖父がウイスキーをおいしそうに飲んでいましたが、日本の一般家庭へ洋酒を根付かせたり、現在ではウイスキーベースのハイボールなど「お店に並んでいるのが当たり前」という状態をつくってきたりというのは、日本の飲食文化を作ってきたことと同然。そんな文化創造に携わることができるのも、サントリーで働く大きな魅力の一つです。

また、就職活動中に会った社員も大きなポイントでした。採用担当やOB訪問でお会いした人達は、明るくパワフルな印象の人が多かった一方、寡黙な理論派もいて、とにかくそれぞれの個性が際立っていました。一人ひとりが多彩なバックグラウンドや経験を持っていることを感じましたね。このように多様なキャラクターがわちゃわちゃと介する環境であれば、どんな自分も受け入れてもらえると感じていました。

実際入社して、その通りだったとすぐに実感しましたね。一人ひとりがイキイキと働いている。それぞれの個性やスキルが多様で、ポジティブな意味でカオス状態だからこそ、新しいアイディアや解決策が生まれていく。なんだかジャズのセッションに似ていると感じることもあります。

CHAPTER.02

デジタルを使った「How」や「New」を提供するデジタルマーケティング部

デジタルマーケティング部のミッションは、企業や業種などによっても少しずつ異なると思うのですが、サントリーの場合は事業やブランドマーケティングに向き合いながら、デジタルを活用して価値を上乗せしてくことがミッション。

事業やブランドの方針を深く理解しながら、「どうやったらデジタルでそれを実現し、グロースしていけるか」「デジタルを使うことで、何か新しいことをできないか。競合優位性を作れないか」などを検討し、施策を前に進めていきます。

顧客と直接繋がれるのはデジタルマーケティングならでは

お酒やソフトドリンクといったサントリーの主要製品は、サントリーが製造し、小売店を介して消費者に届く「B to B to C」というビジネスモデルです。広告コミュニケーション・ホームページ・パッケージでお客様にメッセージを伝えてはいるものの、サントリーが消費者の方とダイレクトにやりとりをする機会は非常に限られているのが実情です。

この状況をデジタルを使って改善すべく、デジタルマーケティング部では消費者と直接繋がる施策を数多く推進してきました。例えば私が担当したエナジードリンク「ZONe」では、LINE公式アカウントへの友だち登録を通じて消費者の方と繋がっていますが、これによりキャンペーンなどの直接的な告知が可能になります。さらにそれらのデータを取得することで、今後の企画や施策に活かすことができます。単一ブランドでのデジタル施策でも、100万を超えるユーザーと直接繋がることもあり、これはちょっとしたゲームアプリのユーザー数よりも多いくらい。このようなインパクトが大きい仕事ができるのは、多くの消費者との接点があり、またリアルアセットを持つサントリーならではだと感じています。

新規事業の立ち上げにも積極的に関与

サントリーのキッチンカー事業

サントリーのキッチンカー事業

また最近のデジタルマーケティング部では新規事業の立ち上げにも積極的に関わっており、すでに運用が始まっているキッチンカーを使ったお客様への直接販売などもその一例です。

このキッチンカーではコーヒー、野菜、花の苗などサントリーの製品を販売していますが、ダイレクトにお客様とコミュニケーションが取れるだけでなく、サントリーが野菜や花を生産していることを知らないお客様への事業訴求という役割も担っています。

部署名は「デジタルマーケティング部」ですが、キッチンカーのようにある意味アナログでデジタルという枠にとらわれない取り組みも、「人間の生命の輝き」を大切にするサントリーらしさだなと思います。

CHAPTER.03

物流やSDGsといった経営課題にITやデジマケが関わる

従来のIT推進やデジタル化推進では「具体的な検討はデジタル専門家に任せる」「デジタルツールを使うことが目的化する」という傾向がありました。最近では各事業部ごと、また一人ひとりが当事者意識を持って、デジタルをアイディアの具現化や新規事業立ち上げ、また既存事業のグロース手段として使っていこうという動きが広まっています。

デジタル本部でも、グローバル対応やSDGs・物流といった重要度が高い課題にも取り組む機会が増え、「DXが経営の重要課題である」という認識が広く全社に浸透してきたことを実感しています。

サントリーは投資やチャレンジに前向きな会社

前述の通りサントリーでは顕在化した課題を積極的にデジタルで解決していこうという動きがありますが、それにとどまらず、未来を予見し新たな可能性を創造することにも取り組んでいます。グローバル化やデジタル化など次の時代・文化を創造するためへの投資・チャレンジは特に活発で、伝統を受け継ぎ活かしながら、新しい文化と時代を切り拓いていく、まさにそんなフェーズにいると実感しています。

変化を受け入れ、サントリー流に進化させる文化があるからこそ、常に最前線で革新を続けることができる。私自身柔軟な思考と行動で、時代を先取りしながら生活に寄り添える新しい価値を創造していきたいですね。

ONE DAY SCHEDULE

8:40

出社、メールチェックと一日のToDo棚卸

9:00

チームで考えたLINEの新しい企画の資料化・アイディア磨きこみ

10:00-11:00

開発チームやデータ分析チームなどとディスカッション

11:00-12:00

事業部とのブランド×デジタル企画の擦り合わせ

12:00

昼食

13:00-16:00

PJメンバーとのディスカッションタイム

時にはサービスのUXについてデータを見ながらじっくり議論・調査することも・・

16:00-17:00

PJの進捗報告や上長への相談など

17:30

翌日以降のToDo、予定確認

18:00

退社

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