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ニュースリリース
  • No.13850(2021/2/8)

「Alliance for Water Stewardship(AWS)」と連携協定締結
日本の水のサステナビリティ推進のリーダーシップを担う企業に就任

― さらに、日本で初めてメンバーシップ企業に ―

 サントリーホールディングス(株)は、水の保全やスチュワードシップ(管理する責任)をグローバルに推進する国際標準の権威ある機関「Alliance for Water Stewardship(以下AWS)」より、日本における水のサステナビリティ推進のリーダーシップを担う企業への就任の要望を受け、その主旨に賛同することから、2月8日(月)に、「AWSアジア・パシフィック」と連携協定を締結しました。また、日本で初めて同機関のメンバーシップ企業となりました。

 AWSは、世界自然保護基金(WWF)やThe Nature Conservancy(TNC)などのNGOと企業が共同で設立した、水のサステナビリティをグローバルに推進する機関です。世界中の工場を対象とした持続可能な水利用に関するAWS認証を開発し、水の保全やスチュワードシップの推進に取り組んでいます。

 サントリーグループは、企業理念の中核である「人と自然と響きあう」のもと、ステークホルダーとの約束として「水と生きる」を掲げ、水に関するさまざまな活動に取り組んでいます。2017年策定の「水理念」に基づき、サントリー天然水 奥大山ブナの森工場が2018年に日本で初めてAWS認証を取得し、2019年にはサントリー九州熊本工場が取得しました。

 今回、サントリーグループの水のサステナビリティの活動に共感したAWSより、日本における水管理の啓発やネットワーク構築などリーダーシップを担う企業への就任の要望があり、「AWSアジア・パシフィック」と連携協定を締結しました。また、日本で初めてメンバーシップ企業となり、ステークホルダーの参画促進、共有可能なツールの開発や啓発などを推進していきます。
 今後も、水を大切に使い、きれいにして自然に還すだけでなく、水を育む森を守るなど、自然界における水の健全な循環への貢献、すなわち「水のサステナビリティ」を事業活動における最も重要な課題と認識し、自然環境の保全・再生につながる活動に取り組んでいきます。

●サントリーグループの取り組みについて
水を育む森を育てる「天然水の森」の活動を2003年から開始し、全国15都府県21ヵ所、約1万2千haまで拡大。“サントリーグループ国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水の涵養”という目標を2019年6月に達成しました。
次世代に向けた環境教育「水育」も、2004年から開始し、国内での活動を拡大する一方、2015年からはベトナム、2019年からはインドネシア、タイでも開始し、地元行政や地域の方々からも高い評価をいただいています。
2017年には、“水”に関わる活動を行う際の基本理念としてサントリーグループ「水理念」を策定しました。サントリーグループは、今後も、グループ全体が同じ理念を共有し、事業にとって最も重要な資源である“水”の保全に寄与する活動を、それぞれの地域環境に合わせて推進していきます。

▼サントリーグループの環境活動 https://www.suntory.co.jp/eco/
▼サントリー「天然水の森」 https://www.suntory.co.jp/eco/forest/
▼サントリー「水育」 https://suntory.jp/MIZU-IKU/

  

以上

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