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生産研究

生産研究部門の技術
生産研究部門の技術

【基盤研究】
画像 商品開発・生産プロセスに影響を与える先進技術の評価・導入・開発
サントリーの事業に影響を与える全く新しい技術を確立することを目指しています。
異分野で確立した技術を応用したり、前人未到の領域に果敢に挑戦したり、技術を確立する手法は様々であり、国内外の研究機関との連携も重要な鍵です。
技術を確立した例では、酵母に関する研究では、全世界で初めてビール酵母のゲノム解読を完了させました。ゲノム情報を基に、醸造のカギを握るファクターや優れた香味特性をもつ酵母を探索し、商品開発への展開を模索しております。
画像 機能性食品、素材の探索・効能評価
商品を効能面で支える効能効果の裏付けのある天然素材の探索や、素材や商品の価値を高める新たな効能研究をしています。
可能性を秘めた素材をヒット商品や他社商品との差別化につなげる為には、確かなデータの裏づけ、知的財産の確保が重要となります。
【商品開発】
画像 飲料・酒類・健康食品の中味開発
その商品のコンセプトに合った中味を目指して、世界中の素材を使用して、試作・検討を繰り返します。美味しいのは当たり前で、原料の選択、品質保持やコスト面からの検討も要求され、このように多くの要求項目を満足する中味レシピを決定するのは容易なことではありません。
画像 新規原料の探索・評価、原料加工技術の開発
仮説を立て、パイロットプラント等での実験での検証、このような仮説・検証をトコトン繰り返しています。中でも、実験による検証は、サントリーで取り扱う原料が天然物・農産物の為、理論と異なる挙動を示すこともあり、非常に重要となっています。
このような技術開発から生まれた原料はサントリー独自のものである為、商品の差別化に大きく貢献しています。
画像 飲料・酒類・健康食品のパッケージ開発
その商品のコンセプトに合った包材を目指して、強度、耐熱性等を設計しますが、斬新なパッケージであればあるほど、強度や耐熱性等はもちろん、包材工場で製造できるかどうか、サントリーの工場で使用できるかどうか、が鍵となることも多く、多くの部署が連携して解決を図っていきます。
画像 工場での新商品量産化設計
新商品を生産する際には、工場毎に設備や工程が異なる為、量産化に向けて工場での製造方法・条件を決めていきます。事前に条件を決めていますが、実際に生産しながら、微調整を繰り返す場合もあります。また、設備を新たに導入することもあり、その場合、必要なスペックをしっかりと把握して、設計することが重要となります。
画像 工場での中味品質設計
日々の生産活動における中味品質を確認する一方で、確実に管理できる体制を整備することも必要です。例えば、酵母の働きを管理するビールの醗酵工程では、ITを活用し、百本近いタンクの状態を管理する仕組みを整えています。
【技術開発(1)】
画像 醸造・蒸溜・醗酵・調合技術の開発、プロセスの設計、及び工場への導入
現在の商品の品質をさらに改善する為に、また新たな香味を作り出す為など他社と差別化される商品づくりを目指し、中味製造技術の開発に取り組んでいます。伝統的な酒造りの手法をマスターしてこそ、新たな発想・技術が活きてくるので、非常に多くのことを学ぶことが必要です。
また、酒造りの過程では酵母等の微生物の働きが鍵になるので、理論も重要ですが、パイロットプラントなどでテストを繰り返し行うことが重要となってきます。
画像 新商品を創出する新規技術・プロセスの開発
商品開発のシーズとなるような技術を目指し、様々な技術を調査し、活用することを検討しております。実用化に向け、非常に多くの実験が必要となり、その実験で生じている現象を、コンピュータを活用し数値解析し、スピーディーな技術開発を目指しています。
画像 新商品中味製造プロセスの開発、及び工場への導入
ラボスケールで設計された中味レシピに基づいて、工場で製造できるようにスケールアップします。単純に○○倍では通用せず、例えば、攪拌、分離などの単位操作毎の検討が必要となってきます。画期的な中味であればあるほど、スケールアップすることが難しく、社内のノウハウ・知見を総動員して、技術的な課題を解決していきます。
画像 品質保証・コストダウン・環境保全に関する技術開発、及び工場への導入
例えば、品質保証に関しては、中味液の異常をオンラインで検知するセンサー開発に取り組んでおり、様々な中味や使用状況を想定し、社内で広く活用されることを目指しております。
また、環境保全に関しては、環境に調和した工場を目指し、省エネルギー、節水、排水処理等の分野で様々な技術開発に取り組んでいます。例えば、省エネルギーを実現する為にはエネルギーの供給と消費の両方が効率的であることが必要であり、供給側ではコ・ジェネレーションシステムの導入、消費側では独自の解析技術を用いて効率化を実現します。
また、生産品目の変化に応じて、エネルギー消費構造も変化する為、無駄なエネルギー消費を素早く把握するシステムづくりも重要です。
【技術開発(2)】
画像 工場における生産システム・プロセスの設計
基本プロセス設計と必要な生産能力に基づいて、生産ラインの流れを構築し、その流れに沿って単体機器を設計し、それらの機器の動かし方までより詳細にブレークダウンしていきます。
その対象には、プロセス関連設備だけではなく、設備の受け皿を造る建築、設備に動力を供給するユーティリティーの設計も含まれ、さらに、環境への影響を最小限に抑えることも求められ、非常に広範な知識が必要となってきます。
画像 分析・評価技術開発
化学分析や微生物分析においてさらに速く確実な分析評価方法を検討しており、最新技術を調査し、活用を試みております。工場での分析環境や分析担当者のスキル等も考慮し、実用的な技術を開発することが必要となっています。
また、法令や社会情勢をウォッチして、分析及び保証すべき項目を提示することも品質保証技術を担う者の役割となっています。
画像 パッケージング設備の開発、及び工場への導入
新しいパッケージへの対応やパッケージの自製化の為の設備を開発し、工場に導入しています。近年、次々と導入されているペット容器の自製化設備では、従来とは異なる技術に関する知識が必要とされ、日々、知識の獲得に勤しんでいます。しかし、今まで生産できなかった容器を生産できる設備が完成した瞬間は、非常にうれしいです。
画像 新工場・大型設備の設計・施工管理・立ち上げ(プロジェクトエンジニアリング)
規模が大きな設備導入では、関わる人・メーカーの数が増えるため、プロジェクト管理能力も必要となり、設備と設備の連結方法、最も効率的な工事の方法・順番などを検討し、設備を設計通り、納期通りに完成させることを目指します。
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