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ニュースリリース
  • No.sh0220(2016/5/2)

サントリーホール30周年記念 国際作曲委嘱作品再演シリーズ
武満徹の『ジェモー(双子座)』
タン・ドゥン~Takemitsuへのオマージュ <武満徹没後20年>

『ジェモー』演奏風景

タン・ドゥン 

サントリーホールから生まれた武満徹、タン・ドゥンの名作を再演

 サントリーホールは、30周年を記念して国際作曲委嘱作品の再演演奏会として、武満徹『ジェモー(双子座)』と第17回委嘱作品、タン・ドゥン『オーケストラル・シアターII :Re -2人の指揮者と分割されたオーケストラ、バス、聴衆のための』の公演を、8月26日(金)に大ホールで開催します。

 世界第一線で活躍する作曲家に管弦楽作品を委嘱し世界初演を行う「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ」は、作曲家の故・武満徹の提唱のもと1986年のサントリーホール開館時にスタートし、これまでケージ、クセナキス、ノーノ、タン・ドゥン、ラッヘンマンなど38人の作曲家に新作を委嘱し、現代音楽の新しい扉を開いてきました。
 第1回委嘱作品である武満徹『ジェモー(双子座)』(1971-86)は、タイトルが示すように舞台上に対照的に配置された2人の指揮者と2つのオーケストラのための作品です。本作品は、初演より15年前の1971年にその一部がフランスで世界初演される予定でしたが、その特殊な編成のために実現不可能となり、「国際作曲委嘱シリーズ」の記念すべき第1作目として、新たに3楽章を追加した全4楽章の作品として完成されました。その後、サイモン・ラトルらが再演するなど高い評価を得ていますが、編成の特殊性のために演奏機会が非常に限られることから、本公演はきわめて貴重といえます。
 武満徹がその才能を絶賛したタン・ドゥン『オーケストラル・シアターII』(1992)は、『ジェモー』と同じく2人の指揮者、2群のオーケストラという編成で、指揮者のもと聴衆が「ホン・ミ・ラ・ガ・イ・ゴ」と唱えるという、聴衆をも楽曲の中に巻き込んでしまう大胆な構想の作品です。
 指揮には、指揮者としても世界的に活躍するタンとともに、気鋭の三ツ橋敬子が出演します。小澤征爾のアシスタントをつとめた三ツ橋は、小澤ゆずりの作品に対する深い洞察力で、武満徹とタン・ドゥンというアジアが生んだ2人の稀有の創造世界を存分に引き出してくれることでしょう。

[東京公演 チケットのお申し込み・お問合せ]
 サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB  http://suntoryhall.pia.jp/
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
 サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1  http://suntory.jp/HALL/

― 記 ―

サントリーホール30周年記念 国際作曲委嘱作品再演シリーズ
武満徹の『ジェモー(双子座)』
タン・ドゥン~Takemitsuへのオマージュ <武満徹没後20年>
Suntory Hall 30th Anniversary Commemorative Performance of Pieces
From Suntory Hall International Program for Music Composition
Takemitsu ‘Gémeaux’
Tan Dun, homage to Takemitsu <Takemitsu 20th memorial>

【日時】2016年8月26日(金)19:00開演(18:30開場)

【会場】サントリーホール 大ホール

【出演】
指揮:タン・ドゥン Tan Dun, conductor
三ツ橋敬子 Keiko Mitsuhashi, conductor
オーボエ:荒川文吉 Bunkichi Arakawa, oboe
トロンボーン:ヨルゲン・ファン・ライエン Joergen van Rijen, trombone
バス:スティーブン・ブライアント Stephen Bryant, bass
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra

