ニュースリリース

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No.11967   (2014.2.6)

RTDに※1関する消費者飲用実態調査
サントリーRTDレポート2014
―  世代を超えてますます浸透。40−50代の食中酒としても拡大傾向  ―
―  性・年代による「甘さ」「アルコール度数」の選択傾向が顕著に  ―

RTDに関する消費者飲用実態調査 サントリーRTDレポート2014

I.RTD市場について
 2013年のRTD※1市場は、1億2,910万ケース※2(対前年105%)と伸長し、6年連続で前年を超え、過去最大の市場規模に成長しました。
 今後も引き続き好調に推移し、2014年は1億3,260万ケース(対前年103%)に拡大するものと推定されます。

II.消費者飲用実態調査
 (1)拡大を続けるRTD需要

  −最近購入して飲んだお酒:「RTD」が全体の第2位、20代では約7割となり第1位に
−RTDを食事中に飲む人が増加。なかでも40−50代男性に顕著な傾向
−RTDの食事中の飲用理由:「料理と一緒に楽しめる味・フレーバーが増えた」が第2位に上昇

 (2)RTDの“甘さ”への意識

  −世代があがるにつれて“甘くないRTD”、若い世代は“甘いRTD”を選択する傾向

 (3)RTDに求められる“オフ機能”

  −性別を問わず求められるRTDの“オフ機能”。飲用理由は体への気遣い

 (4)アルコール度数による楽しみ方の違い

  アルコール度数の高いRTD:男性、特に世代があがるにつれて支持。最も求められている度数は「8%」で、飲用理由は“経済性”と“飲みごたえ”
アルコール度数の低いRTD:20代から支持。最も求められている度数は「3%」

 (5)“お酒の入り口”としてのRTD

  お酒を飲み始めた当時自宅でよく飲んでいたお酒:「RTD」が「新ジャンル」を抜き第2位に上昇。20代では4割超となり第1位
※1 「Ready to Drink」の略語。そのまますぐ飲める缶チューハイや缶カクテルなど低アルコール飲料を表しています。
※2 1ケース=250ml×24本換算

I.RTD市場について
<市場全体の動向>

 2013年のRTD市場は、1億2,910万ケース(対前年105%)と伸長し、6年連続で前年を超え、過去最大の市場規模に成長しました。(図1)
 RTD市場は引き続き好調に推移し、2014年は1億3,260万ケース(対前年103%)に拡大するものと推定されます。

図1

<機能系RTDの動向>
 拡大するRTD市場において、機能系RTD※3市場も伸長を続けており、2013年は4,980万ケース(対前年104%)となりました。(図2)
 近年の健康志向を受け、機能系RTDに対するニーズは引き続き増加傾向にあり、この傾向は今後も継続していくことが予想されます。

 ※3 既存商品と比較し、カロリーをオフにしたものや、糖類(または糖質)をゼロ(オフを含む)にしたものの総称を表しています。

図2

II.消費者飲用実態調査
<調査概要>

 ・調査会社 (株)マクロミル
 ・調査対象 (1) 最近1ヵ月にアルコールを飲用した20代〜50代の男女3,000人
(2) (1)のうち、最近1ヶ月に市販のRTDを飲用した人1,406人
 ・調査方法 インターネット調査
 ・調査日 2013年11月9日

(1)拡大を続けるRTD需要
(1)−1)日常的に飲用するお酒としてますます伸長

最近購入して飲んだお酒
「RTD」が全体の第2位、20代では約7割となり第1位に

 最近1ヵ月にアルコールを飲用した人に、自分で購入して自宅で飲んだお酒について質問したところ、「ビール」(60.1%)、「RTD」(46.9%)、「新ジャンル」(42.4%)の順となりました。(図3)特に20代では、「RTD」が68.8%で第1位となりました。
 前回調査時(2012年11月)と比べると、「RTD」と回答した人の割合は20代で0.8%、30代で1.3%、40代で2.7%、50代で4.8%増加しており、全世代でRTDを飲用する人が増えていることがわかりました。(図4)

図3

図4

(1)−2)食事シーンで高い存在感をみせるRTD

RTDを食事中に飲む人が増加。なかでも40−50代男性に顕著な傾向

 最近1ヵ月にアルコールを飲用した人に、自宅で食事をする時に飲むことが多いお酒を質問したところ、約4割(38.5%)の人が「RTD」と回答、前回(35.8%)より増加しました。男性は全世代で「RTD」の回答率が上昇し、なかでも40−50代では顕著な傾向が見られました。食事と一緒にRTDを楽しむスタイルが浸透しつつあるようです。(図5)

図5

 また、最近1ヵ月にRTDを飲用した人に、自宅でお酒を飲むシーンを酒類別に質問したところ、「食事やおつまみなどを食べているとき」に「RTD」を飲むと回答した人は51.1%となり、「ビール」(46.3%)や「ワイン」(38.6%)などを抑えて第1位となりました。(図6)

図6

(1)−3)食事中の飲用理由

RTDの食事中の飲用理由
「料理と一緒に楽しめる味・フレーバーが増えた」が第2位に上昇

 自宅で食事をする時にRTDを飲むことが多いと回答した人に、その理由を質問したところ、「料理と一緒に楽しめる味・フレーバーが増えた」(36.6%)が前回より増加し、「様々な味があるので、自分にあった味を楽しめる」(44.0%)に次ぐ第2位となりました。また、「甘すぎない商品が増えた」(30.1%)も前回より増加しました。(図7)
 多様な味わいが楽しめることに加え、食事と相性の良いRTDが増えたことが、RTDの食事シーンへの浸透理由となっているようです。

