〈参考資料〉
(1)日本のプレミアムビール市場について
プレミアムビール市場は2017年拡大する見込み |
ビール類総市場は、2003年に5億1,344万ケース※2でしたが、2006年以降5億ケースを割り込み、2017年には4億700万ケース(対前年98%)にまで縮小するものと推定されます。
こうした市場動向にあって、本格的な味わいを追求し、素材や製法にこだわったプレミアムビールは、消費者の幅広い支持を集め、2017年は対前年101%程度と伸長する見込みです。その結果、2003年には2.1%だったビール類総市場内におけるシェアも、2017年には7.7%にまで伸長し、ビール市場内でのシェアも15.2%になるものと推定されます。(図13)
※2 大瓶換算(1ケース=633ml×20本)
(2)「ザ・プレミアム・モルツ」の販売動向
5年ぶりに大幅リニューアルを実施した「ザ・プレミアム・モルツ」 |
「ザ・プレミアム・モルツ」は、今年5年ぶりに中味・パッケージを大幅リニューアルしました。2月の料飲店様向け樽生先行発売を皮切りに、プレミアムフライデーを活用した取り組みや「ザ・プレミアム・モルツ フェスティバル」の開催など、飲用体験を創出する連続したマーケティング活動を展開しました。お客様からは“溢れだす華やかな香り”と“深いコク”に大変高い評価をいただき、2017年1-4月の販売数量は対前年105%と好調に推移しています。
今後も、ギフトシーズンやハレの日などあらゆるお客様との接点において、よりいっそう積極的なマーケティング活動を展開し、2017年間で対前年103%となる1,770万ケースの販売を目指します。(図14)
以上