プロフィールはこちら

【曲目】
武満 徹:ウォーター・ドリーミング-フルートとオーケストラのための(1987)
Toru Takemitsu: I Hear the Water Dreaming, for Flute and Orchestra (1987)
武満 徹:ジェモー(双子座)-オーボエ独奏、トロンボーン独奏、2つのオーケストラ、
 2人の指揮者のための (1971-86) (サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ 第1回委嘱作品)
Toru Takemitsu: Gémeaux, for Oboe solo, Trombone solo, two Orchestras and two Conductors (1971-86)
タン・ドゥン:オーケストラル・シアター II :Re -2人の指揮者と分割されたオーケストラ、バス、
 聴衆のための (1992) (サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ 第17回委嘱作品)
Tan Dun: Orchestral Theatre II: Re for divided Orchestra, Bass voice and Audience with 2 Conductors (1992)
タン・ドゥン:3つの音符の交響詩 (2010)
Tan Dun: Symphonic Poem on Three Notes (2010)

【チケット料金】S:4,000円 A:3,000円 B:2,000円 学生:1,000円
学生席はサントリーホールチケットセンター(電話・WEB・窓口)のみ取り扱い。
25歳以下、来場時に学生証提示、お一人様1枚限り。

【チケット発売】
下記にて2016年5月10日(火)10時より発売します。
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB http://suntoryhall.pia.jp/
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売:2016年4月29日(金・祝)10時~5月8日(日)
※先行期間中は窓口での販売はございません。
メンバーズ・クラブ先行限定で「Sのみ10%割引」

東京コンサーツ 03-3200-9755
チケットぴあ  0570-02-9999 Pコード292-603
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

【主催】サントリーホール

※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=http://suntory.jp/HALL/

 

【プロフィール】
■武満 徹 Toru Takemitsu, composer
1930年、東京に生まれる。おもに独学で作曲を学んだ。作品は、コンサート・ピースから電子音楽、映画音楽、舞台音楽、ポップ・ソングまで多岐にわたる。「タケミツ・トーン」と呼ばれた独特の響きは、世界中の演奏家、音楽ファンを魅了した。また1973年から1992年までおこなわれた「Music Today」の音楽監督や、1986年に始まった「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ」を監修するなど、常に同時代の音楽に高い関心をもち、多くの優れた作曲家を日本に紹介した。名エッセイストとしても知られ、『音、沈黙と測りあえるほどに』などの他多数の著書がある。1996年、65歳で死去。

■指揮:タン・ドゥン Tan Dun, conductor
世界的に知られるアーティスト、作曲家/指揮者であるタン・ドゥン。マルチメディアを活用しながら西洋と東洋の伝統を融合し、独創的でクラシック音楽の枠組みにとらわれない作風は、今日の音楽界で高い評価を得ている。グラミー賞、アカデミー賞、グロマイヤー賞作曲部門、ミュージカル・アメリカ・コンポーザー・オブ・ザ・イヤーなど数々の賞を受賞。GoogleとYouTubeから委託された「インターネット・シンフォニー」は、インターネット上で1,500万人の人々が聴取、オーガニック三部作「水・紙・陶器のための協奏曲」は多くのコンサートホールで演奏され、マルチメディア作品「ザ・マップ」はボストン響とヨーヨー・マによって初演され、30カ国以上で演奏されている。その他、「オーケストラル・シアターIV:門」、「マルコ・ポーロの4つのシークレットロード」、ピアノ協奏曲「ファイア」など、彼の音楽は世界中のオーケストラによって演奏され、オペラハウス、国際音楽祭、ラジオ、テレビなどを通して多くの聴衆から親しまれている。

■指揮:三ツ橋 敬子 Keiko Mitsuhashi, conductor
小澤征爾、小林研一郎、G.ジェルメッティ、E.アッツェル、H=M.シュナイト、湯浅勇治、松尾葉子、高階正光の各氏に師事。2006年トスカーナ管弦楽団とのツアーを指揮してヨーロッパ・デビュー、2008年第10回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールにて優勝。併せて聴衆賞、ペドロッティ協会賞を受賞し、最年少優勝で初の3冠に輝いた。10年第9回アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールにて女性初の受賞者として準優勝、聴衆賞も獲得。国内はもとより、ヨーロッパでのオーケストラ定期演奏会への客演も多く重ねている。2009年Newsweek Japan誌にて「世界が尊敬する日本人100人」に選出。2013年第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。