図7

(2)RTDの“甘さ”への意識

世代があがるにつれて“甘くないRTD”、若い世代は“甘いRTD”を選択する傾向

 最近1ヵ月にRTDを飲用した人に、RTDを飲む際に選ぶ甘さについて質問したところ、「主に甘くないものを選ぶ」は、20代で17.3%、30代で28.7%、40代で40.3%、50代で46.3%となり、世代があがるにつれて“甘くないRTD”への支持が高まることがわかりました。一方、「主に甘いものを選ぶ」は、若い世代ほど回答率が増加し、世代間でRTDの“甘さ”に対する意識は大きく異なることがわかりました。(図8)

図8

(3)RTDに求められる“オフ機能”

性別を問わず求められるRTDの“オフ機能”
飲用理由は体への気遣い

 最近1ヵ月にRTDを飲用した人に、RTDにカロリーや糖類などがカットされている“オフ機能”は必要か質問したところ、女性の2人に1人(55.5%)は「オフ機能はあった方がいい」と回答しました。また、男性も4割以上(41.9%)が“オフ機能”を支持しており、性別を問わず“オフ機能”を求める人が多いことがわかりました。(図9)
 また、現在オフ機能系RTDを飲用している人にその理由を質問したところ、「太らなさそうだから」(47.7%)、「体にやさしそうだから」(36.3%)、「ダイエットに良さそうだから」(32.2%)が上位となりました。(図10)

図9

図10

(4)アルコール度数による楽しみ方の違い
(4)−1)“アルコール度数の高いRTD”飲用者の特徴

男性、特に世代があがるにつれて支持される“アルコール度数の高いRTD”
最も求められているアルコール度数は「8%」

 最近1ヵ月にRTDを飲用した人に、RTDを自分で購入する際、主にどの程度のアルコール度数を選ぶか質問したところ、男性のほうがより「主にアルコール度数の高いものを選ぶ」傾向にあることがわかりました。また、20代男性では22.5%、30代男性では32.5%、40代男性では40.3%、50代男性では44.0%と、世代があがるにつれてその傾向が強まっています。(図11)

図11

 また、RTDを自分で購入する際、主にアルコール度数の高い缶チューハイを選ぶと回答した人に、最も自分向けだと思う缶チューハイのアルコール度数を 質問したところ、「8%」(31.3%)、「7%」(24.5%)、「9%」(16.5%)の順となりました。(図12)
 アルコール度数の高い缶チューハイとして最も求められているのは8%のようです。

図12

(4)−2)“アルコール度数の高いRTD”の飲用理由

“アルコール度数の高いRTD”の飲用理由は、“経済性”と“飲みごたえ”

 “アルコール度数の高いRTD”を飲むことがあると回答した人に、その理由を質問したところ、「ストレスを発散したいから」(53.8%)に加え、「手頃な価格で酔うことができるから」(52.4%)、「飲みごたえのあるものが好きだから」(49.7%)、「強いお酒の味わい、アルコール感を楽しめるから」(47.0%)が上位となりました。
 “アルコール度数の高いRTD”は、手頃な価格でしっかり酔える経済性と、高アルコール度数ならではの飲みごたえが支持されているようです。(図13)

図13

(4)−3)“アルコール度数の低いRTD”飲用者の特徴

20代に支持される“アルコール度数の低いRTD”
最も求められているアルコール度数は「3%」

 最近1ヵ月にRTDを飲用した人に、RTDを自分で購入する際、主にどの程度のアルコール度数を選ぶか質問したところ、「主にアルコール度数の低いものを選ぶ」は、20代男性では26.1%、20代女性では39.4%と、男女いずれもが他の世代と比較すると最も高い回答率となりました。(図14)“アルコール度数の低いRTD”は、20代に最も支持されていることがわかりました。

図14

 また、RTDを自分で購入する際、主にアルコール度数の低い缶チューハイを選ぶと回答した人に、最も自分向けだと思う缶チューハイのアルコール度数を質問したところ、「3%」(54.1%)、「4%」(18.4%)、「5%」(14.1%)の順となりました。(図15)
 アルコール度数の低い缶チューハイとして最も求められているのは3%のようです。

図15

(5)“お酒の入り口”としてのRTD
(5)−1)20代の“お酒の入り口”第1位はRTD

お酒を飲み始めた当時自宅でよく飲んでいたお酒
「RTD」が第2位に上昇。20代では4割超となり第1位

 最近1ヵ月にアルコールを飲用した人に、お酒を飲み始めた当時自宅でよく飲んでいたお酒を質問したところ、「RTD」(17.7%)が前回より増加し、「新ジャンル(第3のビール)」(16.6%)を上回り第2位となりました。(図16)
 また、20代では「RTD」が4割超(41.9%)で第1位となっており、お酒を飲み始めるきっかけとしてRTDが浸透していることがわかりました。(図17)

図16

図17

(5)−2)お酒を飲み始めた20代がRTDを選択する理由

お酒を飲み始めた20代がRTDを選択する理由
“気軽さ”“飲みやすさ”

 最近1ヵ月にアルコールを飲用した20代のうち、お酒を飲み始めたときに自宅でRTDをよく飲んでいたと回答した人に、その理由を質問したところ、「気軽に飲めそうだったから」(39.9%)、「飲みやすそうだったから」(38.5%)「アルコール度数が低そうだったから」(23.6%)など、気軽さや飲みやすさを支持する回答が上位となりました。
 また、「味が甘そうだったから」(26.4%)、「自分の好きな味が選べそうだったから」(25.7%)など、多様なフレーバーがあり、好みの味を選べる点も評価されているようです。(図18)

図18



以上

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