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2011年11月 サントリーホールでの公演より |
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No.sh0183 (2015.3.16)
ウィーン・フィルハーモニー ウィークイン ジャパン 2015
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2011年11月 サントリーホールでの公演より |
サントリーホールは「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2015」を10月に開催します。
1842年創立の歴史を誇るウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、多くの著名な作曲家や演奏家を輩出してきた音楽の都ウィーンに根ざして脈々と伝統を培い、世界最高峰のオーケストラとして、独特の豊麗な響きが世界の聴衆を魅了しています。
ウィーン・フィルの演奏を日本で定期的に聴くことができる「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」は、1999年にスタートしました。14回目となる今年は、2011年に好評を博したクリストフ・エッシェンバッハが再登場します。エッシェンバッハとウィーン・フィルは、ザルツブルク音楽祭や定期公演での共演をはじめ、08年にヨーロッパ・ツアー、11年にはアジア・ツアーで大成功を収め、15年4月にもヨーロッパ・ツアーを予定するなど、近年親密度を増しています。
今回の日本公演は、ウィーン・フィルならではのアンサンブルを堪能できる得意のレパートリーでのぞみます。モーツァルトの作品を中心としたプログラムで、東京公演は三大交響曲を一晩でお届けするほか、「協奏交響曲」ではウィーン・フィル トップソリストの息のあった演奏が楽しめます。また、名ピアニストでもあるエッシェンバッハが「ピアノ協奏曲」で待望の弾き振りを披露します。その他、ハイドン、ベートーヴェン、チャイコフスキー、プロコフィエフの作品を組み合わせて3公演をお届けする、魅力的なプログラムです。
また、期間中「音楽文化の実りと豊かな発展」というウィーン・フィルとサントリーホール共通の願いのもと、今年もウィーン・フィル首席奏者によるマスタークラスや、無料公開リハーサル等を開催します。
日本を定期的に訪れているウィーン・フィルは「日本は私たちのアジアでの故郷」と述べ、東日本大震災に際して「最も大切な日本の友人たちへ、お見舞いの気持ちを伝えたい」と100万ユーロの寄付を申し出ました。サントリーグループも同額を拠出し「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」を設立、被災地での活動を継続しています。今回の日本ツアーでは、東京、大阪、名古屋のほか、被災地のこどもたちに向けた“ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金「こどもたちのためのコンサート」”開催を岩手県内で計画しています。
[東京公演 チケットのお申し込み・お問合せ]
サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017/メンバーズ・クラブWEB http://suntoryhall.pia.jp/
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
― 記 ―
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2015
ダイワハウス 60周年 スペシャル
クリストフ・エッシェンバッハ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Wiener Philharmoniker Week in Japan 2015
Daiwa House 60th Anniversary Special
Christoph Eschenbach Conducts Wiener Philharmoniker
東京公演 |
【出演】 | 指揮:クリストフ・エッシェンバッハ Christoph Eschenbach, conductor 管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker |
【日時】 | 2015年 | 10月4日(日)16:00開演(15:20開場) 10月6日(火)19:00開演(18:20開場) 10月8日(木)19:00開演(18:20開場) |
【曲目】
10月4日(日) ハイドン:交響曲第92番 ト長調 Hob. I-92「オックスフォード」 Joseph Haydn: Symphony No. 92 in G major, Hob. I-92“Oxford” モーツァルト:オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための協奏交響曲 変ホ長調 K297b (オーボエ:クレメンス・ホラーク、クラリネット:エルンスト・オッテンザマー、ホルン:ロナルド・ヤネシッツ、 ファゴット:ハラルド・ミュラー) Wolfgang Amadeus Mozart: Sinfonia Concertante for Oboe, Clarinet, Horn, Bassoon and Orchestra, in E-flat major, K297b Clemens Horak, oboe/ Ernst Ottensamer, clarinet/ Ronald Janezic, horn/ Harald Müller, bassoon ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op. 21 Ludwig van Beethoven: Symphony No. 1 in C major, op. 21 |
