ニュースリリース

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No.11751   (2013.4.15)

サントリー文化財団
2012年度「若手研究者のためのチャレンジ研究助成」決定


 公益財団法人サントリー文化財団(理事長 鳥井信吾)は、2012年度「若手研究者のためのチャレンジ研究助成」として、応募総数392件のうち14件を助成対象に決定しました。助成総額は1,344万円です。なお、本助成は、2012年度に新設したプログラムです。

 本助成は、人文科学・社会科学の分野において、学問的に新しい視点を持ち、社会的にも広がりのある研究を志す、意欲的な若手研究者のサポートを目的としています。助成期間中には、助成を受けた方々が一同に会し、異分野の識者に対して研究報告を行う場を設け、学際的視野を広げる機会を提供します。

 本年度の助成対象は、「チャレンジ研究助成」の趣旨にふさわしい、意欲的で斬新な試みを行う24歳から37歳までの14名の若手研究者の研究に決定しました。いずれの研究も、政治、経済、文化人類学、哲学などの専門分野において独自の着想に基づくものであると同時に、多方面への広がりや発展性が見込まれるもの、従来の学問や現代の社会問題に新しく有用な視点を提示するものなど、今後の可能性や将来の飛躍を期待できる内容です。

*選考委員

  青木 保氏 (国立新美術館館長)
五百旗頭 真氏 (熊本県立大学理事長)
北岡 伸一氏 (政策研究大学院大学教授)
白石 隆氏 (政策研究大学院大学学長)
張  競氏 (明治大学教授)
宮本 又郎氏 (大阪大学名誉教授)

*この件に関するお問合せ先
 公益財団法人サントリー文化財団 研究助成係
   Tel 06−6342−6221  Fax 06−6342−6220

◆若手研究者のためのチャレンジ研究助成

No. 氏名 所属 研究テーマ
1 阿部 由美子 東京大学大学院総合文化研究科
博士後期課程
満州人社会から見る「中国」近代史
― 辛亥革命と「優待条件」の再検討 ―
2 伊藤 言 東京大学大学院人文社会系研究科
博士課程
死の脅威を異質な他者の受容に結びつけるための研究
― 注意の焦点の観点から
3 大塩 量平 早稲田大学大学院経済学研究科
博士後期課程
18世紀後半ウィーンにおける劇場活動の社会経済史的分析
4 岡本 佳子 東京大学大学院総合文化研究科
博士後期課程
ハンガリーと日本の文化「交流」史
― 世紀転換期の文学を中心に
5 荻原 祐二 京都大学大学院教育学研究科
博士後期課程
日本の個人主義はいかに孤独を生み出すか?文化心理学による検討
6 鎌田 由美子 早稲田大学高等研究所
助教
近世日本における絨毯の輸入、受容、生産についての実証的研究
7 酒井 朋子 東北学院大学教養学部
講師
長期紛争の記憶における風景の意味およびその絵画的・触覚的表現についての研究
8 菅原 裕輝 京都大学大学院文学研究科
博士後期課程
神経科学の哲学の基盤構築
9 高見 典和 早稲田大学政治経済学術院
助教
1960年代アメリカの賃金統制政策にかんする歴史的考察
10 塚田 鉄也 同志社大学法学部
嘱託講師
ヨーロッパ統合の正当化におけるアジアの役割
11 中屋敷 千尋 京都大学大学院人間・環境学研究科
博士後期課程
差異を含めた民主主義の再構成
― インドにおけるカースト制度の事例から
12 林 大輔 慶應義塾大学大学院法学研究科
助教
戦後中国をめぐる英米関係 冷戦外交と帝国外交の相克、1945年〜1950年
13 東島 雅昌 ミシガン州立大学政治学部
博士課程
選挙はいかにして独裁者に資する制度となるのか?:権威主義体制の選挙の理論とその実証研究
14 毛利 亜樹 筑波大学人文社会系
助教
海洋レジーム形成における海洋経済権益をめぐる中国外交

(敬称略・氏名50音順)



以上

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