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大ホール正面に位置する パイプオルガン |
メインコンソール(演奏台)の 4段の手鍵盤と足鍵盤。 左右の丸いノブは74のストップ |
ブルーローズ(小ホール)の ライブビューイングの様子 |
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No.sh0155 (2013.12.26)
サントリーホール
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大ホール正面に位置する パイプオルガン |
メインコンソール(演奏台)の 4段の手鍵盤と足鍵盤。 左右の丸いノブは74のストップ |
ブルーローズ(小ホール)の ライブビューイングの様子 |
サントリーホールは、毎月1回(8月を除く)木曜日のランチタイムに、オルガン音楽を気軽にお楽しみいただく30分間の無料公演「サントリーホール オルガン プロムナード コンサート」を開催しています。この公演は、ホール開館5周年の1991年10月に開始して以来22年にわたり、多くのお客様にご好評をいただいてきました。オルガニストは開始当初からのベテランから新進気鋭の若手まで多彩な顔ぶれで、世界最大級のパイプ数を誇るサントリーホールのオルガンの響きを生かした、オルガニスト自身が企画した自由なプログラムをお楽しみいただけます。2011年からは就学前の小さなお子様連れのお客様にも気兼ねなく楽しんでいただけるよう、ブルーローズ(小ホール)の大型スクリーンで鑑賞していただけるようになりました。また同日開催で、ステージ周辺や楽屋、アーティスト・ラウンジなどを見学する応募型参加のバックステージツアーでは、オルガン プロムナード コンサートをツアー中に鑑賞していただいています。
【日程・出演】*7月以降は日程のみ | |||
2014年 | 1月23日(木)浅井美紀 (オルガン)Miki Asai, organ | ||
2月20日(木)山口綾規 (オルガン)Ryoki Yamaguchi, organ | |||
3月13日(木)青木早希 (オルガン)Saki Aoki, organ | |||
4月10日(木)梅干野安未(オルガン)Ami Hoyano, organ | |||
5月15日(木)オクタヴィアン・ソニエ(オルガン)Octavian Saunier, organ | |||
6月26日(木)小島弥寧子(オルガン)Mineko Kojima, organ | |||
7月24日(木)、9月18日(木)、10月30日(木)、11月20日(木)、12月18日(木) | |||
※ | 公演日の1週間前から、ホームページ(http://suntory.jp/HALL/)に曲目、出演者プロフィール・メッセージを掲載しています。 |
【時間】各日共 12:15〜12:45(12:00開場)
【会場】サントリーホール 大ホール
【料金】無料
【主催】サントリーホール
【後援】港区
【助成】平成25年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
(対象は3月までの3公演)
[公演に関するお問合せ]
サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
〒107-8403 東京都港区赤坂1−13−1 http://suntory.jp/HALL/
■サントリーホールのオルガン
サントリーホールのオルガンは、オーストリアのリーガー社による製作で、ストップ数74、パイプ数5,898本を有し、世界でも最大級です。1986年10月12日、オルガンのA(ラ)の音とともに、サントリーホールは産声をあげました。落成式典で、佐治敬三館長(当時)がAの音を鳴らし、オーケストラのチューニングが行われたのです。
以来27年余、大ホール正面に位置するオルガンは、その優雅で荘厳な響きでホールを満たしてきました。現在オルガンをメインとした主催公演は他に、12月にはクリスマスにちなんだ音楽をオルガンとともにお楽しみいただく「クリスマス オルガン コンサート」、7月にはオルガンを見て、聴いて、体験してもらう「それいけ!オルガン探検隊」のシリーズなど、バラエティに富んだ企画で好評をいただいております。
■オルガニストインタビュー
オルガン プロムナード コンサートやオーケストラの演奏会など、サントリーホールのオルガンを20年以上にわたって演奏されているオルガニストの新山恵理さんにお話をうかがいました。
♪ ♪ ♪
サントリーホールのオルガンは、多彩な音色をもつストップが揃い、機能も充実しているので、時代や作曲家などを選ばないオールマイティな楽器です。ですから、自分が今まで学んできたことを披露するのはもちろん、興味があっても実現できなかったことを試すことができます。またメンテナンスもきっちりされているので、演奏するにあたって今まで困ったことがありません。こういう当たり前のこと、制約がなく自由ということは本当に演奏者にとってありがたいことです。
“和音”の響きが好きだったことがきっかけでオルガニストになったのですが、サントリーホールのオルガンにはいろいろな音色が揃っていて、その組み合わせでどのような音色を作るのかを決めるレジストレーションの可能性が無限にあります。事前のイメージと実際の響きとは異なるので、リハーサルは最後まで納得のいく音色や響きを探す作業になりますが、そこがまた楽しいところですね。オーケストラと演奏する場合は、さらにオーケストラの響きの中でのオルガンの存在感やバランスの確認作業が必要で、指揮者と相談しながら決めることもあります。
オルガン プロムナード コンサートには、初めてサントリーホールに来られる方から、毎月楽しみにされている方まで様々なお客様がいらっしゃいます。聴きやすい旋律の曲から新たにオルガン用に編曲した作品まで、皆様に楽しんでいただけるよう、また自分自身が納得できる自由なプログラム構成を考えています。サントリーホールのオルガンは、バッハはもちろん重厚な音色を生かしてロマン派の曲、リード管のパイプを生かしたキレのある音色でフランスものなど、これからもいろんな挑戦をしたくなる、ずっと仲良くしていきたい楽器です。
オルガン:新山恵理
東京芸術大学音楽学部オルガン科卒業、同大学院修了。仏・リール国立音楽院では満場一致の一等賞を得て同音楽院を首席で卒業。その後もベルギー、ルクセンブルグ、スペイン、南仏等の各国際アカデミーにおいて研鑽を積んだ。各地の歴史的な楽器でのコンサートに出演、18世紀に建造された楽器の修復記念演奏会にも招待されている。現在は各地でのソロ演奏会に出演のほか、各オーケストラのオルガンパートを担当、またソリストとして共演。NHK-FM「朝のバロック」、NHK「名曲アルバム」等の収録、各合唱団、アンサンブルとの活動を続ける一方、レクチャーや講習会にも取り組んでいる。東京芸術劇場、浜松アクトシティ副オルガニスト。 | ![]() |
※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=http://suntory.jp/HALL/)
以上
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