10月6日(火) モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K488 (指揮・ピアノ:クリストフ・エッシェンバッハ) Wolfgang Amadeus Mozart: Concerto for Piano and Orchestra No. 23 in A major, K488 (Christoph Eschenbach, conductor and piano) チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード op. 48 Pyotr Il'yich Tchaikovsky: Serenade for String Orchestra, op. 48 プロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調 op. 25「古典交響曲」 Sergey Prokofiev: Symphony No. 1 in D major, op. 25 “Classical” |
10月8日(木) モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K543 Wolfgang Amadeus Mozart: Symphony No. 39 in E-flat major, K543 モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K550 Wolfgang Amadeus Mozart: Symphony No. 40 in G minor, K550 モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K551「ジュピター」 Wolfgang Amadeus Mozart: Symphony No. 41 in C major, K551 “Jupiter” |
【会場】サントリーホール 大ホール
【チケット料金】各日とも S35,000円 A30,000円 B25,000円 C19,000円 D13,000円
【チケット発売】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売 4月25日(土)10時〜5月9日(土) サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB http://suntoryhall.pia.jp/ (24時間受付) サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(10:00〜18:00 休館日除く) *要事前登録(無料・WEB会員は即日入会可) *1回(一人)の申込につき、1公演1席種S・A・B席4枚まで、C・D席2枚まで(座席選択可) *会員専用Pコード予約0570-02-9595 [Pコード:258-240](音声自動応答/24時間受付/座席選択不可) *窓口での販売はありません。 |
一般発売 5月17日(日)10時〜 ◎5月17日(日)のみ特別電話による受付 チケットぴあ 0570-02-9996(オペレーター対応/18時まで)、0570-02-9920(自動応答) ローソンチケット 0570-084-647(オペレーター対応/18時まで)、0570-084-636(自動応答) ◎5月17日(日)からのインターネットによる受付 *要事前登録(無料) |
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB | http://suntoryhall.pia.jp/ | |
チケットぴあ | http://pia.jp/t/wph/ | |
イープラス | http://eplus.jp/wph/ | |
ローソンチケット | http://l-tike.com/wph/ |
◎5月18日(月)以降の電話受付 |
サントリーホールチケットセンター | 0570-55-0017 | |
チケットぴあ | 0570-02-9999 [Pコード: 258-240] | |
ローソンチケット | 0570-000-407 [Lコード:39399] | |
*一般発売初日のサントリーホールチケットセンター(電話・窓口)でのチケット販売はありません。 *1回(一人)の申込につき、1公演・1席種4枚まで。 *先行発売で売切れとなった席種は、一般発売で販売しない場合があります。 |
【主催】サントリーホール
【特別協賛】大和ハウス工業株式会社
【後援】オーストリア大使館
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2015 概要 |
■本公演日程
10月2日(金)19:00開演 大阪 フェスティバルホール 問合せ:06-6231-2221 10月3日(土)18:00開演 名古屋 愛知県芸術劇場コンサートホール 問合せ:052-678-5310(クラシック名古屋) 10月4日(日)16:00開演 東京 サントリーホール 10月6日(火)19:00開演 東京 サントリーホール 10月8日(木)19:00開演 東京 サントリーホール |
■併催企画日程/東京 サントリーホール
無料公開リハーサル 10月4日(日)11:00〜12:00予定 ※応募方法は8月以降ご案内します。 ウィーン・フィル首席奏者によるマスタークラス<クラリネット> 10月5日(月)19:00開始予定 講師:エルンスト・オッテンザマー ※6月16日(火)発売予定 サントリーホール&ウィーン・フィルの青少年プログラム 10月8日(木)12:00開演 (一般発売なし) 中学・高校生を対象として学校単位で参加いただく公演です。(受付終了) |
※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=http://suntory.jp/HALL/)
【プロフィール】
■指揮・ピアノ:クリストフ・エッシェンバッハ Christoph Eschenbach, conductor and piano
