ニュースリリース

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No.12106   (2014.7.8)

サントリー芸術財団コンサート
「TRANSMUSIC 音楽のエッセンツィア
“現代音楽の楽しみ方”作曲家 三輪眞弘(みわ まさひろ)を迎えて」
開催


 サントリー芸術財団(代表理事:堤 剛、鳥井信吾)は、11月8日(土)、いずみホール(大阪市)において、コンサート「TRANSMUSIC 音楽のエッセンツィア“現代音楽の楽しみ方”作曲家 三輪眞弘を迎えて」を開催します。

 2003年からスタートした「TRANSMUSIC 対話する作曲家」は、旬の作曲家と特別ゲストとのコラボレーションを通じて、作曲家の多彩な音楽活動の世界を紹介してきました。2010年からは新シリーズ「TRANSMUSIC 音楽のエッセンツィア」としてスタート、同時代の作曲家とその音楽世界に、より深く関心を寄せていただくとともに、トークや演奏などを通じて新しい音楽作品への接し方をご提案するものです。

 今回は、作曲家やメディア・アーティストなど様々な顔を持ち、国際的に注目される三輪眞弘氏をとりあげ、氏が長年取り組んでいる〈人工音声〉に着目した委嘱新作や代表作品をお楽しみいただきます。MIDIアコーディオンや、シンギング・マシンといった人工音声を発声するために特別に開発された楽器も登場して歌います。演奏の合間には音楽を聴く達人である伊東信宏氏と現代音楽の聴き方や楽しみ方、その魅力などについてトークを繰り広げます。来場者全員に新作の楽譜をお持ち帰りいただくなど、三輪氏の作品の音楽の粋(エッセンツィア)に触れていただく試みも実施します。

プロフィールについてはこちら

―   記   ―

▼公演名 「TRANSMUSIC 音楽のエッセンツィア“現代音楽の楽しみ方”作曲家 三輪眞弘を迎えて」
▼公演日時 2014年11月8日(土) 開演16:00
▼会場 いずみホール
(所在地:大阪市中央区城見1−4−70)
▼曲目 三輪眞弘:
万葉集の一節を主題とする変奏曲
MIDIアコーディオンと管弦合奏のための(2014) (サントリー芸術財団委嘱)世界初演

海ゆかば MIDIキーボードとパソコンのための
―〈万葉集の一節を主題とする変奏曲〉内包曲―(2014) (サントリー芸術財団委嘱)世界初演

【楽譜プレゼント】

  ひとのきえさり、藤井貞和の詞による序奏と朗読
シンギング・マシン、アイントンと9人の演奏者のための(2013)

フォルマント兄弟:歌謡曲「夢のワルツ」
MIDIアコーディオンとオーケストラのための(2012 / 2014)

クラーレンス・バルロ:
ナイルの1月 室内オーケストラのための(1984)

三輪眞弘氏、マーティン・リッチズ氏、伊東信宏氏によるトークセッションも実施。
▼出演 野平一郎(指揮)
岡野勇仁(MIDIアコーディオン)
マーティン・リッチズ(美術家)
いずみシンフォニエッタ大阪
▼監修 伊東信宏、岡田暁生、西村朗
▼入場料 S4,000円 A3,000円 B2,000円
学生券1,000円
※全指定席
※学生券はいずみホールチケットセンターのみ取り扱い
▼主催 公益財団法人 サントリー芸術財団 http://suntory.jp/sfamusic/
▼協力 いずみホール(一般財団法人 住友生命福祉文化財団)
▼助成 公益財団法人 朝日新聞文化財団
▼協賛 サントリーホールディングス株式会社
▼制作協力 東京コンサーツ
▼前売り(7月31日(木)10時〜発売)
  いずみホールチケットセンター 06−6944−1188
チケットぴあ 0570−02−9999
http://t.pia.jp/
〔Pコード:234−271〕
ローソンチケット 0570−000−407
〔Lコード:58520〕

[プロフィール]

〈三輪 眞弘(みわ・まさひろ)〉
1958年東京に生まれる。国立ベルリン芸術大学及び国立ロベルト・シューマン音楽大学で作曲を学ぶ。1980年代後半からコンピュータを用いたアルゴリズミック・コンポジションと呼ばれる手法で数多くの作品を発表。1989年入野賞第1位をはじめ、2004年芥川作曲賞、2007年プリ・アルスエレクトロニカでグランプリ(ゴールデン・ニカ)、2010年芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。近著「三輪眞弘音楽藝術 全思考一九九八−二〇一〇」をはじめ、CDや楽譜出版など多数。旧「方法主義」同人。「フォルマント兄弟」の兄。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授。



以上

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