■オーボエ:荒川 文吉 Bunkichi Arakawa, oboe
1992年東京都出身。12歳よりオーボエを始める。2013年第82回日本音楽コンクールオーボエ部門第2位ならびに岩谷賞(聴衆賞)受賞。2014年第31回日本管打楽器コンクールオーボエ部門第1位ならびに文部科学大臣賞、東京都知事賞受賞。国際ダブルリード協会主催2015年度フェルナンド・ジレ=ヒューゴ・フォックス国際オーボエコンクール第2位(日本人過去最高位)。これまでに、ソリストとしてダグラス・ボストック指揮藝大フィルハーモニア、山下一史指揮東京ニューシティ管弦楽団と協奏曲を共演。2014年、大学4年在学中に東京フィルハーモニー交響楽団に入団。現在、同楽団首席オーボエ奏者。

■トロンボーン:ヨルゲン・ファン・ライエン Joergen van Rijen, trombone
"黄金の金管"と称される、名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者。モダン、バロック、両方の楽器に卓越する名手であり、オーケストラでの活躍の他、ソリストとしてもトロンボーンの可能性に挑戦する新しいレパートリーを常に開拓し、幅広い聴衆を魅了し続けている。
ロッテルダム・フィルの首席奏者を経て、1997年よりロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席奏者を務める。ソリストとしての客演も非常に多く、ヨーロッパ各国、アメリカ、カナダ、日本、中国、韓国、ロシア、シンガポール、オーストラリアなどで、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、チェコ・フィル、ロッテルダム・フィル等世界の名だたるオーケストラと共演。トゥーロン、ゲブウィラー、両国際トロンボーンコンクール優勝他、オランダ文化省よりオランダ音楽賞(2004年)、ボルレッティ・ブイトーニ財団賞(2006年)など、輝かしい受賞歴を誇る。ロイヤル・コンセルトヘボウ管委嘱によるテオ・フェルベのトロンボーン協奏曲他、数多くの新曲がファン・ライエンのために作曲されている。
室内楽でも、ニュー・トロンボーン・コレクティヴやRCOブラスなどのアンサンブルで活躍。
これまでに3枚のCDをリリース。
www.jorgenvanrijen.com

■バス:スティーブン・ブライアント Stephen Bryant, bass
アメリカ合衆国、ヨーロッパ、中東やアジアなど世界中のコンサート、オペラで活躍。
タン・ドゥン「新マタイ受難曲」、ナショナル・フィルハーモニックとのワーグナー「リエンチ」のライモンド、メンデルスゾーン「エリア」のタイトルロールなど、幅広いレパートリーを持つ。
とりわけ、タン・ドゥン作品演奏の第一人者として評価が高く、ダンテ役で出演したオペラ「マルコ・ポーロ」の初演はグラミー賞クラシック部門「ベスト・オペラ・レコーディング賞」にノミネート。その後も、バービカン・センターやベルゲン国際音楽祭やネーデルランド・オペラで再演を重ねる。
「新マタイ受難曲」は、ロサンゼルス・マスター・コーラスや国際バッハアカデミー・シュトゥットガルト、MDRライプツィヒ放送響と、「オーケストラル・シアターII」は、ハンブルク響などと再演している。その他、ニューヨーク・シティ・オペラには、数多くの役で出演。また、アメリカ合衆国スポレートフェスティバルでのメノッティのオペラ「霊媒」ゴビノー、サンフランシスコ・オペラでのスチュワート・ウォレスのオペラ「ハーヴェイ・ミルク」ロバート・ゴンザレス、プッチーニ「蝶々夫人」のボンゾなど、アメリカ各所の主要な歌劇場で活躍。

■管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra
1911年創立の日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約150名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。常任指揮者にダン・エッティンガー、桂冠名誉指揮者にチョン・ミョンフン、桂冠指揮者に尾高忠明と大野和士らを擁する。海外公演もこれまで数多く行い、近年では2005年11月のチョン・ミョンフン指揮による「日中韓未来へのフレンドシップツアー」に続き、13年12月に韓国・大邱市の招聘により日本から唯一アジア・オーケストラ・フェスティバルに出演、14年3月にはアジア・欧米6か国を巡るワールド・ツアーを行い国内外の注目を集めた。

 

以上

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