1940年ポーランド生まれ。国際的ピアニストとして華々しいキャリアを築いた後、ジョージ・セル、カラヤンの薫陶をうけ1970年代より指揮活動に転進。1982〜86年にチューリッヒ・トーンハレ管首席指揮者を務めたほか、88〜99年にはヒューストン響の音楽監督、94〜2003年にはラヴィニア音楽祭の音楽監督、98〜2004年にはハンブルク北ドイツ放送響の首席指揮者、1999〜2002年にはシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭の芸術監督、00〜10年にはパリ管の音楽監督、03〜08年にはフィラデルフィア管の音楽監督を歴任。2010年よりワシントン・ナショナル響とジョン・F・ケネディ・センターの音楽監督。 1978年にはオペラ指揮にも領域を拡げ、ヒューストン歌劇場で『ドン・ジョヴァンニ』『フィガロの結婚』『エレクトラ』、シカゴ・リリック・オペラで『パルジファル』『ローエングリン』、2002年にはバイロイト音楽祭で『パルジファル』を指揮した。 2014/15年シーズンは、音楽監督を務めるワシントン・ナショナル響をはじめ、パリ管、ロンドン・フィル、ドレスデン・シュターツカペレ、ミュンヘン・フィル、ベルリン・ドイツ響、バンベルク響、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管など活躍は多岐に亘る。ウィーン・フィルとはザルツブルク音楽祭での共演や定期公演への登場をはじめ、08年にヨーロッパ・ツアー、11年には日本をはじめとするアジア・ツアーを大成功に導いた。15年4月にもヨーロッパ・ツアーを予定するなどその親密度は頂点に達している。 ドイツ政府より連邦共和国功労十字章、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章を受章している。 |
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■管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の歴史は、1842年3月28日、O.ニコライ(1810〜49)の指揮で行われたコンサートで幕を開ける。当初のコンサートは不定期であったが、1860年エッケルトの指揮で第一回の定期演奏会が開かれ、以来今日まで続けられている。常任指揮者は初代のニコライからエッケルト、デッソフ、リヒター、ヤーン、マーラー、ヘルメスベルガー、ヴァインガルトナー、フルトヴェングラー、クラウスと受け継がれ、1933年からは常任指揮者を置かず、客演指揮者によるコンサートを行っている。フルトヴェングラー、E.クライバー、クレンペラー、クナッパーツブッシュ、クラウス、ミトロプーロス、オーマンディ、シューリヒト、セル、ワルターなど20世紀のオーケストラの伝統を築いた巨匠たちをはじめ、ショルティ、アバド、C.クライバー、メータ、小澤征爾などの名指揮者が指揮台に立っている。1898〜1901年音楽監督を務めたマーラーをはじめ、ワーグナー、ヴェルディ、ブルックナー、J.シュトラウスII、ブラームス、R.シュトラウスなどが、時には指揮者またはソリストとして共演し、自らの作品を世に送り出した。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団はウィーン国立歌劇場に所属しながら、ウィーン・フィルハーモニー協会として自主運営を行っている。現在、本拠地ウィーンの楽友協会(ムジークフェライン)大ホールでの定期演奏会のほか、ニューイヤー・コンサート、ザルツブルク音楽祭への出演を中心に活動している。日本には1956年P.ヒンデミットの指揮で初来日して以来、名指揮者と共にツアーを行っており、2015年で32回目の来日となる。 | ![]() |
<参考>
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演一覧 |
(指揮者) | ||
第1回 | 1956年4月 | パウル・ヒンデミット |
第2回 | 1959年10-11月 | ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィリー・ボスコフスキー |
第3回 | 1969年2-3月 | ゲオルク・ショルティ/ウィリー・ボスコフスキー |
第4回 | 1973年3-4月 | クラウディオ・アバド |
第5回 | 1975年3-4月 | カール・ベーム/リッカルド・ムーティ |
第6回 | 1977年2-3月 | クリストフ・フォン・ドホナーニ/カール・ベーム |
第7回 | 1980年10-11月 | カール・ベーム/ロリン・マゼール |
第8回 | 1983年4月・第9回 | 1986年4月 ロリン・マゼール |
第10回 | 1987年3月・第11回 | 1989年10-11月 クラウディオ・アバド |
第12回 | 1991年3月 | アンドレ・プレヴィン/レオポルト・ハーガー |
第13回 | 1992年3月 | ジュゼッペ・シノーポリ |
第14回 | 1993年11月 | 小澤征爾 |
第15回 | 1994年10月 | ゲオルク・ショルティ |
第16回 | 1995年11月 | ジェイムズ・レヴァイン |
第17回 | 1996年9-10月 | ズービン・メータ/小澤征爾 |
第18回 | 1997年10月 | ベルナルト・ハイティンク |
第19回 | 1999年3月 | リッカルド・ムーティ *ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパンとして開始 |
第20回 | 2000年11月 | 小澤征爾 |
第21回 | 2001年10月 | サイモン・ラトル |
第22回 | 2003年11月 | クリスティアン・ティーレマン |
第23回 | 2004年11月 | ワレリー・ゲルギエフ |
第24回 | 2005年10月 | リッカルド・ムーティ |
第25回 | 2006年11月 | ニコラウス・アーノンクール |
第26回 | 2008年9月 | リッカルド・ムーティ |
第27回 | 2009年9月 | ズービン・メータ |
第28回 | 2010年11月 | アンドリス・ネルソンス/フランツ・ウェルザー=メスト/ジョルジュ・プレートル |
第29回 | 2011年10月 | クリストフ・エッシェンバッハ |
第30回 | 2013年11月 | クリスティアン・ティーレマン/ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ&指揮) |
第31回 | 2014年9月 | グスターボ・ドゥダメル |
以上
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