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サントリートップ > ニュースリリース > 第26回「芥川作曲賞」 渡辺裕紀子氏の作品 折られた... に決定
ニュースリリース
  • No.sfa0014(2016/8/29)

第26回「芥川作曲賞」
渡辺裕紀子氏の作品 折られた… に決定

©Kurt Remling

 第26回「芥川作曲賞」は、8月28日(日)午後3時から東京・サントリーホールでの演奏会による公開選考の結果、渡辺裕紀子氏作曲の 折られた… に決定しました。同氏には、賞状とあわせて賞金50万円が贈られました。
 芥川作曲賞は、戦後のわが国音楽界の発展に多大の貢献をされた故芥川也寸志氏の功績を記念して、サントリー音楽財団(現・公益財団法人 サントリー芸術財団)が日本作曲家協議会の支援を得て1990年4月に創設したものです。故人の深い音楽愛、明晰な音楽観と音楽の振興によせられた熱情を追慕して、わが国の新進作曲家のもっとも清新にして将来性に富む作品を対象に、演奏会形式により公開選考を行うという、作曲賞としてはわが国で初めてのユニークな試みとなっています。なお、この日、公開選考に先だって、第24回受賞者・鈴木純明氏の受賞記念サントリー芸術財団委嘱作品 テューバと管弦楽のための《1920》 の世界初演が行われました。

▽第26回芥川作曲賞
 渡辺裕紀子(わたなべ・ゆきこ)

<贈賞理由>
 自らの音に対する感性に従い、ひたむきに自分の言葉を捜そうとしている。新しい、リアリティのある響きに将来性を感じさせる作品として、高く評価された。

<略歴>
1983年生まれ。桐朋学園大学にて作曲を原田敬子、間宮芳生各氏に学ぶ。野村国際文化財団、ロームミュージックファンデーションより奨学金を受け、グラーツ音楽大学にてベアート・フラー氏に学ぶ。2011年オーストリアにてÖ1 Talentebörse-Kompositionspreise 受賞。2013年文化庁新進芸術家海外研修員。現在DAAD 奨学生としてケルン音楽大学Konzertexamen 課程に在籍し、ヨハネス・シェルホルン氏に師事。

 

第26回芥川作曲賞 選考経過

1.2016年3月17日(木)東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京において、譜面・録音による第1次選考会を開催。2015年1月1日より2015年12月31日の間に国内外で初演された日本人作曲家の管弦楽作品を対象に選考し、芥川作曲賞にふさわしい清新にして豊かな将来性を秘めた以下3作品を「第26回芥川作曲賞」の候補に選定した。選考委員は、小出稚子、法倉雅紀、三輪眞弘の3氏。(50音順)

◆大西義明:トラムスパースII~2群による18人の奏者のための(2013-15)
初演=2015年5月9日 ケルンフィルハーモニー
ケルン・アハトブリュッケン音楽祭

◆大場陽子:ミツバチの棲む森(2014-15)
初演=2015年2月15日 日立システムズホール仙台
仙台フィルハーモニー管弦楽団特別演奏会
東北の作曲家によるオーケストラ新作展

◆渡辺裕紀子:折られた…(2014-15)
初演=2015年5月6日 ケルン音楽大学
ケルン・アハトブリュッケン音楽祭

(50音順)

2.2016年8月28日(日)サントリーホール大ホールにおいて、上記3曲を公開演奏(指揮=杉山洋一、管弦楽=新日本フィルハーモニー交響楽団)。
演奏終了後、ステージにおいて、小出稚子、法倉雅紀、三輪眞弘 3選考委員による公開討議(司会=柿沼敏江氏)を行った結果、「第26回芥川作曲賞」受賞曲に渡辺裕紀子氏の作曲による 折られた… が選定された。

3.公開選考終了後、直ちに同ステージにおいて贈賞式が行われ、サントリー芸術財団代表理事 堤 剛より賞状、賞金(50万円)が授与された。
なお、渡辺裕紀子氏にはサントリー芸術財団より交響管弦楽曲の新作が委嘱され、完成後に同財団主催のコンサートで初演される。(委嘱料100万円)

 

以上

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