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ニュースリリース
  • No.sfa0049(2021/8/30)

第31回 芥川也寸志サントリー作曲賞
桑原ゆう氏の作品「タイム・アビス 17人の奏者による2群のアンサンブルのための」に決定

 第31回 芥川也寸志サントリー作曲賞(旧名:芥川作曲賞)は、8月28日(土)午後3時から東京・サントリーホールでの演奏会による公開選考の結果、桑原ゆう氏作曲の「タイム・アビス 17人の奏者による2群のアンサンブルのための」に決定しました。同氏には、賞状とあわせて賞金150万円が贈られました。

 芥川也寸志サントリー作曲賞は、戦後のわが国音楽界の発展に多大な貢献をされた故 芥川也寸志氏の功績を記念して、サントリー音楽財団(現・公益財団法人 サントリー芸術財団)が日本作曲家協議会の支援を得て1990年4月に創設したものです。故人の深い音楽愛、明晰な音楽観と音楽の振興によせられた熱情を追慕して、わが国の新進作曲家のもっとも清新にして将来性に富む作品を対象に、演奏会形式により公開選考を行うという、作曲賞としてはわが国で初めてのユニークな試みとなっています。さらに、受賞作曲家には新しいオーケストラ作品が委嘱され、2年後にその初演を行なうという複合的な賞です。
 サントリー芸術財団の母体となる鳥井音楽財団が1969年に設立されてから50年を迎えた2019年から、賞の志をより明確にするため、「芥川也寸志サントリー作曲賞」へ賞名変更するとともに、賞金を増額し、日本人新進作曲家のさらなる飛躍を応援しています。
 なお、この日、公開選考に先だって、第29回受賞者・稲森安太己氏の受賞記念サントリー芸術財団委嘱作品「ヒュポムネーマタ ピアノとオーケストラのための」の世界初演が行われました。 

▽第31回芥川也寸志サントリー作曲賞
桑原 ゆう(くわばら・ゆう)
『タイム・アビス』 17人の奏者による2群のアンサンブルのための 

<贈賞理由>
 最先端の作曲技術を駆使して、3種の時間の概念をベースとした新しい聴体験をもたらした点が高く評価された。

<略歴>
 1984年生まれ。東京藝術大学および同大学院修了。日本の音と言葉を源流から探り、文化の古今と東西をつなぐことを軸に創作を展開。国立劇場、神奈川県立音楽堂、静岡音楽館AOI、トランジット現代音楽祭(ルーヴェン)、I&I Foundation(チューリヒ)など、国内外より委嘱を受け、世界各地の音楽祭や企画で作品が取り上げられている。「淡座」メンバー。洗足学園音楽大学非常勤講師。 

 

第31回芥川也寸志サントリー作曲賞 選考経過

1.2021年3月9日(火)オンラインによる選考会において、2020年1月1日より2020年12月31日の間に国内外で初演された日本人作曲家の管弦楽作品を対象に、譜面と初演録音により、本賞にふさわしい清新にして豊かな将来性を秘めた以下3作品を「第31回芥川也寸志サントリー作曲賞」の候補に選定した。
選考委員は、近藤 譲・坂田直樹・原田敬子の3氏。(50音順)

◆桑原ゆう:『タイム・アビス』17人の奏者による2群のアンサンブルのための(2019~20)
初演=2020年3月1日
アルベルト・シュバイツァー・スクール・オッフェンバッハ(オッフェンバッハ・アム・マイン/ドイツ)
cresc...現代音楽ビエンナーレ「クラッシュコース ヒューマン_マシン」

◆杉山洋一:『自画像』オーケストラのための(2020)
初演=2020年8月30日
サントリーホール 大ホール サントリーホール サマーフェスティバル 2020
《ザ・プロデューサー・シリーズ 一柳慧がひらく 2020
東京アヴァンギャルド宣言~オーケストラスペースXXI-2》

◆原島拓也:『寄せ木ファッション』 琵琶とオーケストラのための(2020)
初演=2020年11月19日
NHK放送センター 505スタジオ
第89回日本音楽コンクール 作曲部門 本選入賞作品演奏

(50音順)

2.2021年8月28日(土)サントリーホール大ホールにおいて、上記3曲を公開演奏(指揮=杉山洋一、管弦楽=新日本フィルハーモニー交響楽団、琵琶=原島拓也)。演奏終了後、近藤 譲・坂田直樹・原田敬子3選考委員による公開討議(司会=沼野雄司)を行った結果、「第31回芥川也寸志サントリー作曲賞」受賞曲に桑原ゆう氏の作曲による「タイム・アビス 17人の奏者による2群のアンサンブルのための」が選定された。

3.公開選考終了後、直ちに同ステージにおいて贈賞式が行われ、サントリー芸術財団代表理事 堤 剛より賞状、賞金(150万円)が授与された。
なお、桑原ゆう氏にはサントリー芸術財団より新しいオーケストラ作品が委嘱され、完成後に同財団主催のコンサートで初演される。(委嘱料100万円)

  

以上

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